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ワンルームマンション投資はぼったくりか?【投資家が知るべき本質】


 投資用ワンルームマンションは「ぼったくり」か?この質問は非常にストレートであり、誰もが疑問に思うポイントかもしれません。結論を述べる前に、「ぼったくり」とは何を指すのかを確認しておきましょう。

「ぼったくり」の定義と背景

 「ぼったくり」とは、法外な料金を請求する行為を指します。具体的には、一般的な相場や価値を大きく超える金額を支払わせることです。この「法外な料金」が基準になりますが、法的に問題があれば、そもそも金融機関は融資を行わないでしょう。

 かつては都市銀行や地方銀行が積極的にワンルームマンション投資に融資をしていましたが、最近はその動きが鈍化しているように見えます。しかし、完全に融資が止まったわけではありません。融資が行われている限り、法的な問題や「ぼったくり」とは言えないということです。

ワンルームマンション投資のコスト構造

 次に、ワンルームマンションが「高い」と感じる理由について考えてみましょう。よく比較されるのが、広いマンションや戸建てとの価格差です。たとえば、4LDK(約100㎡)が1億円、1K(約25㎡)が3300万円だとします。単純に面積だけで割ると、1Kの方が1㎡あたりの価格が高くなります。

 これは当然のことです。1Kの部屋でも、居住空間だけでなく、リビング・キッチン・トイレ・浴室が揃っているため、単位面積あたりの価格は割高になるのが一般的です。この構造を「ぼったくり」と感じるのは、あくまで価格の捉え方の問題に過ぎません。不動産である以上高く見えてくるのは仕方ないと言いますか当たり前すぎて表現に困惑します。失礼ではなく安いと思っていますか?です。車ですら今は高いです。しかも中古車で買ったらいつ停まってもエンジンがかからなくなっても本来売主に責任はありませんが高額なためすぐに止まると合法でも心象悪いので修理してくれるところは修理するだけです。

ワンルームマンション投資の利回りと金利

 次に、金利の話です。ワンルームマンション投資においては、金利は1.6%から3%程度が一般的です。住宅ローンの金利に比べると高いですが、これは商品性の違いによるもので、車のローンやフリーローンと比較すれば、特に「ぼったくり」とは言えません。

たとえば、車のローン金利は0.85%から4%前後、フリーローンは15%から18%程度です。これに比べれば、ワンルームマンションの投資金利はむしろ低い部類に入ります。法的に問題ない範囲での金利設定であり、「ぼったくり」ではないのです。

利益率と投資商品としての健全性

 それでも、「利益を取りすぎている」と感じる人もいるでしょう。これは、投資用ワンルームマンションが高額であるため、開発・販売会社が大きな利益を得ているように見えるからです。

 実際、新築のワンルームマンションは、定価を決定し利益を見込んで価格設定されます。しかし、この価格は投資家の収支バランスを見て、管理会社や賃貸会社と調整されるため、完全に不合理な価格設定ではありません。また、不動産会社も利益がなければ経営が成り立たず、リスクを負った事業運営ができなくなります。

 もしワンルームマンションが売れ残った場合、金融機関からの融資が滞り、会社が破綻する可能性もあります。金融機関との融資調整や在庫リスクを負う企業としては、ある程度の利益を確保しなければ経営が成り立たないのです。ちなみに売れ残ったらどうなるかご存じな方いますか?借入を興し登記費用をかけ事務手数料や登記費用、取得税で100万位はかかるのでは無いでしょうか。大手で借入すればもう少し安いですが売るとき大変なんです。それはまたの機会に。

投資家の見極めとリスク管理

 最終的には、ワンルームマンション投資が「ぼったくり」かどうかは、投資家自身がどう見極めるかにかかっています。価格だけに惑わされず、物件の将来性や市場動向、管理体制などを考慮し、適切な判断を下すことが重要です。

 ワンルームマンションの利回りは一般的に4%から6%程度であり、他の投資商品と比べても悪くない数字です。もちろん、リスクも伴いますが、そのリスクを理解し、適切に管理すれば、健全な投資商品として利用できるでしょう。

結論:ワンルームマンション投資は「ぼったくり」ではない

 ワンルームマンション投資が「ぼったくり」と言われるのは、主に価格に対する誤解や利益構造に対する認識不足が原因です。確かに高額な商品ですが、それには正当な理由がありますし、法外な料金を取っているわけではありません。

 金融機関が融資を行っている限り、ワンルームマンション投資は健全な投資商品と見なされており、適切な判断を下せば利益を生むことができるのです。

 先程のように1件約定日がきて売れ残ったら約100万です。
 10件もあったら1000万のマイナスですそんな100万単位どころか1000万の単位で動いていたら予測が大変になるのはわかるかと思います。
 
 3000万で売れるマンションを3300万で購入も2700万円で購入も 
 どちらも高いのは当たり前です。
 質は違いますが

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