「デューン(DUNE)」(実写映画 ドゥニ・ビルヌーヴ監督)の感想

「デューン(DUNE)」(実写映画 ドゥニ・ビルヌーヴ監督)
視聴環境:TOHOシネマズ池袋

※ネタバレします。

【内容】
人類が地球外惑星に暮らすようになったはるか未来の王子の物語。
江戸時代の将軍のような偉い皇帝に領地替えを命じられた主人公一族。
皇帝の陰謀で、王様の父を殺された主人公は、命からがら逃げおおせ、元から現地に住んでいた一族からの信頼を勝ち取る。

SF小説の古典的名作「砂の惑星」の映画化。

【感想】
興行成績がいまいち伸び悩んでるとのことで、今日観ることに。
早めに池袋のグランドシネマサンシャインのIMAX上映で観ようと現地で座席取ろうとしたら、際どい席しか残っていなかったので、通常上映の夕方からの回を観ることにしました。
自分の観た回は、客席6割くらい埋まったか感じでした。
主演のティモシー・シャラメ目当ての若い女性などか4割くらいいた感じでした。

その主演のティモシー・シャラメですが、萩尾望都の描く美少年そのものの感じの美少年でした。
実際は25歳だそうですが、普通に15歳の役の年齢に見えました。

この映画全体としては、CGとかのビジュアルも凄いですが、役者の演技力で成立しているようなシーンも多いかったです。

とはいえ、見せ方や演出は、けっこうアート映画ぽい感じでした。
映画の最後が、ナイフでの決闘シーンという地味なシチュエーションとか…
サンドワームの全体像をはっきりとは見せないチラリズム的な見せ方とか…

あと、ナウシカやスターウォーズなどの作品イメージの元ネタという話を盛んにされていますが、ビジュアルイメージから作品コンセプトまで、いい意味で見事にパクられまくってたんだなあということがよくわかったりもしました。

https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/

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