「39 刑法第三十九条」(実写映画 森田正光監督)の感想

「39 刑法第三十九条」
視聴環境:ネット配信

【内容】
神経喪失者として責任能力を問われている殺人犯と、その鑑定助手の女性のやりとりを通して、事件の真相に迫る。

※ネタバレします。

【感想】
かなり歪な作品だなあ、と感じました。
結構わかりやすい二重人格もので、ちょっと「羊たちの沈黙」のレクター博士ぼかったりして、なにか時代を感じたりしました。
演出面やラストの展開も含め、かなり変わった映画でした。
最後、法廷での心理鑑定をするというシーンになるのですが、裁判所の人間が途中何故か全員裸になったりとか…
法廷での心理鑑定の様子を、鑑定助手が事前に想定して封書に入れて、裁判官や弁護士に渡して、内容もその通りだったとか…

主演の鑑定助手役の鈴木京香も、殺人犯役の堤真一もまだ若くて初々しい感じでした。
刑事役の岸部一徳がいい感じに薄気味悪くて、良かったです。

https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04529/

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