「お菓子の記憶」(昭和館)

昨日は、急遽用事で、九段下の方に行くことになり、ついでに駅近くにある昭和館で展示を観てきました。
入場料無料のそれ程大きくない展示スペースでしたが、戦中戦後のお菓子に関する展示。
戦時中の物のない中での質素な手作りお菓子や…
ミルクやバターが苦手だった昔の日本人に向けに森永が作ったキャラメルが大ヒットしたことで、他のお菓子メーカーがキャラメルを次々に発売することになったとか…
わりと普段考えたことがなかったお菓子についてのあれこれを資料込みで解説しており、興味深く観ることが出来ました。


神田といえばカレーが有名なので、ネット調べて、カレーを食べみることにしました。
資料館からはかなり離れていますが、「インデラ」という店がやすく評判が良さそうなので行ってみることに。
地下にあるこじんまりとしたカンター席メインの年季の入った店内。
11時半頃とかねり早い時間に入店したこともあってか、3人ほどが席でカレーを食べていました。
(お盆休みで、ここも空いているかもしれません。)
店の奥にいる妙齢の女性に、辛さを聞くと、うちのカレーはそんな辛くないとのことで、辛口カレーの大盛り(800円)を注文。
すぐに出で来たそのカレー、それほど辛くなく、欧風カレーを日本人の口に合うようにした感じの味付けで、コクと旨みのあるとても美味しいカレーでした。
カウンターに沢山のトッピングのおかずが置かれており、店主(?)の女性がカレーの横に小皿に持ったトッピングを何皿も並べて、
「これはザーサイに野菜を和えたもの。これはハスの甘く煮たもの」など解説してくれました。
途中、生姜を甘辛く煮たものや、サイコロ状にきった蒟蒻の煮付けなども出して並べてくれました。
大盛りは、かなりの量でしたか、おかずも大量にあって、かねりお腹一杯になりました。
色々と解説してくれるので、「ありがとうございます。美味しいです」と言いながら黙々と食べていました。
この感じはなんだろうと思っていたのですが…
親戚の家や、亡くなった祖母の友達に家に行った時に、沢山ものを食べさせてくれたあの感じだなあと、思い至ったりしました。
そういえば、以前、とある女性漫画家が、年寄りは若者に飯を食べさせたがるものだ、と言っていたなあ、とか…
帰り際、店主の方に「ごちそうさま、とても美味しかったです」と言って店を出ようとしたら、ニコニコと上機嫌で、「また来てくださいね」と言ってくれました。
また、行こうかなあ…

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