「スター・ウォーズ エピソード4 新たな希望」
視聴環境:Amazon prime video
【内容】
言わずと知れたスターウォーズシリーズの初めに作られた作品。
【感想】
映画はシリーズを一通りは観ている程度のスターウォーズ弱者ですが、必要性が何年か振りに見返して観ました。
単純に単体の作品どうこうといった枠では収まらない作品になっているのだと感じました。
兎に角、作品鑑賞中、その後作られた続編やスピンオフ作品、スター・ウォーズとジョージ・ルーカスに関するドキュメンタリー映画や、本で読んだ解説などの知識が無数にチラついたり…
御多分に洩れず、子供の頃、テレビ放送をワクワクしながら観ていたこと記憶や、その後は1997年に特別編を友人と劇場に観に行ったことが思い起こされたり…
基本的には、1997年版の映像を使っているので、1977年当時の特撮を使った映像を、1997年当時の技術で作られたCGが合成されていると言った映像になっていて、こんな感じだったなあと思い出したりしながら観ていました。
20代の家族と一緒に観ていたのですが、1970年代の作品とは思えない綺麗な映像で、そんなに古さを感じない作品だということを言っていたのが印象に残りました。ジョージ・ルーカスがやっていた映像の修復や付け足したことは、新しい観客を取り込むといった面に関しては、成功している面もあったのではないかと感じました。
物語のプロットとしては、辺境の惑星に住む青年が、銀河帝国の手に落ちた姫を助け、自ら乗る戦闘機に乗り巨大兵器を備えた銀河帝国の宇宙要塞を破壊する…
と言った感じでしょうか?
典型的な英雄譚に準え作られたプロットとのことで、そこら辺は非常にわかりやすい作りになっているなあと…
しかし、この作品の場合はその世界観や、それを形成する当時としては斬新なデザインやルックなど、それ以外の面も大きい作品なのだと改めて感じる作品だったりもしました。
ここまで書いてきて、熱烈で物凄い分厚いファン層のいる存在を感じる作品もそうそうないと感じる作品だったりしました。
本当に異常なほど詳しく、何十回何百回と見倒し続けるファンのいる世界で、それに耐えうる作品を作れたらということ1つとっても、凄いことなのだと感じたりしました。
ルーカスフィルムが、ディズニーに売却されてから、スターウォーズ作品の新作が作られるようになり、この世界がより強固な神話体系的なものになって行くのでしょうね。
後世の人間がそれを振り返った時、このスターウォーズ世界がどう映るんですかねえ…
https://starwars.disney.co.jp/movie/episode4.html