「イブの時間 劇場版」(アニメ映画)の感想

「イブの時間 劇場版」(アニメ映画)
視聴環境:ネット配信

【内容】
人間そっくりのお手伝いロボットが普及し始めたばかりの日本(?)を舞台にした近未来SF。

高校生男子の主人公は、自宅で使うお手伝いロボットの不審な行動を感じる。
彼はロボットに記録された位置情報を元に、「イブの時間」というロボットも人間も分け隔てなくくつろげる秘密の喫茶店へと辿り着くのだか…

インターネット配信された作品(各15分程度)を、まとめ直した劇場版アニメ。

※ネタバレします。

【感想】
10年くらい前に面白いと話題になっていた作品。
加入している配信サービスに入っていたので観てみました。
近未来SFなので、結構派手なアクションシーンなどあるのかと思ったのですが…
基本的には派手なアクションシーンなどなく、ある種会話劇的に展開。
観ている感覚としては、セリフのやり取りや、人の出入りのさせ方が、凄く演劇ぽい。
基本的には、喫茶店「イブの時間」がメインで物語が展開しています。
それに、主人公の住む家や、学校をメインに非常に限定された空間で、決まったメンバーで少ない人数でのシーン。
Wikipediaをチラッと観たら、高校時代に演劇やってたんですね…
それがわかってから思い返してみると、高校演劇などやっていた人の脚本だなあと感じたりもしました。
密室空間でのやり取りが続き、絵変わりがあまりしないので、そこら辺は欠点でもあるとは思いますが…
台詞回しや設定の面白さで、しっかりと楽しませて貰えた作品でした。

http://studio-rikka.com/timeofeve/

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