「ゴーストバスターズ/アフターライフ」

視聴環境:Amazon prime video

【内容】
ネタバレします。

亡くなった祖父の家に暮らすことになったシングルマザーの親子。
家のリビングで、発見した機械から、祖父がお化けの駆除業者「ゴーストバスターズ」のメンバーであるがわかり…

大ヒット映画シリーズ「ゴーストバスターズ」1、2の続編映画。


【感想】
初代ゴーストバスターズのメンバーの孫が、新たにゴーストバスターズを引き継いで、新しい物語を再始動するというアツいプロット。
少年少女がゴースト退治をするという正当なファミリー映画として、今の世界に蘇らせるというのは、目の付け所が良いなあと思ったりしました。
これを家族で観に行く世代の親世代が観ていたはずで、そういった面での狙いもなかなか良いなあと…
とはいえ、日本ではそれ程ヒットしたという記憶もなかったんですが…
コロナ禍で上映が延期になったり、前作の女性が主役の映画版でゴタゴタがあったりして、今回はあまり注目が集まらなかったのかなあと思ったりしました。
今回の監督は、シリーズ1、2の監督アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが監督をしているとのことで、このシリーズに関する想いも強いのかもと感じた作品でした。
こんなシュチュエーションでの公開でなかったら、もっと注目され、ヒットした作品になったんじゃないかなあと…

とても80年代テイストなアメリカ映画といった雰囲気の作品でした。
カーアクションなどの感じや、SFXの感じや、音楽とか、最近のハリウッド映画では感じないエンタメ感を感じた作品でした。
あと、わさわざ映像を再生させるのに、ブラウン管テレビのテレビデオでビデオ再生したり…
初代の映画で、ゴーストバスターズが乗っていたボロボロの車が出てきたり…
過去のゴーストバスターズメンバーが出演していたり…
あの映画の初代や2作目のゴーストが意外な形で出てきたり…
なんか違う世代の家族が一緒に鑑賞しながら、楽しく観れるような作品と感じました。
どうも次作の制作予定もあるようなので、それなりに成功した作品という評価のようですが…
初代の監督さんは、この作品の公開当時亡くなってしまっているとのことて、作品の復活を見届けてから亡くなったということかなあと…

あと主演の少女マッケナ・グレイスがとても魅力的だったのが印象に残りました。

今風のモチーフとしては…
東洋系の同級生がポットキャストを配信していたり…
主人公が過去を知るために、YouTubeで祖父の映っているゴーストバスターズのテレビCMを観たり…

これを観たきっかけとしては、「ほいチョイプロジェクト」のYouTube番組で「ゴーストバスターズ」の映画の中で1番面白いと勧めていたので気になって観てみることに…
必ずしもここでお勧めしている映画が、面白いと思うものばかりではなかったのですが、なんか観たくなる解説です。
これって、映画を含め数々の企画を実現してきた馬場康夫氏ならではといった感じかなと思ったりしました。

しかしあのゴーストバスターズの主題歌が、本編の中で全然流れないのは、ちょっと勿体ないかもとも感じたりしました。

しかし、エンドロールが流れた後、2回もおまけの映像(?)の映像があったりして、サービス精神満点の作品でした。

https://bd-dvd.sonypictures.jp/ghostbustersafterlife/

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