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『推しの子』(アニメシリーズ 感想2回目)

【内容】
ファンによって殺されたトップアイドルには、世間から隠れて産んだ男女の双子がいた。彼ら二人はアイドルファンの生まれ変わりで、高校生になった女はアイドルとなり、男は芸能界の裏方から始まり役者として道を歩くこととなる。


【感想】
あまり気の進まない他のことやりながら、随分と久しぶりに、ながら観してたんですが…(ここに感想書くの2回目です。)
声優の演技合戦的な要素があって、そこも見所だったんだと気付きました。
観ていてふと、子役が大きくなって仕事がなくなっていくとか、声優やっている人たちってかなりの率、子役出身ということに思い立ちました。
話題作ということと芸能界ものということで、そこら辺のこともあって声優さんが物凄く力入れているなあと…
声優の世界の希望者と活躍できる枠との違いを考えると、地下アイドルなどのある今のアイドル業界よりもよりシビアで厳しい業界で生き残って来た人たちなんですよね。
花澤香菜みたいにバラエティやCM、ラジオ、はたまた海外でまで活躍しているようなのは、例外中の例外なんだなあと…

なんか転生ものというフォーマットとかアイドルものといった企画から、あんまりアニメの作りとかには目が行かなかったのですが…
相当考えて構成とか脚本も作り込んだ作品だったんだなあと感じました。

アニメであるということでのリアリティラインを下げているのと、程良くコメディ要素を入れることで、逆にちゃんとこんな設定なのにドラマを描けているなあと…
今まで積み上げてきたアニメ的な文法と、アイドルという日本特有な文化とか、今の日本でしか成立させられないものを成立させていると感じました。
ライブシーンの中で、一曲の中でキャラクターの心情が一気に変化していくドラマの作り方とからは、それまでのタメを作ったのが聴いていると感じました。

https://ichigoproduction.com

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