「凶悪」(実写映画)の感想

「凶悪」(実写映画)
視聴環境:ネット配信 

※ネタバレします。

【内容】
死刑判決の出た凶悪犯からの申し入れで、面会に行った雑誌記者。娑婆でのうのうと暮らす共犯者を貶めるために、凶悪犯は様々な余罪を打ち明け、記者へと記事にするように依頼する。

実際に起きた凶悪殺人事件を題材にしたノンフィクション小説を元にした映画。

【感想】
ピエール瀧が、非常な殺人犯役を熱演しており、その非道ぶりが半端ない。
物語が進むにつれて、出てくる様々な残忍な殺人。
腹を抱えながら、なぶり殺しにしていったり…
でも、どこか憎めず、愛嬌がある凶悪犯…
面会室で被疑者のピエール瀧と展開する雑誌記者の山田孝之は、瀧が飄々と話す残虐な殺人話に思わず笑顔が溢れたりし始める。
殺人というハードルを易々と乗り越えていく男の狂気の世界が、現実の世界を侵食し始める。
映画「孤狼の血」を観て面白かったので、観始めたのですが…
凶悪犯役のピエール瀧と、共犯役のリリー・フランキー、2人のカジュアル感じと唐突なバイオレンス展開。
日常性のすぐ隣にある狂気。
命の値段が物凄く安く、価値が物凄く軽い…
見所たっぷりの映画でした。

https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/movie/77879/

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