【転職スキル④】転職活動前にスケジュールを確認すべし!その2
さて、前回転職活動にあたって、逆算でスケジュールを確認していくことの重要性をお伝えしたが、今回は更にそれを深堀していきたいと思う。
改めて、何故スケジュールの確認は重要なのか?
そもそも何故、スケジュールの確認がそこまで重要なのか?不退転の決意で転職に挑んでいるんだし、自分の決めたタイミングで内定が取れるかも分からないのに。
それは確かにその通り。究極的には内定が出たタイミングが転職のタイミング、ということだが、前回述べたように、残される人達には残される人達の都合がある。
ましてや、40代、中間管理職にもなれば尚更だ。そして、そういった人達への配慮、それはひとえに、現職における良好な人間関係の維持のため、と言える。
喧嘩別れをしないために
転職先で40代に求められものはなにか。それは、即戦力としての活躍、であるが、ことメガバンク出身者における期待値は、なによりも「人脈」であると言える。
ひとりひとりはスーパーマンではなくとも、組織力で巨額の利益を稼ぐメガバンク。その組織力、人脈こそが、40代で転職を志す者の財産であり、全てと言っても過言ではない。
従って、現職における良好な人間関係、人脈を維持することも、転職活動の重要なファクターであり、そのためにも円滑なスケジューリングは非常に重要なのだ。
銀行における退職規定、人事異動のタイミング、人繰り、案件の状況など、数えていけばきりがないが、例えば異動が発令されてひと月後に転職します、では周囲の反感、更には取引先の企業などからもあの人は常識がないのでは、と思われてしまい、社内外の人脈を失いかねない。
40代の転職では忍耐が大事
ただでさえ転職に対して理解のないメガバンク。ましてや40代の中間管理職ともなれば尚更だ。
転職活動中はただただ活動していることをひた隠し、退職の報国を会社にした後は激しい引き留めに合うかもしれないし、時には邪険な言葉を投げかけられるだろう。
それでも我慢だ。ひたすらに。売り言葉で買い言葉では何も得はしない。既に転職を決めているなら、現職の人達は同僚ではなくお客様だ。お客様から何を言われても、逆ギレする営業マンはいないだろう。
不確定要素が多く、正確なスケジュールなど描けないかもしれないが、それでも、可能な限り、スケジュールの確認、イメージを固めておきましょう。近い未来の自分のためにも。
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