マッチングアプリで19人の女性と会った人間の末路

「恋人が欲しい!」
そう思って、マッチングアプリを始めました。
この記事は、そんな気持ちでアプリをはじめ、19人と会って彼女ができなかった人間のお話です。

これだけ会えて、彼女ができない人間はなかなかいないと思ったので、記事にしました。

ただ思い付きでキーボードを叩いているので、話の落としどころや構成をまったく考えていません。

読みづらかったり、微妙なオチになって記事が終わっていたり、と満足度の低い記事になるかもしれません…。

そんな記事でもありのままをお伝えしているので、変わった人間の珍しいエピソードが好きな方は、ぜひ見ていってください!

前置きが長くなりましたが、語っていきますね。

2022年3月アプリ開始

始めたアプリは「pairs」と「omiai」。
お金にゆとりはあったので、両方6か月プランにしました。
両方とも、時期は少しづらしているので、およそ8か月間これらで活動していました。
「8か月もあれば、彼女くらいできるだろ」
と自分を過信していました…。

彼女が欲しくて8か月で19人と出会った

マッチングアプリという神のようなツールのおかげで、女性苦手の私でも19人の女性と会えました。

まったく恋愛にご縁のない私でしたが、アプリ上では人気会員になれたらしく(会った人から聞いたので、不正確)、たくさんの人と会えました。

しかし、2回目以降のデートに行けた方は、3人のみ。

ほかの16人の方は、2回目に誘わなかったり、誘っても未読スルーになったりでした。

5人目?と11人目?と14人目?あたりにお会いした方とは、2回目のデートに行けました。

その他にも二人、2回目デートの約束をしていたのですが、

・コロナになった(後日、再度誘いましたが、既読スルー)
・他の並行して進めている方とお付き合いすることになった

ということで、中止になりました。

19人出会えたのに、彼女はできなかった

19人の方と出会えましたが、彼女は結局できませんでした。
自分に彼女ができないと考えられる原因は、たくさんあります。

ありすぎて、どこから直してよいのか分からないのが現状。

その中でも特に、直すべき点は、

「自分に中身がないこと」

私はいわゆる「無キャ」という類の人間です。
趣味や目標、個性がない人間。
それが無キャ。

何をやっても没頭できない。ハマれない。
いや、ほかの人より主体的に行動していないからなのかもしれません。

サウナやジムには、めちゃめちゃ行きますが、好きというよりただの「習慣」。

お酒も好きですが、深く語れるものは何もありません。

好きなお酒と聞かれても、「いいちこ」や「ハイボール」などの浅い回答しかできません。

私はどこかでこれを直さなきゃいけないと思いつつも、どう直してよいかわからず、日々漫然と生きてきました。

中身や軸がないから自分に自信を持てない

中身がないため、深い話ができませんでした。
自分が深い話ができないから、あまり深い話に話題を持っていくこともできません。

できたしても、過去の恋愛話や幼少期の話などその程度。

それ以上深掘ると、自分が中身がないのがバレてしまう。

自信がないから、私は軸や中身は作らず、上辺だけの対策をとるようになりました。

自信ある風に振る舞うためにトーク術を学んだ

自信がないから、相手を笑わせるトークを覚えて、「オモしろいキャラ」を作るためにトークを学びました。

Youtubeでひたすら動画を見あさって、「役に立つと思った動画は再生リストに保存し、ひたすらスキマ時間に聞く」を繰り返しました。

「ナンパ師の音声」や「恋愛系の情報発信をしているYouTuberの音声」を聞きまくりました。

おかげで1回目のデートなら、出会って30秒以内に笑わせて、冗談をたくさん言う適当キャラの印象をつけられ、どうでもいい話でもしやすい雰囲気を作れるようになりました。

本当は、「陰キャ」や「二軍にいそう」と言われるくらい根暗な自分が、「コミュ力おばけ」や「おしゃべりですね」「絶対ナンパしてるでしょ」「誰とでも話せそうですよね」「話の広げ方上手いですね」と初対面の人に言われるくらいになりました。

初対面でなら、そんなに深い話をする必要もないし、「相手の話を聞く」メインで進行しておく。適度にイジる。自虐を挟む。相手の努力や価値観をほめる。これらをしておけば、きまづい雰囲気なく、デートは終了しました。

上辺のキャラを作ったおかげで2回目のデートにいけるようになった

私は上辺のキャラを作ったおかげで、ちょこちょこですが2回目のデートに行けるようになりました。

2回目のデートでもそこまで、深い話をしないで、面白キャラで行けばいいので、特に困ることはありませんでした。

デートコースも調べたり、下見したりして、歩く道も決めていたので余裕な感じで振る舞えました。

もちろん沈黙の時間もありましたが、それほど焦らず、「ネタ思いついたら話せばいいや」くらいになりました。

4,5時間一緒にいても、会話に困ることもなく、「イケるかも」と思えるようになりました。

人によっては「手をつなごう」とこちらから誘い、手をつなぐことに成功しました。

3回目のデートで2人の女性に振られる

適当キャラのおかげと、デート慣れのおかげで、なんとか3回目のデートにありつけるようになりました。

幸いなことに、「めっちゃタイプ」と思えるような子に限って、事がうまいように運びました。

11人目?にあった子と14人目?あたりにあった子です。

11人目?の子は2回目のデートで告白成功後に振られる

11人目の子には、2回目のデートの終わり間際に告白し、3回目のデートで振られました。

振られた理由は、深い話ができず会話がつまらくなったから。
3回目くらいになると、どういうキャラで会ってよいか分からなくなってしまいました。

いつまでも冗談を言う適当キャラで会うと、それはそれで上辺だけのキャラみたいに思われそうで、適当キャラをやめなければなりませんでした。

3回目のデートでは、素を出すことになるのですが、私には残念ながら中身がありません。自分の軸もありません。

3回目のデートでこの上辺だけを作ったハリボテキャラがばれて、「別れたい」と言われました。

相手は気を使って、「好きな人ができたから、別れたい」と言ってくれました。

これがお付き合いし始めて、「4日後」の話です。

他に相手を傷つけないで振る方法が分からなかったのでしょう。

別れる直前に、「どうして付き合ったのか?」を聞きました。
彼女から帰ってきた言葉は、

「良い人だったから」

これがいわゆる、世間で言われる「いい人どまり」というやつか!

と実感しました。

私は別れた直後、「気を付けて帰ってな!いい人見つけてな!」だけを言って、その子とは終わりました。

落ち込んでも仕方ないので、すぐにマッチングアプリを再開しました。

14人目?の子には3回目のデートで告白して振られる

14人目にあった子は、超ドタイプでした。
自分の理想を具現化したような子で、男性がまさに好みそうな女性でした。

見た目はすごく育ちの良いお嬢様風。ガードも固めでLINEは付き合った人としか、交換したくないと断られました。

アプリでの人気もすごく、1000いいねほどを貰っていました。
いわゆる「人気会員」というやつで、会えないと思っていましたが、なんとかアポを取れました。

初回デート当日、その子が自分の前に現れて、衝撃を受けました。

「清楚でゆるキャラで人当たりのいい人」まさに理想の人でした。
私はハリボテの適当キャラで笑いを取り、良い雰囲気でデートが終了し、2回目のデートアポも取れました。

2回目のデートもうまく行き、6時間ほど一緒にいました。

3回目のアポも取れ、告白する想定でデートプランを練りました。
告白できそうなスポットを調べ、おしゃれなお店も予約し、デート前日に下見をし、歩く道も決めていました。

3回目デート前に吉報が舞い込んでくる

そんな私にラッキーなことが発覚しました!

「お相手がプライベートモードに」

他の男性の画面に彼女は表示されないので、他の人と同時並行していない限り、ライバルがいない状態。
もう「自分」か「他の同時並行中の男性」かに絞っている状態だと考えられます。

お相手が自分以外にやり取りしていなければ、告白成功確率はかなり高いと考えられます。

私は「めちゃめちゃ失敗してきたし、傷ついたし、落ち込んだし、今まで全然恋愛もダメダメだったけど、諦めないでやってきて良かったな」と勝手に成功する想定でいました。

いよいよデート当日

ついにデート当日です。
駅に待ち合わせし、パンケーキを食べ、犬カフェに行きました。

パンケーキや犬カフェに行く道中は、それなりに話が盛り上がりましたが、問題は犬カフェを終えた後。

まったく話が続けられなくなりました。
もう浅い話はできない雰囲気がありました。

浅い話をしても盛り上がらない。
しかし重大な問題がありました。

「自分には中身がない」
「中身がないから、深い話ができない」

自分が好きなことが何か分からない。過去の自分は恋愛経験も浅いから、深く話せることがない。

大学2年生までアトピー性皮膚炎で悩まされ、醜形恐怖症で人前に立つことを嫌い、サークルや部活もしておらず、コミュ症でした。恋愛はおろか、人と話すこともままならない状態でした。もちろん、今も人と話すのは苦手です。

昔から根暗で、人に話せるほどの輝かしいエピソードもない自分だったので、ひたすら隠そうとしていました。

一切自己開示ができず、ハリボテも剥がれた私は、ひたすら盛り上がりもしない浅い会話をすることになります。

雰囲気が悪いまま告白して断られる

どうやっても盛り上がらず、3回目のデートにして初めて、「気まずい」という感覚になりました。
少し重い雰囲気の中、「どうせ、もう次は会えない」「せめて中途半端ではなく、ちゃんとノーをもらいたい」という思いで告白しました。

今思えば、断ることは相手にも負担なので、告白するべきではなかったのかと思ったりもします。でも、ちゃんと「ノー」をもらえないと、執着してしまう。

「あの時、告白しておけばよかった」と後悔してしまうと思い、振られる覚悟で告白しました。生まれて初めて、振られる前提の告白をしました。

どう断られたのかは、まったく覚えていません。ただ「よろしくお願いします」とは言われなかったことだけは覚えています。

お相手にフィードバックをもらう

振られた後は一緒に駅まで、帰ることに…。

別れ際に、お相手に「今後のために自分の直した方がよいところを教えてほしい」と伝えました。

その時に言われたことは二つ。

・「面白い話をしようとしなくていい」

「たくさん質問してくれたのは嬉しかったけど、あなたのことは全然しらない。もっと教えてほしかった」

14人目に会った女性より

ここで自分は、

  • 自分に中身や軸がないこと

  • 自分に自信がないこと

  • 自己開示をしていないこと

を反省しました。

今思えば、11人目の子もそうでした。
まったく自分の話をしていませんでした。
自分に中身や軸がないから、深い話もできませんでした。

最後くらい良い終わり方をしたい

振られた後、一緒に駅まで帰っていたのですが、電車も同じ方向でした。気まずい中、相手の乗り換えとなる駅に着きました。

私は、自己中心的なデートをしてしまったことを詫びたい気持ちと、良い別れ方をしたいという思いで、「最後だから、見送らせて」と言いました。

電車を降りて、彼女が乗る電車のホームまで一緒に行きました。
何を話したかを記憶に残っておらず、「貴重な時間をありがとう」といったことくらいしか覚えていません。

相手は、「いつアプリやめるか分からないから、LINEだけ交換しよう」と言ってくれました。

嬉しい反面、余計忘れられなくなりそうで、辛かったことを覚えています。

※とりあえず、交換はしたものの未練を断ち切るため、自分からは連絡できないように削除しました。お相手からの連絡を受け取れる設定にはなっています。

19人と会って彼女ができなかった私の現在

振られた後、私は自分の軸や中身を見つけようと思い、自己理解本を読んだり、一人でさみしく旅をしてみたりしました。

自己理解は以外と手順が多く、もう2週間ほどワークに取り組んでいます。

そこで自分について分かったことは、以下の4つ。

①意義の感じられないもの(娯楽・ギャンブルなど)には、ハマれない→趣味は意義を感じられないので、深く関心を示さない。

②意義のあるものには、人よりもコミットできる→意義があるものなら、お金や時間を惜しみなく使える。

③QOL(自分を高めたり、利便性を高くなったり、生活を効率化する)を上げるようなことをするのが好きで、このことに関してはコミットできる→筋トレやサウナ、自己啓発には自然と興味を持ち、続けられる。

④自分が悩んでいた分野に対して、克服した方法をほかの人に伝え、人生に夢中にさせたいと思っている。

今後はこの自分の価値観、得意なこと、好きなことをいかし、自分がQOLを上げた・改善した情報をSNSか何かで発信できていけたらいいと思っています。

私はこの自己理解を通して、以下の「本当にやりたいこと」を定めました。

【本当にやりたいこと】
自分がQOLを追求し、レベルアップして、その方法を同じ悩みをもつ人に発信し人生に夢中になってもらう。

大事なこと(価値観):夢中(人生に夢中になってもらう)
得意なこと(才能):コミットする。追求する。
好きなこと(情熱):QOL

この「本当にやりたいこと」はまだ変わるかもしれませんが、とりあえずこちらを指針に、今後は行動して、軸・中身のある人間になっていきたいと思います。

長くなってしまいましたが、全部読んでいただきありがとうございました。

こんな写真もない、文字の羅列をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

中途半端な終わり方ですが、お許しください…。

最後に

最後に恋愛ですが、アプリはとりあえず辞めますが、4人だけご飯のアポイントを取れました。

その方々とはご飯に行きたいと思います。

ただ、まだ自分の軸や中身はしっかりしていないので、振られると思います。

今後は自分に軸を持ち、弱みもさらけ出せる人間になっていけるように邁進してまいります。




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