見出し画像

【仕事の探し方】王道の手法5選のメリット・デメリット(向いている人・向いていない人)

転職を考えたとき、自分のスタイルに合う方法で、自分が転職したい企業が見つかる方法で転職活動をしないと失敗してしまうことも。

仕事の探し方は無数にありますが、シンプルにこちらの5つの方法が仕事探しの王道です。

1.転職サイト
2.転職エージェント
3.知人などに紹介してもらう(リファラル採用)
4.ハローワーク
5.無料の求人雑誌や新聞の求人欄

このnoteでは、それぞれの方法について紹介します。

転職サイトで仕事を探す

リクナビNEXT、doda、マイナビ転職、エン転職などの求人情報を掲載している転職サイトで仕事を探す方法です。

転職サイトは求人数が多く、幅広い業種や職種の求人を探すことができます。

画像1

使い方は簡単で、まずサイトで利用者登録(無料)をしてから求人を検索します。

年収や勤務地、職種など条件を絞って検索することができます。

気に入った求人を見つけたら、同じサイトから自分で直接応募します。

登録から応募まで全てネットで行えるので、いつでもどこでもすぐにできる手軽さがあります。

その後は、応募した企業から連絡が来て、

応募書類提出 → 採用面接 → 内定 → 入社

と進んで行きます。

また転職サイトには、20代の人向け、女性向け、年収600万円以上の高収入者向け、など応募者の属性に特化したものがあります。

さらにはIT業界、アパレル業界など業界に特化した転職サイトもあります。

転職サイトをいくつか見て、気に入ったサイトに複数登録して仕事を探すのがオススメです。

ただし、転職サイトで仕事を探すとき、一人で求人から応募書類の準備、面接日程の調整、入社条件の交渉まで行うことになります。

転職サイトが向いている人

・転職経験があって全てを一人でこなすのが苦にならない人
・自分のペースで仕事を探したい人

転職サイトが向いていない人

・はじめての仕事探しで何をして良いのかわからない人
・過去に仕事探しで苦戦した人


転職エージェントで仕事を探す

転職エージェントに登録して、転職アドバイザーから仕事を紹介してもらって探す方法です。

活用できる人にとっては転職エージェントは今はもっとも強力な転職方法です。

画像3

転職エージェントは企業と求職者を仲介するのが仕事で、求人を出している企業にエージェントに登録している求職者の中から適している人を紹介します。

求人を出す企業と転職エージェントのパイプは太く、各転職エージェントは独自の非公開求人や企業情報を持っています。

簡単に利用の流れを説明すると

1.転職エージェントに登録する(ネットでも電話でもできます)
2.転職エージェントから連絡が来る
3.担当のアドバイザーとアポを取ってカウンセリングを受ける
4. アドバイザーから求人を紹介される
5.興味のある求人にアドバイザーから応募してもらう
6.応募書類をアドバイザーに添削してもらう
7. 書類選考に通ったら、アドバイザーが採用面接の日程調整
8.アドバイザーと一緒に採用面接対策
9. 内定したら、アドバイザーが入社条件の交渉

といった流れになります。


利用料は無料ですが、仕事探しの全ての過程を転職エージェントを通して行わなければいけないので、時間がかかるのがやや難です。

転職エージェントが向いていない人

・はじめての仕事探しで不安な人
・自分に合う仕事がよくわからない人
・第三者の意見を聞きながら仕事を探したい人

転職エージェントが向いていない人

・急いで仕事を探したい人
・応募する企業が決まっている人(直接応募のほうが良い場合も)

また、転職エージェントにも種類があります。

画像2

・総合型エージェント:幅広い業種や職種の求人を扱う
・特化型エージェント:応募者の属性や業種に特化した求人を扱う

など、それぞれから1〜2社選んで登録すると紹介してもらえる求人数が多くなります。


知人などに仕事を紹介してもらう(リファラル採用)

最近増えている中途採用の方法に、リファラル採用と呼ばれる在職中の社員が紹介・推薦した人を選考する採用方法があります。

リファラル採用は縁故採用とは異なります。

むしろ新卒採用のときに、大学やサークルのOB・OGが大学生にアプローチするリクルーター制度に似ています。

アメリカでは積極的に行われている採用方法で、日本でも最近はトヨタ自動車や富士通のような大企業が中途採用の正式な制度として導入しています。

採用される前に、実際にその企業で働いている知人から会社の情報や職場の様子を聞くことができるのでミスマッチが起こりにくいのがメリットです。

でも、この方法で仕事を探すには、そもそも希望する企業に知人がいないと紹介してもらえません。

また、仕事を探していなかったけれど、知人から「紹介するから」と声をかけられたことで興味を持ち、結局知人の会社に転職した、というケースもあります。

誰でも利用できる仕事の探し方ではありませんが、もし応募したい企業に知人がいたら「紹介してもらえない?」とアプローチしてみるのもアリです。

ただし、紹介されたからといって、必ず採用されるわけではありません。

不採用になって、紹介した人もされた人もお互い気まずくなる可能性もあることを知っておいてください。


ハローワークで仕事を探す

ハローワークは国や自治体が運営する職業案内所で、正式名称は「公共職業安定所」です。

失業したら行く所といったイメージがありますが、ハローワークは就業中でも仕事探しの相談窓口として利用することができます。

ハローワークは無料で求人広告を出せるので、多種多様な求人があります。

中小企業の求人がメインですが地元企業の求人が多いので、地元で仕事を探したい人にオススメです。

ハローワークを利用して仕事を探すときの流れは以下の通りです。

1. ハローワークの窓口で求人申し込み登録を行うとハローワークカードが発行される。
2. 求人検索する(ハローワークでまたは自宅でネットで)
3. ハローワークに応募したい企業を知らせる
4.ハローワークが企業に連絡を取って面接の日程調整をする
5. 採用試験を受ける

ハローワークでは無料で応募書類の作成サポートや面接対策をしてもらえます。

必要な人は職業訓練を受けることもできます。

ただし、ハローワークの求人には、いわゆる「ブラック企業」の求人が含まれていることがあるので注意してください。


無料の求人雑誌や新聞の求人欄で仕事を探す


タウンワークなど無料の求人雑誌(フリーペーパー)や、新聞の求人欄から仕事を探す方法です。

ネットにアクセスできない人にはこの方法がオススメです。

ただし、紙の情報はネットのように情報の更新を頻繁にすることができないので、すでに募集が終わった古い求人情報が載っていることもあります。

無料の求人雑誌は駅やスーパー・コンビニなど人の集まるところに置かれるので、10代〜30代対象の求人が多く掲載されています。

求人は配布されている地域の求人がメインなので、地元で仕事を探している人に向いています。

ただ、アルバイトの求人が多めなので、正社員になりたい人には物足りないかも。

新聞の求人広告には、紙面の求人欄のと折り込みチラシの求人があります。

新聞購読者を意識している求人なので、社会人、主婦(夫)、シニア層向けがメインになります。

そして、英字新聞は外資系企業の求人が多く、金融系新聞は金融系の求人と新聞毎に求人ジャンルが特徴的です。

あと全般的に広告関係、新聞配達関連の求人も多いです。


自分に合う方法を複数組み合わせて仕事を探しましょう

今回紹介した5つの方法の中から、複数の方法を併用するとより仕事が見つかりやすくなります。

例えば、

・転職サイトと転職エージェントの両方に登録して仕事を探す
・転職サイトで見つけた企業に知人がいたら、紹介をお願いする

という具合です。

自分に合う方法を見つけて、「あなたを採用したい!」と思ってくれる企業を見つけましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?