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現在の会社がブラックすぎて転職したい - ブラック企業からの出航(2020年6月改訂)

ブラック企業であることに気がつき、早く脱出する方法について、まとめてみました。

一日でも早く今の状況から抜け出したい!って気持ち、ほんと良くわかります。
自分にはまだ余裕がある!と思っている人も、実は追い詰められている場合もあります。
是非、参考にしてもらえればと思います。

ブラック企業すぎて命の危険を感じる場合

脱出カプセルをいち早く作って、早く脱出しましょう!

一生懸命頑張っている間は、そこが超絶ブラック企業だと気がつけない場合が多いです。
頑張るって良いことだと思うのですが、時として、人の視界を奪い、考えを狭めてしまいます。

私も某有名Web広告ベンチャーに勤めていた時そうでした。

午前0時に締めた売上データの検討と改善施策を、翌朝8時の社長役員会議に間に合わせるため、午前5時まで分析&レポートを作って帰宅、1時間家にいてすぐ出社。土日ももちろん、平日にできなかった仕事のために出社します。

会議ではショートした売上の補填方法から、売上達成したらしたでその理由とナレッジ化について、毎日毎日、社長とその側近に怒鳴り声で問い詰められ…といったことを1年ほど続けていました。

「君は、そこの植木鉢の土を喰っても、この売上を達成するよな?」

私が29歳の時、1歳年上の30歳の社長に毎日そんな暴言を浴びせられ、それでも自分の事業だと思い必死に歯を食いしばって頑張っていました。
そこは世間でも有名な某渋谷系イケイケWeb広告ベンチャー。大学のサークルで行われるような”いじめ”も毎日頻発しています。

関連記事:某有名ITベンチャー(上場)が教えてくれること – 転職が教えてくれること1

あるとき、朝5時に家に帰ろうと、ふと”窓の外”を見てしまったのです。

「ここから飛び降りたら、3時間後の社長会議に出なくて良いんだよな」

朝の青い光が差し込んでくるオフィスフロア。なにか別件の解決がうまくいかず机で泣きじゃくる同僚。分室のビルだったので窓は少しだけ開くことができました。その間に身をすり込ませようと身を乗り出したところで…なんとか思いとどまることができました。

「死はほんの身近にある」と気がついた瞬間でした。

もしあなたが似たような状況でしたら、速攻で退職届を出した方が良いと思います。

命以上に大切なものはありません。

後ろも振り返らず、100メートルダッシュで逃げだしましょう。

大丈夫。逃げたって、あなたには別天地が待っています。
月々の支払い、借金の返済、貯蓄がない、等々、色々あるかと思いますが、命を失わなければなんとかなります。

たぶん、追い詰められている人は、きっとまじめで、少し不器用で、だからこそより一生懸命がんばってしまう人だと思います。
そんな人には、もっと良い職場が沢山あると思います。

命の危険を感じる場合は、なにわともあれすぐに退職届けを出す

まず、退職届をだしましょう。
そして、そこにいる人々とはもう関係なくなるので一切気を遣うのはやめましょう。

色々言われるかもしれませんが、あなたはもう辞めるのです。そことの関係は何日かしたら完全に切ることができます。同じ業界だからまた顔を合わせるかも?仕事の関係があるかも?そんなことは気にしてはいけません。他社に移ってしまえば、あなたはそこの社員です。そして、辞めてしまえば、同じ業界だろうと会ったり仕事の関係があることは、まずありません。一切のことは気にせず、訴えられない程度に適当に引き次をやって、さっさと辞めてしまいましょう。

辞めることを決めたら、すぐに自分のスキルと経験の棚卸しと、職務経歴書、ポートフォリオ、履歴書の作成から、転職エージェント、転職サイトへ登録、転職先探しを開始します。これが緊急脱出カプセルです。脱出カプセルはなるべく早く作って、速攻で乗り込みましょう。

転職の理由の一つに、現在の状況から脱出したいを用意しておきます。
後日記事にしますが、ブラック企業からの脱出の場合は、自分のPRのポイントをしっかり押さえた上で、必要なら現在の職場の状況を感情的にならずに、可能な限り客観視した内容で面接の際に伝えることが重要です。

それで不合格にするような企業でしたら似たような職場と言うことです。むしろ面接でわかってラッキーくらいに考えておきましょう。

関連記事:ブラック企業から早く脱出するための6箇条

次の項目に当てはまる場合は、確実にブラック企業
下記に一つでも当てはまる場合は、ブラック企業です。
自分の会社に当てはめて考えてみることをお勧めします。
たいていの場合辛さが先行して視野狭窄となっていて、

自分も大変だけど他の人も大変

きっと他の会社もこんな感じ

と思ってしまっている場合が多いです。
本当の意味でブラック企業が恐ろしいのは、

ブラックだと自分で気がつかない、或いは、ブラックだと思いたくない心理

にあります。
ブラック企業に自分がいるという認識を持てずに、どんどん追い込まれていってしまい、最終的には自責を強く感じて、最悪、自殺に及んでしまうことです。

下記に一つでも当てはまる場合は、ブラック企業に自分がいると認識した方が良いと思います。

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