私学の魅力(部活動編)
人によって考え方は様々だと思います。
私学だからこそガッツリと部活動をやりたい方。
私学だからこそ、本来の学業を突き詰めたい方。
いろんな方がいていいと思います。
そして、その受け皿になることができるのも私学ならではなのではないでしょうか。
さて、部活動については本当に私学の中でも考え方が千差万別です。
超軽視している学校もあれば、力を入れている学校もある。
文武両道を掲げている学校もある。
スポーツ推薦を設置している学校もある。
部活動が看板になっている学校もある。
そのような需要があるのならば、その需要に応えることをウリにするのは1つの方針だとも思います。
私学は中小企業ですから、言ってみれば一つの方針です。
しかし、それ以外の、おそらく大半の教員にとって部活動は負担に感じているのではないでしょうか。
そんな折に、ある方のブログが目に止まりました。
様々な学校の部活動手当や考え方についてまとめられていました。
ご本人の同意も得ておりますので、ざっと紹介をしたいと思います。
今回は、学校によって考え方も待遇も全く違う学校の比較をしてくださっています。
ここに書かれているようなことは本当にあります。
私の同僚にも苦労されていた方がいて、本当に全国レベルの部活動の顧問になると大変だそうです。
運動部で、団体競技で、審判をやらなければならない。
全国レベルだと審判のプレッシャーは半端ない。
ミスが即、相手チームからのクレーム(何なら相手チームの保護者からのブーイング)につながる。
そして、年間3回も行われる強化合宿に帯同しなければいけない。
生徒と寝食を共にすることがどれだけ大変か。
それをわかっていないで、部活動に参加している生徒も保護者も少なくない。
こちらはあくまでもボランティアでやっている(やらされている)。
そういう考え方の人は多いはずです。
中には名監督や名指導者を目指して学校探しをしている人もいると思いますが、そういう方はガッツリ部活に力を入れている学校を探して下さい。
逆に、残り大多数の方は、このような学校を避けて探して下さい。
学校によっては、明確に学習指導に力を入れている学校もあります。
あるいは、きちんと待遇の改善を図っている学校もあります。
もちろん、まだまだ少数なんですけれども。
そういう学校を、探して、選んで、心地よい労働環境で勤務していきたいものです。
それがお違いのストレス低減につながります。
そしてお互いのパフォーマンスの向上にもつながります。
またしても引用になってしまいますが、改めてこの記事の大切さを訴えて終わりにしたいと思います。
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