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私学の魅力(同僚編)4

さて、優秀な同僚が多い、臨機応変な対応が出来る教員が多いというような話は過去にも書いています。

私学の魅力(同僚編)

私学の魅力(同僚編)2

私学の魅力(同僚編)3

今日は、先日同僚と話し込んでいたところから感じたことを記事にしていきます。

今回、休校になったことにより、学校で授業動画を作成したり、郵便物を発送したりと、必要な対応をしながら、雑談していたときの内容になります。

(一応、もちろん、3密注意、マスク着用などの対策はとっています。そもそも余計な無駄話をしないで作業しろよ、というのはご遠慮ください)

何の雑談かというと、もちろんこのコロナについて。

自分たちが今置かれている状況、今後の展望、海外との比較、学校の今後など多岐に渡って議論することができました。

本当に「ディスカッション」という感じです。

感情論で「不安だよねぇ~」とか「嫌だよねぇ~」みたいな話ではなく、建設的だな、と感じたんですが、その理由を分析していました。

①もともともっている知識量が豊富

②社会情勢に鋭い

こんなことを感じました。

そして、これらが相まって、自分自身の意見を述べるための土台になっているとも感じました。

社会の変化を読み取るのですが、「その背景にあるその国の文化とか、民族性とか、歴史とか、そういうものを含めて考えると、あの国のあの対応も納得できるよなぁ」みたいな感じです。

自分が知らないことも知れるので、本当に感覚が磨かれます。

さらに

③分析力がある

④情報の発信元を確認している

というところにもつながります。

いろんなものを比較したり、背景を考えたりして分析する力がある。

それだけではなく、本当にその情報を信用して良いのか、必ずソースを確かめている。

国の公式な発表だったり、有名な雑誌だったり。

ソースが曖昧な場合は、「僕も話半分には考えていますけれど」とかちゃんと前置きがある。

こういうところがあると、やはり話そのものにも信頼感が増す。

⑤経済状況を踏まえられる

⑥政治状況も踏まえられる

ちなみに、この同僚は社会の先生ではありません。

しかし、経済政策でも金融政策でも、政治についても、それなりに詳しい。

本人に言わせると、「知識があるわけではないので、ちゃんと気になることは調べています」とのこと。

だけど、自分の中で考えをまとめているからこそ、他人と話をするときに、相手を不快にさせたり、迷宮に迷い込むような話にはならない。

これて実はかなり能力の高いことだと思います。

(自分もやってしまうので反省しているのですが)話を見切り発車してしまうと、着地点がぼやけることはありませんか?

やっぱり会話をしている側からすると話したくなくなることもあると思うんです。

この同僚だけでなく、他の同僚にもあてはまるんですが、気持ちよく会話できる同僚が多いと感じます。

⑦これらを踏まえて教育に活かしている/還元している

このように自分で調べて意見をもてたら、生徒相手にも発信しているようです。

もちろん、政治教育とか宗教教育になるようなことは、この同僚のことだからしていないでしょう。

端的に事実だけを伝えて、生徒にも議論させたり考えさせるようなきっかけにはしていると思います。

高いレベルでの種まきという感じでしょうか。

本当に尊敬できる同僚です。

そして、そういう同僚と仕事できている自分は幸せだと思います。

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