転職成功へのステップアップ！履歴書郵送時の必読マナーブック

こんにちは、転職できるくんの川辺です。

応募先企業への、履歴書の適切な送付方法は覚えているでしょうか。

最近はメールなどで送付を求められるケースも増えましたが、
変わらず郵送で対応している企業ももちろんあります。

大切な応募書類ですから、絶対に失礼のないように送りたいですよね。

今回は、履歴書を送るときに必要な準備物から「添え状」の書き方、郵送するときに注意すべきポイントまで、履歴書を送付するときのマナーを解説します。

最後までしっかり目を通し、履歴書の送り方をマスターしてくださいね。

履歴書郵送のために必要なもの＆準備とは？

履歴書を郵送する前に、まずは、失礼なく送るための準備をしていきましょう。

以下に、履歴書の郵送前にチェックしておくべき【準備物】【添え状の書き方】【封筒の書き方と書類の入れ方】を紹介しますので、しっかり確認してくださいね。

◆履歴書郵送のために必要なもの

一般的に履歴書を送付するときに準備すべきものは、以下の5つです。

1. 履歴書
2. 職務経歴書など、その他の応募書類
3. 封筒（A4サイズの白か茶色のもの）
4. クリアファイル（透明、新品）
5. 添え状（送り状）

次は、必要物の1つである「添え状」の書き方についてご説明していきます。

◆添え状の書き方

履歴書を郵送するときには、添え状をつけるのがマナーとされています。
次の5つの手順と書き方例を参考に添え状を作成し、必ず同封しましょう。

【1】左上に「企業名・担当部署名」を記入
担当者の個人名宛ての場合は「様」、部署全体宛ての場合は「御中」をつけます。

【2】右上に「履歴書を送付する日付」を記入
西暦と和暦のどちらでも構いませんが、履歴書を発送する日の年月日を記入してください。

【3】「自分の住所・名前・電話番号」を一行ずつ記入
発送年月日の下、または用紙の一番右下に、応募者である自分の情報を記載します。

【4】本文を書いていく
必ず「拝啓」「謹啓」等の頭語からはじめ、次に「時候の挨拶」を述べてから、この度の応募を受け付けてくれたことへのお礼と、応募に際しての挨拶を伝えましょう。

【5】最後に、同封の書類を箇条書きで紹介する
中央揃えで「記」と書いたあと、送付した書類名を箇条書きにし、右下に「以上」と書きます。

◆封筒の書き方と書類の入れ方

添え状を用意し、すべての書類が揃ったら、失礼のない封筒の書き方・書類の入れ方を確認しながら、郵送の準備を完了させましょう。

《封筒の表面》
右上に宛先の「郵便番号」、右端に「応募先企業の住所」を番地等を省略せずに記入し、「応募先企業の社名・当該部署名・担当者名」は封筒の中央に記入します。

応募書類が入っているとひと目でわかるよう、左下には赤字で「履歴書在中」と書きます。

《封筒の裏面》
裏面の左下に差出人である自分の「郵便番号・住所・氏名」を記入し、左上には発送する当日の火付けを書きます。

《書類一式の入れ方は？》
送り状、履歴書、職務経歴書、その他の応募書類の順番になるようにすべての書類をクリアファイルに入れ、書類の正面が封筒の表面と同じになるよう封入します。

のりで封をした後、封をした箇所に「〆」を記入しておきましょう。

◆履歴書郵送に関する《Q&A》

Q.封筒は、履歴書を買ったときについてきた小さめの封筒を使っても大丈夫？
A. A4サイズ以外は、避けたほうが無難です。
履歴書などの応募書類を二つ以上に折り曲げるのは厳禁とされているため、応募書類に合った大きさのA4サイズ封筒が最も適しています。

Q.クリアファイルはなぜ必要なの？
A. 大切な応募書類が、水にぬれたり汚れたりするのを防ぐためです。
配送中の傷み防止のため、書類を入れたうえで封入することをおすすめします。

Q.添え状は手書きじゃないとダメ？
A. 手書き、印刷のどちらでもかまいません。
最近では、パソコンで作って他の書類と同じサイズの紙で準備するのが一般的です。

準備ができたら履歴書を送付しよう！

すべての準備が整ったら、いよいよ履歴書を応募先企業へ郵送します！
以下に履歴書などの応募書類を送付するときの注意点と、料金の目安をご紹介します。

◆履歴書は「郵便局へ直接持ち込み」で送付がベスト！
発送の際には、大切な応募書類がきちんと応募先企業に届くよう、郵便局の窓口に持参して発送の手続きをしましょう。

料金不足による差し戻し、到着の遅延を防ぐことができます。

◆どうしても持ち込みができないときは？
忙しくてどうしても営業時間内に郵便局に行けない場合は、以下の点に気を付けながら、応募書類一式をポストに投かんしてください。

《料金不足に注意！》
貼る切手の料金が不足していると、差し戻しになって応募先にきちんと届かなかったり、応募先企業に不足分金額の請求がされる可能性もあります。

通常、A4サイズの普通郵便（50グラム以内）であれば120円で郵送できますが、必要な料金は日本郵便の国内の料金表（手紙・はがき）であらかじめ確認し、過不足の無いように準備しましょう。

《使用する切手の種類に注意！》
記念切手や個性的な大きさ・絵柄の切手は、ビジネス上の書類を送るときには適しません。
使用する切手は、一般的な図柄のものを選んでください。

いかがでしたか？
この記事を参考に、不備のないようしっかり確認してから、履歴書を送付してくださいね。

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