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後悔しない転職のために。絶対に欠かせないキャリアの棚卸とは?

こんにちは、転職できるくんの川邉です。
前回書いた転職フェアについてもう少し調べてみたら、今はもう大都市圏とか以外にもいろんな地方で開催されてるんですね…

在学中に住んでいた姫路市なんかでもそこそこ大きな規模のフェアをやっていて、もうそんなに浸透しているんだなとしみじみ感じました。

そろそろ本題に入らないと読んでもらえなくなるかもしれないので笑、本日のテーマについて話していきます。

インターネット上の転職情報サイトなんかを見ていると、必ずと言っていいほど「キャリアの棚卸」についての記事がありますよね。

ついつい面倒で、そんなのしないまま志望動機とか、希望条件とか考えたりする方もすごく多かったです。

いろんなサイトでいろんな人が書いているキャリアの棚卸を改めてここでまとめるのも恐縮ではあるのですが、やはり転職活動には欠かせないものですので、私もひとつ投稿させていただこうかと思います。


1.そもそもキャリアの棚卸って?するメリットは?

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「キャリアの棚卸」とは、簡単に言うと「今まで経験してきた仕事の内容や結果、実績についてすべて書き出し、整理すること」です。

するべき理由は大きく4つ。

《理由その1》自分の市場価値を知るため
転職を成功させるには、自分の転職市場における価値を知る必要があります。

過去の経歴を分析することで会社規模や役職を取り払った、個人としての自分の能力が理解でき、転職先として狙うべき業界・職種・役職などが見えてきます。

《理由その2》自分のアピールポイントを知るため
応募先にあわせた適切なアピールができれば、採用の確率はグッと高くなります。

企業が40代転職者に「即戦力性」を求めていることを考えると、40代転職者にとって最も強いアピールポイントとなり得るのは、これまでに培った「知識と経験」です。

キャリアの棚卸しをして自分の経歴を客観的に洗い出すことで、自分がアピールすべき知識と経験が具体的に見えてきます。

《理由その3》転職活動の戦略をたてるため
40代には家計を支えている人も多いため、できるだけ早い転職成功が望まれますよね。

キャリアの棚卸しを通して自分の能力への理解が深まれば、効率的で迅速な転職活動の計画が立てやすくなります。

キャリアの棚卸しは、過去と現在からビジネスパーソンとしての自分を分析する作業です。

キャリアの棚卸しという過去と現在までの「現実」の分析は、40代からの転職成功という「理想」を叶えるために、に必要不可欠なのです。

《理由その4》自分の仕事観を知るため
最後に持ってきたこの理由こそが、棚卸しをする一番の理由で、かつ最大のメリットだと私は感じています。

実は、せっかく内定をもらったのによく考えると転職先の条件や社風がしっくりこず、内定を辞退してしまう人や再転職を考えてしまう人は一定の割合で存在します。

「自分がなぜ転職をしたいのか」「絶対に外せない条件が何なのか」を無自覚のまま転職活動をしていることが最大の要因です。

応募先とのミスマッチを防ぎ、長く勤められる企業への転職成功を目指すなら、「自分の仕事観」を知っておくことも重要になります。

普段自分が何を思って過ごしているのかって、やってみるとわかるんですけどちゃんと振り返りをするまで無意識のままなんですよね。

経歴の振り返りと一緒に仕事に対して感じた「感情」の整理・分析も行えるキャリアの棚卸しは、仕事に対する価値観の確認にも有効な手段なのです。


2.必読!40代の転職成功に効果的なキャリアの棚卸方法

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キャリアの棚卸しの必要性がわかったところで、ここからは、キャリアの棚卸し方法について具体的に解説していきます。

手順を追ってご説明していきますので、もしよろしければ紙とペンを用意してみてください笑。

【STEP1】職歴を書き出す
まずは、就職してから現在までの職歴を書き出してください。

職歴を書き出すときは、経験した職種・業務内容・ポジション・役職・経験年数なども一緒に、できるだけ細かく書いておいてください。

【STEP2】それぞれの職歴に対する評価を書き出す
職歴と職務経験が出そろったら、次は、各職務経歴に対する評価を書き足してください。

ここで言う評価とは、成し遂げた仕事に対する会社からの評価だけではなく、経歴に対する自己・他者両方からの評価も含みます。

自己評価としては、その仕事をしていた当時の心情など、自己評価の根拠となる感情など、主観的な情報も書き添えておきましょう。 仕事観の分析に役立ちます。

《評価記入のポイント》
評価する人の目線によって、文字の色や書き込む列を変えると、自分での評価と他社からの評価内容の差を比べやすくなります。

【STEP3】過去のキャリアを分析してみる
ここまで書き出した内容を見ながら、自分の持っている「自分の仕事能力」「強み・弱み」「仕事観」を分析していきます。

では、以下のケースを例に、分析してみましょう。

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まず「仕事能力」ですが、上記の職歴から営業スキルと基本的な事務・総務スキルの2つを保有していることがわかります。

「強み・弱み」は、評価の欄から知ることができます。
この場合、他者と自己、両方からの評価が高い営業・接客スキルが強み、細かい事務作業や数字管理能力が弱みであると言えますね。

最後に「仕事観」。
評価欄の接客・営業やノルマに対する感情から、「ノルマがない、もしくは少ない営業・接客業として働きたい」という価値観が推測できますね。

このように、過去から自分の特性や能力の分析を行ってください。

【STEP4】分析結果をもとに、将来のプランを設計
過去の分析結果をもとに、将来のキャリアプランを考えてみましょう。

ここでも「仕事能力」「強み・弱み」「仕事観」の3つを軸に、下記のように将来設計を立ててみてください。

◆仕事能力から
⇒自分の能力レベルにあわせて、狙うべき業界・職種を考える
⇒この能力を活かして、即戦力として活躍できる仕事が何か考える

◆強み・弱みから
⇒選考で伝えるアピールポイントを考える
⇒強みを活かせる、評価してもらえるのはどんな転職先か考える

◆仕事観から
⇒本当に望んでいる働き方について考える
⇒40代の自分がこれから続けて行けるのはどんな職場か、考えてみる


紙とペンを用意してくださった読者の方、自分の転職計画は無事できあがったでしょうか?

希望条件や絶対に避けたいポイントなど、事前にまとめておけば

流されて適当に転職してしまった…
念願の志望業界だけど、なんかイメージと違う…

といった後悔を予防できます。
みなさまが納得のいく転職を、絶対に成功させてくださいね。

転職活動でこんなことにこまってる、疑問に思ってることがあるなどぜひぜひ相談してくれたらうれしいです。

コメントやいいねをしていただいた方のページは毎回見に行っていますので、今後ともぜひよろしくお願いいたします。

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