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衝撃の「日本人劣化」の証拠ツイート⁉

あまりにもびっくりしたのと、あまりにも情けなくて、いきなりこのタイトルでの投稿です。

いや、ほんとにおどろいた。

その驚いたツイート内容はこちら。@moemoe_pi0306さんが公表してくださっています。

『衝撃!日本山岳会、天皇陛下に名札!』

はじめいったい日本山岳会で?何のことなんだろう、と不穏に思いながらもあまり何も考えずに見てみたんですが、その衝撃たるや…あほさ度合いに呆然としました。

問題は、名札自体と、さらにその名札に書かれている内容です。

誰かがフォトショップでもしたのか(それでも不敬極まりないですけど)と思った。

そしたら、本当のその場のお写真だったということで、目が点に。


宮内庁はなぜ何も言わなかった?

天皇陛下はにっこりしてくださっていますが、それじゃそれでいいんですねなどと日本人が言ってたら、ダメです。


また、天皇誕生日の話ですが、こちらでも相当ショックを受けました。

最後の質問がやばかった。

天皇家全体へ対して使われるはずのそれぞれの敬語の使い方も一切理解していないようなとんでもない人が、ジャーナリストだからってだけで、天皇陛下へとんでもない言葉使いで質問させててもいいんでしょうか。ぜんぜんよくないと思うんですが。

産経新聞で全文掲載したものが、ヤフーで紹介されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5595f4e1267d572c11b1fe40dcf1a695921a8e7f

そしてこれが問題の質問です:

「--一番最初の、新型コロナに関する質問の関連なんですけれども、昨秋以降、オンラインの活動を陛下も始められていましたが、それに至るまでですね、なかなか国民との直接の交流ができないという状況がずっと続いた中で、陛下自身ですね、もどかしい思いだったり、早く国民に会いに行きたいというかですね、そういったですね、危機感だったりですね、そういった思いを抱いたことはございましたでしょうか」


何この言葉遣い!????天皇陛下を前にして、「ね」の連呼、しかもきれいな日本語には程遠いぶった切れ感満載。

こんな人絶対に質問側だろうがなんだろうが、陛下の前になぞ顔出しさせてはいけないと思った。どんな形であっても、こんな非常識な日本人を天皇家にかかわらせてはいけないのではないだろうか。

プロとして言葉を扱う人間などとは一切思えないレベルです。


で、一番はぁぁ???っとなったのが、こういうことをしっかりと陛下をお護りする側のはずの宮内庁。


何やってんの?てか、何で何もしないでそのままにしてんの!??


宮内庁へは国土交通省からのお役人がどしどし入るという話を聞いたことがあります。

なぜ国土交通省!??じゃたとえば財務省とかからは一切来ないし(天皇家まわりの仕事したくないって言ってるんですかねえ。彼らの立場にとってもっと利権がある仕事を目指すんですかねえ。自分にはわかりません。)、では国土交通省で、天皇家に関する知識を持つ人たちがいるんですか?

どうして一省から集められてくるのかわかんないし、それに今宮内庁にいる人たちも、噂が本当ならばきっと国土交通省のOBたちだから、それすら利権扱いして、いつも国土交通省の役人を引き込むように確定させてるんですかね?

どういう仕組みなのか知らないけど(これがわからんのもやばいと思う)、とにかく日本人として、「なぜそこまで物事を知らない!??」というこわ~い感じを受けまくります。


これじゃやばい。

日本人が天皇家を護ろうとしなくて、いったいどうする?

そんなの、自分が立ち上がるために必要な足を切ってしまっているようにしか感じられない。

天皇家が世界にどれほどとどろく存在なのか、知らないの?そんなことも知らないで天皇家へお仕えしようとするの!??何様のつもりだよいったい!??


とにかくしょーげき度が大きくて、朝から呆然とした顛末でした。

確かに使わなければ忘れてしまうのが敬語だと思うし、天皇陛下や皇后陛下へと言葉を使う機会などほとんどないのが日常だと思うけど、だめなのではないでしょうか、こんなんじゃ。

日本人って、日本語ばかすか変えてしまう事に問題を感じないから、どんどんすごいスピードで流行語のはやりすたりが起きて、日本語自体がむちゃくちゃになっていきやすい背景があります。

私たちの日本人としての頭の良さのようなもの故だとも思いますが、実は言語は文化の中でもかなり重要なカギになっています。

それをほいほいと異常な表現を作り出して、だんだんそのいいかげんさのノリにだけ流されて、本来の美しい日本語を知ることなく(つまり本を読むことすらなく)、ジェネレーションが過ぎるごとにどんどんイカれた日本語が当たり前に使われるようになってしまってきている。


だから、小学校での日本語の授業がものすごく重要になってきますよね。

それと、たくさんいろいろな人たちの書いた本を読むこと。

これしないとやばいと思います。

それでなくても集中力が半端なく落ちてきている私たち。15分ぶっ通しで一つのことに集中するのがやっとみたいな感じを受けます。

おじさんおばさんたちだって、異常な言葉遣いに慣れてしまっているし、あと30年もしたら、そのおじさんおばさんたちが、おじいさんおばあさんたちになって、もはや家庭内でもまともな日本語が使われなくなり、子供たちは学校教育のみから美しい日本語を学ぶということに……。


やばいやばいやばい。

これじゃ日本の文化がとんでもなく中抜きになってしまう!!という危機感が抑えられません。


いま私たちにできることは、本を読むことがどんなに面白い事なのか、子供たちに伝えることなのかもしれませんね。


でも同時に、宮内庁、ど、どうにかせんといかんと思った、とんでもない「名札事件」のニュースでした。

moemoe_pi0306さん、見つけてくださってありがとうございました。

日本人全員にとって、重要な問いかけだったと思います。

あ~びっくりした。

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