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シーズン序盤戦を振り返って
ロードレースの開催が見込めない中、久しぶりに春のトラックレース4連戦にフル出場。それまでの練習などについてちょっと振り返ってみようと思います。フルマラソンやハーフマラソンのためのスピード強化、ロードレースの開催がなかなか無い中でトラックレース参加を目指している市民ランナーに参考にしていただける部分もあるんじゃないかなと思います。
①冬期トレーニング
これは高校時代から変わらないのであるが、基本的に冬季トレーニングは、北海道であっても「外でしっかりと長い距離を踏む」ということに重点を置いている。大学時代や近年は月に1~2度、「つどーむ」や「明治十勝オーバル」などの室内400m~450m走路でペース走や本数重視のインターバルなども入れてきたけれど、コロナの影響もあり今年は室内練習を一切行わず、「外でしっかりと長い距離を踏む」という原点に回帰。それだけでは強化できない部分もあると思い、苦手な補強にも週に3回程度定期的に取り組んでみた。昨年、股関節を痛めた反省を踏まえて、ゴムチューブやバランスボールを使った股関節の補強にも初めて取り組んでみた。
月間走行距離ではなく一度に走る距離
本音を言うと月間走行距離を稼いでいきたい。大学時代にはシーズン中も平均700km程度、冬季になると800kmに肉薄したこともある。現在は、なかなか1日2回練習する「二部練」は時間的に厳しいのと、年齢的?にも体力・精神的にも週7回の練習は厳しく、週に5回の練習が標準的に。そんなこともあって、フルマラソンを走る市民ランナーとしては月間走行距離は決して多くない。なんとか月間300kmはいきたいのだが、なかなかこれが難しい。
2020年11月 215km
2020年12月 303km
2021年 1月 280km
2021年 2月 247km
2021年 3月 289km
この冬は、「おそらく5月の洞爺湖マラソンの開催は難しいだろうな」と思い、そこまで意識してこなかったけれども、冬季トレーニングの間で30km以上のjogを10本以上入れることを目標に冬を過ごしている。月間走行距離はあきらめて、1回のjogで以下に脚を追い込んでいくか、脚を作っていくかということを意識している。
30kmというのは、個人的にはエネルギー切れなどもあるため、結構勇気のいるトレーニングなので、なかなか頻繁にできないのであるが、20km超の練習となると、この冬は、
11/3:21km(Ave4'36"/km)
11/7:25km(Ave4'32"/km)
11/14:20km(Ave4'34"/km)
11/21:20km(Ave4'34"/km)
11/22:20km(Ave4'38"/km)
11/29:30km(Ave4'44"/km)
12/6:25km(Ave4'25"/km)
12/12:27.3km(Ave4'19"/km)
12/19:30km(Ave4'28"/km)
12/27:37km(Ave4'30"/km)
12/28:100分jog
12/31:30km(Ave4'35"/km)
1/17:21.8km(Ave4’41"/km)
2/6:30km(Ave4'40"/km)
2/20:30.8km(Ave4'32"/km)
2/27:29.8km(Ave4'34"/km)
3/6:21.8km(Ave4'27"/km)
と17回のロングjog(30km程度については8回)を行うことができた。それも基本的には起床後30分以内に水分補給のみ(途中の補給なし)で走るので、マラソンに向けた低燃費の体づくりにも繋がっていると思う。
走り込みの仕上げ(確認)
3月に入ると気温の上昇とともに、路面も出てくるため、少しずつペースを上げたトレーニングに入っていく。最近は便利なものでGPS付きの時計を使えば、どんな場所でもペース走ができるので、場所を選ばず練習ができるのが良い。そう考えると、高校時代や学生時代は練習場所に苦労したものだと思う。
少しずつペース走的なものを取り入れてスピードを上げていき、例年であれば白糠10kmロードに参戦していく。近年はフルマラソンを走ることも増えてきたため、冬季トレーニングの脚づくりの最終確認に30km程度の距離走も3月に行っている。これもなるべく朝練習としてエネルギーが枯渇した状態で行う。
3/27 ①W-up 2km
②30km(Ave3'52"/km)
③C-down 2km
後半若干ペースを落としはしたけれども、一定のペースで30kmを走ることができ、脚づくりはある程度OKと捉え、ここからはシーズン移行期の練習に移っていく。
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