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つつむ美しさ

パッケージが好き。
過剰包装は求めないけれど、洗練されたデザインとかロゴとか手触りとか、好き。
『つつむ』文化っていいなあとしみじみ思います。

『手触り重視 』なのってけっこう曲者で、
触っていたいために処分できないものとかがあるのです。
トップの写真はART in YOUのご主人からいただいた金沢のお麩なのだけど、封の仕方も、それを留めているシールもツボすぎて参った。(うぅ・・・と思ったけど処分しました)
ちなみに中身はこんなに愛らしい
どうやって食べようか思案中です。



手触り重視なので、書籍もマンガも紙をめくらないとダメ。質感だけでなく、めくるときの音も込みで作品だと思っています。

世の中が何からなにまでデジタルに移行しようとする中、完全に出遅れている(自覚はある)うえに、移行とはほど遠い生活を送っている私です。
引っ越しを一度でもしたことのある人ならわかると思いますが、紙はなんといっても『重い』。
なので少しでも減らそうとささやかな努力をしているところです。

さて、昨日書いていた藍染めの件ですが、
今日の夕方ちかくなって海辺で撮影ができました。
ムラだらけなのはご愛嬌

浜に降りたのが陽が傾き始めた頃だったので、、、海の色もキレイに写らないし、さらには撮影しながら蚊の集中攻撃をうける。残念。
それでもすうっと空気の間を横切るひんやりした風にあたって藍染めTシャツは気持ち良さそうでした。

描かれているモチーフのひとつひとつは島に伝わる祈り、そして魔除けをあらわすもの。
包装紙にリボンをかける文化がなかった頃にも、そっとつつむように母から娘へ渡されていた、
愛がいっぱいの贈り物。

こういった文化は伝え聞くことしかできないけれど、そして私は島で育ったわけではないけれど、
胸がいっぱいになります。




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