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嘘のつけない感覚

ART in YOUのご主人に『お香』を学ぶ。

友人とこのワークショップに参加できるのをとても楽しみにしていました。

貪欲に学ばれ、経験を積まれ、さまざまな引き出しをお持ちのご主人から学べることはとても嬉しいものです。
アロマとはちがう風情や奥行きのあるお香。ほんの入り口ではありますが体験をさせていただきました。

私は寺族に生まれているので、お香の香りには馴染みがあり、落ち着くという感覚があります。ですがひとつひとつが漢方薬、生薬でもある香料をいちから好みにブレンドしていくという作業は初めてで、とてもゆたかで、時空を超えるような体験でした。



じつは体調的なことを言えば、かなりダル重な生理の真っ最中。他の用事なら遠慮したいところですが、このワークショップに関しては最高のタイミングでした。
鼻がきく私の、精度が爆上がりする月経期。かなり嗅覚が研ぎ澄まされ、敏感になります。『鬼滅の刃』の主人公、炭治郎並みだと自覚しています。

自分の好みの香りを求めて、どの香料をどのくらい加えるかを自分が決めていくわけです。他の誰でもない、自分が心地よく感じる香りにするために全神経を注ぐ。いつにもまして好きと嫌いがきっぱりしているので、自分の感覚に1ミリも嘘はつけない。




たとえば、好きな石を選んでブレスレットをつくるワークショップがあったとしたら。
『直感で』石を選ぶように言われたとしても、『効果/効能』みたいなものが頭をよぎる人は少なくないと思うのです。その結果、好きかどうかの感覚よりも、思考で組み上げてしまうことになってしまう。


香りはダイレクトに記憶を呼び覚ますもの。私の場合は極端かもしれませんが、思考の入り込む余地は1ミリもありません。

指通りがいかによくても、まとまりや仕上がりがいかに美しくても、香りが気に入らないシャンプーは使えないのです。いくら希少な材料が使われていても、お値段が何万円だったとしても、使えば金運が上がると言われてもです!(笑)
買ったばかり、封を開けたばかり、お世話になっている方から贈られたものであってもです!

私にとって、
香りに素直になることは、自分に素直になることにつながる。
ささやかな『好き』の積み重ねで自分をのびやかに、ゆたかにしていける。





スマホの機種変更、無事に終わりました。
心機一転、電話番号も変えたかったのですが夫に全力で止められました(笑)。
たいして連絡をとりあう人もいないし、いいと思ったんですがね~(^-^;


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