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風が届く

風が届くっていう感じをいつも味わわせてくれるお店からの荷物。段ボールで蓋をして送りますね、の段ボールがこれだったらときめくでしょう。英字新聞でクッションがしてあったり、いたるところにセンスを感じるラッピング。丁寧すぎない素敵さ。

じつは北海道に行けるチャンスがありました。でもこのコロナ禍、行って帰ってすぐ出勤とはできないだろう、じゃあ何日休めばいいの、ていうかそもそも今でないといけないの、渡航費いくらかかるの、二人ともお尻の重い私たち。北海道に1泊(そんなわけないけど)より沖縄に3泊したい、もう3年間も島を出ていないから。そんなことを考えているうちに期限はやってきてしまいます。早めに友人に譲りました。

行かないと決めるとそのことで気持ちは楽になりましたが、もやもやしているのはたしかです。北海道のお店でお買い物をすることにしました。インターネットは素晴らしい。いっぱいいろいろパンパンに入った福袋ならぬ福箱みたいなのがとどきました。ことわっておきますが、今回のお買い物は北海道に行けないからの憂さ晴らしではありません。北海道に行ったら会ってみたい人、行ってみたいお店。長らくお世話になっているショップさんです。

インターネットは素晴らしくて、ポチっとすれば北海道からでも海外からでもモノは届きます。でもここの店主さんが素敵だと思うのは、風を届けてくれるところです。
雑貨屋さんという括りにおさまらないお店だけど、北海道のものだけ扱っていらっしゃるわけではありません。海外のもの、オシャレなもの、店主さんのこだわりがたくさん。
そしてさらに素晴らしいのはひとつひとつにちゃんと意見を持っていらっしゃることです。私はこれが好きだ、これは好きじゃないと。私はこの人を応援したいんだ、この企業が好きなんだと。どの商品の紹介文にも愛がこめられていて胸がいっぱいになります。
夫には黙っての買い物でちょっとした罪悪感みたいのがありました。でも私の心にはさらさらと清らかな水が流れていくような感覚がありました。人はこうやって救われていくのだろうと思いました。

今回の中身でいちばんの衝撃。なんだろうこれは


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