立春

立春。きのうの投稿で載せていた、ART in YOUのご主人の手による四神の書を、四方位に設置完了いたしました。天井ギリギリの壁の高いところに鎮座していただきましたが、この位置に金色のものを掛ける、なんてことはもちろん今回がはじめてです。四方位かけ終わったところですが、すでに「おぉ」となっています。凄いね。もう一度貼っておこう。

あらためて、この部屋に暮らし始めた2011年の2月4日を思う。なんとも感慨深いものがあります。

ART in YOUのご主人とのさいしょの出会いは、この部屋に住み始める前、友人宅に居候していた頃。じつは書をとおしてだったのです。私が友人たちと出展していたヒーリングイベントに参加していらして、床に正方形の和紙に書かれた文字をたくさんひろげて、販売されていたのですね。「好きな文字があったら新しく書きますよ」と言っていただいたのだけど、とっさには思い浮かばず。名前に入っている文字も考えたのだけどなんか違う気がして。そこで、広げてある文字のなかから選ぼうと目で追って私が「あった」と思ったのがこれでした。
如来さまの『如』

住所や名前など、漢字を電話口で伝えるときなどに『○○の◎』という表現をしますが、
私のなかではこの文字は
『阿弥陀(如来)さまの「如」』であり、
『○○の如しの「如し」』ではなかったのですね。
たくさんの字のなかからこれを選んだのにも理由があったでしょう。安心せよ、かならず救うという阿弥陀さまのメッセージ。誰をも救うのだとするとき、座っておったら間に合わないからお立ちくださっている(と従兄は教えてくれた)。無意識に、この私も救われるのだという安心感を得たかったのかもしれません。※折しもきのう、親鸞上人の話をしていたところです(悪人正機説)。

私がはじめての文字のお客さんだったそうで、私をどなたかにご紹介くださるときにはそのエピソードをいまでも話してくださいます。不思議なご縁です。

『如』の文字は薄紙に貼ったものを壁に貼っておりましたが、薄紙が傷んできました。額装するか、貼り直すか。これもずっと気になっていたこと。今のこの気分にあうように、手をいれたいと思います。

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