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想像力の使い方

先日のマルシェでびっくりするような再会があり、その場でセッションの申込みをいただいていました。
初めて会ったときから可愛い人だなと思っていたけど、9~10年ぶりに会っても可愛い人だった。って、私よりずいぶんお姉さんなんだけれど。

彼女の話を聞いていると、昨日書いたばかりの『良かれと思って』がまさしく裏目に出ている状態でした。もちろん本人はそれには気づかず、何年にもわたって苦しい思いをしてきているわけです。『良かれ』と思ってそうしてきたのだから。

そして『○○してあげたのに』(そうはおっしゃいませんが)の気持ちから、自分でなく相手側に根深いカルマがあると思い込まれていました。そう思うほうが、楽だからです。自分は悪くない(もちろん悪くないけど)。

相手を悪者にすることによって自分を正当化し、被害者として『問題はあの人なんです』という位置からものを見てしまう、これには彼女のもっている想像力のゆたかさがおおいに関係していました。

想像力は使い方によっていくらでも自分をゆたかにすることができるし、またいくらでも自分を痛めつけることができる。そうとは意識せずに、自分を痛めつける方向に使ってしまっていたのですね。


悪者はいないし、敵もいない。
それと『悪者のことは見ないようにする』『敵のことは考えないようにする』のとは違うのだけど、これについても無意識にやってしまっていたようなのですね。

セッションの最初に知りたいことを3つおっしゃいました。バラバラの3点だったのでそれぞれに展開することも考えましたが、まずは現状分析からと思い、そうしました。結果、この現状分析だけで全部のことがスッキリしたそうです。もののみかた、偏り。いつからそうなったのか、これからはどうしたいのか。

長年悩んできたことが自作自演だった・・・なんて、受け入れられる人のほうがすくないと思います。でも彼女はご自分でそのことに気づかれました。
ご自身なりに潜在意識のことなど学んでこられた方です。この気づきは相当大きかったと思います。

お帰りのとても晴れ晴れとしたお顔。素直にのびのび育てられた子どもみたいな、可愛らしいお顔でした。






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