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テニス上達メモ450.元日の蒲田温泉で発覚した苦楽の正体とは!?


昨日の1月1日は心身を癒しに、
蒲田温泉へ行ってきました。

凍えた身体を黒湯に浸すと、快楽の極みでした。
こう言うと、「えー、一切皆苦じゃなかったの~!?」と、

いぶかる人もいるかもしれません。
はい、そのとおりです。

私たちが快楽を錯覚するには、
前提として「苦」が必要です。

ここでのそれは、「凍えた身体」でした。

その苦がなくなるギャップを、
心は快楽と錯覚するのです。

それが証拠に、
その黒湯に浸かり続けてごらんなさい。

体温以上の環境に身を置き続けでいると、
今度は暑すぎて息苦しくなり、
ついには水風呂へ。

蒲田温泉の水風呂は「冷却水を使っている」といった趣旨の説明があり、
かなり冷たいのでしょうけれども、
火照った身体を冷却水に浸すと、これまた快楽の極み(笑)。

もちろんそれには、「暑すぎて息苦しくなる」苦の前提が必要だったわけです。

それが証拠に、冷却水に浸かり続けてごらんなさい。
今度は身体の芯からキンキンに冷えきってツラくなり、
そして再び温水へ身を浸すと、快楽を錯覚するというメカニズムです。

ここでのポイントは、
快楽を得るには、その前提として絶対に、「苦が必要」ということ。

「純粋な快楽」は、この世のどこにもありません。

もし「ある」という人がいるならば、
自分でも気づいていない「苦」に、
さいなまれているというのが事実です。

精神的にも肉体的にも、「純粋な快楽」は存在しない。

精神的に快楽を感じるとすると、
不安恐れなどが癒える前提が必要です。

肉体的に快楽を感じるとすると、
痛み痒みなどが癒える前提が必要です。

それが証拠に痒いところをガリッとかいたら気持ちいいですが、
何でもないところかいても、「ヒリヒリ」するだけです。

世の中には、快楽を求める人々で溢れています。
だから前提となる苦を、無自覚的に引き寄せるから、
人生が苦しくなります。

ですから快楽を得るのではなく、
苦をなくす「消去法としての生き方」しか、
原理原則的には、幸せになれないのではないでしょうか?

そんなことを考えながらゆったり過ごした、
元日の蒲田温泉でした。


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