挙上制限×小胸筋 ー肩甲骨動態に着目した治療戦略の一案ー
言わずもがな小胸筋の硬さは挙上制限に直結します。
では、挙上制限に対峙する際、【小胸筋の硬さ】の介入にどれだけの比重が置かれているでしょうか?
もっと言うと【小胸筋の硬さが作られてしまっている根幹】も考慮した上で、どれだけの比重が置かれているでしょうか?
肩関節周囲炎の病期や腱板断裂の重症度、挙上制限の程度など、患者によって背景が全く異なるため、明確なパーセンテージで表現することは難しいですが、個人的にはいかなる場合においてもかなり大きな比重を置いて介入しています。
今回はその理由を肩甲骨の動態から深掘り、最終的に評価〜治療までお伝えできればと思います。
少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!