スランプ(低迷状態)とプラトー(高原状態)
こんにちは宇田です🎾
写真は3年前にブルボンビーンズドームにて
行われた兵庫トレセンでの一枚。
子供達の成長は早く、今では別人のように
なっています。
この時も、おなじみテニスラボさんに
お世話になり、スタッフの井本コーチ、サムエル設楽コーチにお世話になりました。
テニスラボさんはこちら
さて、今回のテーマはこちらです
「スランプ(低迷状態)とプラトー(高原状態)」
テニスは、生涯スポーツと呼ばれるくらい
競技をされる年齢幅が広いため、10年、20年と長くプレーをされる方が多いです。
そのため、「一時期だけ、調子が悪くなる」事が
よくあります。
多くの方は、それを「スランプに陥った」と
表現されます。
よく、スランプに陥った時に
「最近なかなか調子が出なくて…」
「どうやって打ったらいいか分からなくなってきて…」
と、表現される方がいらっしゃいますが、
そもそも、「スランプ」とは何なのか?
今日のnoteは、そんな「スランプ」の事についてと、そのほかの状態の関係について書きます。
そもそもスランプとは何か?
スランプとは
①技術の欠陥(打ち方等の問題)
②プレーヤーの慢性的疲労
③けが
④競技意欲の低下、喪失
⑤上手くいかない事への焦り
⑥競技する環境の変化
⑦自分の能力の過大評価
などにより、心、技、体のバランスが崩れ、
長期的なパフォーマンスの低下になる事。
自身のプレーが上手くいかなくなり、
フラストレーションがたまります。
その結果、余計に熱が入りすぎてしまう方もいれば、モチベーションが低下してしまう方もいます。
ですが、上記7つの要因などを踏まえて
適切にケアを行い、対処していけば、必ず
カムバックする事が出来ます。
プラトー(高原状態)とは?
一般的に、何かをやり始めて練習していくと、
最初は早く成長していく事が多いですが、
熟練されると、停滞期が訪れます。
上手くなってきていたものが、成長が横ばい状態にある事をプラトー(高原状態)といいます。
プラトーは、練習をしていく中で誰もが経験する一過程であり、より強くなる段階への移行期で
ある、という事を理解したいです。
プラトーになる原因
プラトーは、成長過程の中で壁に当たっている
状態です。
①練習方法が適切でない。
②エネルギーを注げておらず、慣れが出ている
③よくない動きが癖になっている
などが考えられます。
スランプになる原因
①誤った動作が習慣化している
②部分的な動作にこだわり、運動全体がまとまらなくなるため。
③慢性的な疲労や栄養障害によって体力が低下するため。
④精神的な悩みで意欲が低下するため。
大きく分けてこの4つになります。
では、どう対処するか?
答えは簡単です。
①誤った動作を修正する。
②運動全体のまとまりに焦点を絞って練習する。
③練習方法、時間、オフの取り方を変える。
④練習、食事、睡眠のバランスが取れるよう改善する。
⑤上手く気分転換を行い、「やるべき事に集中できる」ようにリフレッシュさせる。
まとめ
①成長過程には、プラトーとスランプが
つきものであり、誰もが経験する一過性のものである。
②競技人生は長く、時には休養をとり、競技性に特化させるだけでなく、体力向上やゲーム性を交えながら練習を行う。
③プラトーやスランプから脱却するためには、
「原因と習慣を改善する」事に重点をおく。
上手くいかない事を、ひとつの成長過程として
捉えられるプレーヤーは、成長も早いです!
決して自分の世界に篭らずに、ひとつひとつ
改善していきましょう!
では🎾
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