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B’zライブビューイングの思い出~Whole Lotta NEW LOVE編

ライブビューイングの思い出。ハワイに続いてWhole Lotta NEW LOVE。
2019年9/10にマリンメッセ福岡千秋楽生中継、9/14,15,16ディレイ(再上映)があり、私は4日間とも観ることができました。

この年からツイッター始めて、ほやほやの感想をツイッターに書きなぐりそれをもとにブログを書く、という方式になったので少しは臨場感が増した?かもしれない。

まずはブログ生中継編~

9/10生中継はミッドランドスクエアシネマ中央右端の席。まあまあ見やすい。今回私が見た限り名古屋のB’zファンは全員座っていた。
ライブ始まってまず感じたのは「出音が小さい…」。生ライブの爆音は期待していないものの、予想外に音が小さくロックのライブにこれは寂しい。
そして自分の周りの人があまりに静かで…せっかくだからできる範囲で手拍子やC&Rしたいけれど、悪目立ちしてしまうのではないかと不安になりました。

しかし終わってみれば大満足!!

音の方はある程度途中で補正されて少し大きくなったよう。
観客の方もライブが進むにつれて徐々に温まっていった。序盤はほんとにかすかだった拍手や手拍子も「ultra soul」のイントロが始まればB’zファンの性で一気に高まる。
稲葉さんが度々ライビュの観客を気遣って声をかけてくれるのも大きかった。
徐々に拍手や歓声が大きくなり、アンコールの頃には館内全体が節度を保ちつつ心から楽しんでいる空気に満ち満ちた素敵な空間に変わっていた。
私も端っこの席という恩恵を活用して、自由にできる右手で好き勝手に暴れさせていただきました。

生ライブの熱気や興奮とは比べられないけれど、その代わり映画館でしか得られないものがある。

正直、視覚的満足度は圧倒的に大きかった。
私が参加したライブは2回ともスタンド席、片方のスクリーンが一応見える、肉眼でメンバーの動きは見えるが表情までは見えない、という位置だったため、ライビュで初めてステージ正面からの景色を見ることが出来ました。
なんか牙のようなものがあるな…とは思っていたけど、上下で狼の口を表現していたことにもようやく気がついた~

そして何と言っても見たかったもの。松本さん・稲葉さんの2ショットを大画面でしっかり見られたのが本当に嬉しかった。
縦長のスクリーンではどうしてもどちらかが切れてしまうし、斜め上からだと2人の距離や姿勢がいまいちわかりづらくてもどかしい思いがあったので。

ライブ中、稲葉さんはサポメンみんなと楽しそうに絡むけれど、松本さんと絡むときはぐっと特別な雰囲気を出す。
「バンド一丸となって楽しく演奏してます!でもね、根本としてB’zは松本孝弘・稲葉浩志の2人なんです。今までもこれからも」
そんな気持ちが表れているような気がして(もちろんすべて私の想像)2人が寄り添っている姿はいつも胸を打つ。
しかもめちゃくちゃ絵になる!毎回曲によって構図や距離感が変わる。松本さんは演奏に集中しているので、その辺は稲葉さんが考えてやっているんだろうなと思う。

高画質大スクリーンをものともしない稲葉さんの美貌…開演直後より汗でしっぽりしてきた頃の方が艶やか。「俺よカルマを生きろ」であざとい片肌脱ぎを披露するけども、何よりお顔が美し過ぎて唖然とする。

松本さんは年々可愛らしさマシマシ~昔は稲葉さん以上にワイルドだったのに、今や歩いても回っても足蹴り上げてもすべてが可愛い。
ディレイ含め4回、「愛の伝道師」のくだりはすべての会場で大ウケしておりました。ぜひまたいつかお目にかかりたい~

ツアー当初はB’zライブの段取りになかなか慣れない様子で硬さが見られたサポメンのみなさん。千秋楽ではB’zの音楽、そしてB’zファンのことを大好きになってくれたんだなあというのがすごく伝わってきてうれしかった。
特にモヒニちゃん。最後のメンバー紹介であんなにたくさん日本語をしゃべってくれるなんて。

初回ライビュは期待した以上の満足度と充実感で、まるで生のライブに行った後のような興奮と、放心状態に似たフワフワした余韻が残りました。
欠けていたピースがすべて揃って、自分の中でライブの全貌がしっかりと浮かび上がってきたような感じ。いや、まだまだ見逃し案件多数だったんですが、まだディレイがあるという心強さ。

いろいろ準備は大変かと思いますが、全ツアー千秋楽はライブビューイングしていただきたい!と願うばかりです。

「愛の伝道師」というワードはツアー終盤に爆誕して…稲葉さんが「ラブが足りてない?ではこはこの方に~」のくだりだったと思うけど(すでに記憶ぼんやりなので円盤を!ください!)、千秋楽では「愛の伝道師・松本孝弘です」と自ら名乗っておられましたw

このツアーのサポメンみんな個性的で大好き。特にベース・モヒニ圧巻の演奏に魅了されました。
私はツアー序盤と中盤に参加。序盤の彼女はロックのライブスタイルに慣れていない様子で、ソロの時以外は奥に引っ込んで観客と距離がある感じ。それがツアーが進むにする笑顔やアピールが増え、マジェスティックでのコーラスも自分から発案するなど大きな変化が見られました。

盤になってるさいたまスーパーアリーナからいろんなことがさらに成長している千秋楽。
劇場版、生中継の映像とは思えないほど素晴らしすぎるカメラワークで、手直しなしでそのまま販売できるクオリティかと。
こちらはツイッターに書いた感想で・・・

さま弾でシャウトして松本さんを崇めた後、演奏のお邪魔にならないように低い姿勢のまま片膝でくりんと回転して後ろにずれる稲葉さん好き。よろめいたりせずに素早くカッコよく動けるの凄い。ああいう場面ってカメラに映らないことが多いから、ちゃんと押さえててくれて嬉しい。

今も鮮明に記憶に残る格好いいシーンです(円盤を売ってください!)


そしてディレイ。
この3日間で、映画館ライビュは生ライブに劣らず会場・座席で当たりハズレがある!と実感しました。
総合的に私はかなり運が良かった方だと思う。当時の自分が書いたものを読んでるとめっちゃ楽しそうでしあわせそうで、「そうかぁウンウン良かったねぇ」と我が事ながら涙出そうになる。
そんなブログディレイ編~

あぁ楽しかったぁ!すばらしかった!!最高だった!!!
ライビュでこんな経験ができるなんて思ってもみなかったよ…
ありがとう、イオンシネマ名古屋茶屋!

上記は9/15ディレイ2日目の感想。
1日目・2日目はイオンシネマ。同じ名古屋市内とはいえ片道1時間半ほど。おそらくこれがなければ一生行くこともなかっただろうイオン。
しかしここが結果として大当たりだったのです。

ディレイを上映してくれたのが館内唯一のULTIRA(高音質サウンド・高画質システム)スクリーン!!
座席は段差が大きくすり鉢状。スクリーン特大!しかも2日間とも後ろの方の見やすい席。

ディレイ初日
生中継の時より音のバランスが良くなっている。
観客の雰囲気も良い。節度を保ちつつ、みんな思い思いに楽しんでいる感じ。ディレイなのに「また会いましょう、バイバイ」で泣きそうになってしまった。
この日もとても楽しかったのですが、翌日さらに凄い経験をすることに。


ディレイ2日目
音量・音質も前日よりさらに良くなっているよう。

この日、何よりすばらしかったのが周りのお客さんの熱量。
最初の拍手からずっと、拍手・手拍子はスピーカーからの音よりライビュ民の音の方が完全に圧倒していた。腕振りもC&Rも裸足の女神のナナナ~もほとんどの人が生のライブと変わらない感じで楽しんでいた。

でもまるで申し合わせたかのように立たない・歌声上げ過ぎない。騒ぐところ・静まるところを心得ていて、各曲のノリ・食いつきどころをきっちり把握している。「ちゃんとわかっているガチ勢」に囲まれて気持ち良く盛り上がる時の幸福感。ライブでもいつも恵まれる訳ではないこの感じをライビュで味わえるとは想像もしていませんでした。

私自身、座っていることを除けば普段ライブに参戦しているのと何ら変わりなく、全力で歌うところは歌い、腕を振り、心の底から楽んでいました。
もちろん席が違えば印象が違ったかもしれない、もっと静かに見たかった人もいたかもしれないけど、あくまで個人の感想。あの場に同席させていただいた皆さんに心から感謝です。


また、イオンシネマは家族連れが多く小さなB’zファンもたくさん訪れていました。ウルソではキッズの合唱が混じってかわいかったなあ。

途中で飽きてポップコーンで気を紛らしてた子もいたけど、前の席の男の子(小学校低学年くらい?)がすごかった。まず開演前に流れている恋鴉を一緒に口ずさむ(渋い…まさか小学生の口から「恋の滓」という言葉を聞くことになるとは)。
定番曲からアルバム曲までずっと夢中で聴いていて、juiceの「イッツオーライッ!」のタイミングがバッチリだったりと、親御さんが実にしっかりした教育をされていると感心致しました(笑)

きっと彼らの中にB’zの音楽が刻まれて、これから何十年先にもB’zの曲が歌い継がれ、未来の音楽シーンに影響を与えているかもしれない。そんなステキな想像させてくれたB’zキッズにも感謝です。


最後のライビュはミッドランドで前から数列目という大変見づらい席。
私は4回目だからあきらめがつくけれど、1回だけでこの席だったら相当悔しかったに違いない。

前日の経験を超えることはできないとわかっていたから、最後は音に身をゆだね揺蕩うように眺めてみようと思った。
スピーカーが近いのか重低音はこの日が一番腹にズシリと来て心地よかった。

画面の上方を見ようとすると疲れるので、つい真ん中から下を中心に見ることになって、腕とか下半身ばかり見てしまうのはやむを得ないことで…本当に、あんなに巨大な太腿とか肘を凝視し続けた経験もなかなかない…
松本さんのギター、特にox bloodの美しい姿を堪能したり、モヒニの腕に狼の顔があるのを確認するなど、今までなかなかじっくり見ることのできなかった部分を見られてこれはこれで良い機会だったと思います。


生のライブでは会場によって、日によって、座席によって、見える景色や体験するものがまるで違う。そのどれもが特別で自分だけの大切なもの。今回ライブビューイングでも同じと気づかされました。

映像や音は同じでも、席によって見え方や聴こえ方が変わる。そして観客がつくり出す雰囲気によって気持ちの動き方・感じ方がまるで変ってくる。
ライブは演者だけでつくり出されるのではない、そこに参加している全員でつくっているものなんだ、ということを映画館だからこそより一層まざまざと感じることができたように思います。

またひとつ貴重な良い経験をさせてもらいました。B’zのライブは生はもちろん、映画館でもすばらしい。

ハワイライビュはFC会員とその同伴者のみでしたが、WLNL千秋楽は一般販売されたので家族連れやファンでないお友達連れなど客層が幅広く、「あれがYT」「サムは日本語が上手」などちらほら解説の声が聞こえるのも微笑ましかったです。
ライブはまだハードルが高いと思っている方や、ライブデビューできるか迷うお子さんのお試し参戦の場としてもちょうどいいのかもしれません。

恒例ですが・・・
このツアー、劇場版もぜひ何らかのかたちで販売してほしい!!
ハワイライビュの映像ともどもいついつまでもお待ちしております!!


ハワイ編はこちら
https://note.com/tenmomo/n/nec517c3c19b4

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