6/23🐎京都5R〜芝1800m新馬戦〜🐎　中間追切から良さそうな注目馬を紹介（最終追切＋印発表は追記）

最終追切と印発表の追記はXで告知します！
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@tenmo_keiba

【先週の新馬戦を軽く振り返り】

先週は3つの記事を書かせて頂きました！
それぞれ軽く振り返っておきます。
興味ない方は目次から飛ばしてもらえればと思います！

Xで公開したパドック評価は良い順で並べると、
ミンストレルソング（５着）、シルバーレイン（３着）、ユイノマホウジン（８着）、ショウナンマクベス（１着）、オーケースマイル（４着）、ドゥカート（６着）と予想していました。
　追切一番手評価をしていたドゥカートはまだ重さがありましたね。馬券的には東京に合いそうなオーケースマイルから買った形になったのですが、惜しくも４着でした。ただ、ドゥカートとシルバーレインはパワー型で東京っぽくないとは思っていましたが、レースを見てもジワジワと伸びる感じでキレ負けという内容でした。オーケースマイルは最後方から内に進路を取ったことでロスがあって届かずでしたが、一番キレという面では良さを見せてくれました。予想としては外れてしまいましたがタイプの見分けができていましたし、自分の予想に自信が持てたレースでした。引き続き頑張っていきたいです。

Xで公開したパドック評価は良い順で並べると、
トータルクラリティ（１着）、イサナ（４着）、ラトラース（２着）、ゴッドヴァレー（３着）と上位４頭をパドックで上げる事が出来ました。馬体と雰囲気からも４頭は抜けていたように感じました。今後もこの４頭は良いレースをすると思っています。特にイサナは大型馬ですし、さらに良化するのではと思っています。

Xで公開したパドック評価は良い順で並べると、
プリティディーヴァ（１着）、ニシノリンダ（７着）、ダノンブランニュー（２着）、クニノハッピー（５着）を評価していました。ダノンブランニューは追切を全く評価していなかったわけですが、流石にパドックを見ると素質馬という感じで気配がすごくよかったです。
　プリティディーヴァはまだ牝馬らしい幼い体つきでしたが、好位からしっかり粘り勝ちを収めましたね。３頭の叩き合いでしたが、まだ体の余裕と良化余地を残して非常に良い内容で勝ち切ったかなと思います。

以上が記事を書いた３レースでした！
個人的には満足した予想ができたと思っています。
追切の確認、パドックの精度をどんどん上げていきたいです。

【今週の出走馬】

今回のレースは宝塚記念の日ということもあり、京都は有力候補が多くレベルの高い一戦となりそうです。1800mですし中距離路線での結果を今後見据えた形で出走してくる馬たちもいます。非常に楽しみな一戦です！

ノーザンファームからは
・エリキング
・サラコスティ
・ルージュレアリーズ　※出走せず
・ヴェルニッツ　※出走せず

社台ファームからは
・シストロン

早速紹介してきます！

◆エリキング（牡）

父:キズナ
母父:High Chaparral
母:ヤングスター
母ヤングスターは
1着 ： BRCクイーンズランドオークス(G1)、BRCドゥームベンロージズS(G2)
2着 ： ターンブルS(G1)
3着 ： クイーンズランドダービー(G1)、シャノンS(G2)
とオーストラリアのGⅠ馬。祖母自身は走らなかったが、その兄弟にはファンスターがおりATCフライトS(G1)、ATCファーラップS(G2)、ATCティーローズS(G2)を勝利している。他にも重賞馬が出ており多数でおり、曽祖母も英セントレジャー(G1)の勝ち馬で優秀な牝系となる。
父キズナ×母父High Chaparralの組み合わせは少なく、現役馬は1頭のみで2勝クラスまでとなっている。牝系も長い距離を走っているので、キズナとの配合となれば視野に入るのは日本ダービーになるだろう。個人的に4月時点での動画を見た際にキズナ産駒でありながら、歩様の柔らかさが目立ちました。POGに指名しています。

厩舎:中内田充
馬主:藤田晋
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞　動画なし
5/29から乗り始めて順調な過程。水曜日にCWを入れて、日曜日に坂路というローテーション。
・6/2 坂路　55.5-40.1-25.3-12.3
・6/9 坂路　54.5-39.7-25.5-12.7
・6/16 坂路　55.7-39.8-25.2-12.3
乗り始めて間もないタイミングで栗東の坂路でこの時計は高評価。終い12.7程度であれば他にもいたが、12.3というのはなかなかいない。その後も日曜日の坂路の時計が安定していて、終いも加速ラップと良い内容。
・6/5 CW 終い23.0-11.3
・6/12 CW 82.8-51.9-22.6-11.2
6/5は終い重点で優秀な加速ラップ。6/12は全体時計もそこそこで狙った時計といった印象。終いも11.4-11.2という好時計。新馬戦の追切としては、一切ツッコミどころがない。


＜最終追切評価＞
6/19 坂路 53.6-38.2-24.2-11.9
6月から始まりここまで1400mより長い距離の新馬戦は全頭追切を確認してきたわけですが、坂路とCWで良い時計を残しつつ最終追切で栗東坂路終い11.9秒というのは初めて。この時計を馬也で出してきています。全頭の中で1番良い内容だと思います。

◆サラコスティ（牡）

父:エピファネイア
母父:ディープインパクト
母:サロニカ
優秀な祖母サロミナの牝系。母サロニカの兄弟にはサラキア、サリエラ、サリオス、サフィラがいる。サロニカの子は昨年デビューしたロードカナロア産駒のサロニコス（牝）がおり、こちらはクラシックには勝ち上がりが間に合わなかったものの、順調に歩を進めており現在2勝クラス。エピファネイア×ディープインパクトは言わずもがなのニックスで期待がかかる。晩成型が多いので初戦はどうか。

厩舎:池添学
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞　動画なし
5/29から乗り始めて本数は少なめ。
6/5 CW 82.4-53.9-23.8-11.6
6/12 CW 83.5-53.6-23.3-11.4
とCWで全体時計がまとまったタイムが2本。終いも加速していてここまで順調にこれている。坂路もそこそこの時計を出している。このままもう一本速い時計を入れる事ができれば、かなり走れる体勢は整ったといえそう。

＜最終追切評価＞
坂路単走で軽めの調整となったが、軽く気合を入れて非常に安定したフォームで力強い動きを見せていた。追えばさらにキレそうな印象だったし、エピファネイア産駒というところもあって早くから活躍できそうな内容。6/12の時計も馬也で比較的馬場の外目を回している。走れる体勢は整ったと見ているが、本数は少なめだったのでその点がどう出るか。

◆ルージュレアリーズ（牝）

※出走登録せず。

父:レイデオロ
母父:ディープインパクト
母:ラストグルーヴ
超良血のラストグルーヴの牝系。レイデオロ産駒の牝馬はまだ活躍している馬は少なく、血統的に見ても明らかにこの一頭は抜きん出ている。この馬がどこまで走るかによって、来年のレイデオロ産駒の種付け料というのも変わってきそうに思っている。

厩舎:福永祐一
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞
5/4から乗り込んでいて、坂路での追切本数がかなりの量。少し時間がかかるタイプなのかもしれない。
5/29 CW 82.6-52.2-24.0-12.2 動画あり
6/12 CW 80.9-52.0-23.7-11.9
持続力がありそうな時計を出してきていて、時計からは牝馬らしいが終いキレるというタイプには見えない。5/29の映像では掻き込み型の走りをしていて時計のイメージ通り。東京よりも京都を選んでいるのはタイプ的にもわかるし、ディープっぽさよりもレイデオロっぽさがある。全体時計は速いのでジワジワと伸びてきそう。加速ラップの時計が最終は欲しい。

◆シーク（牡）

父:キズナ
母父:ボストンハーバ
母:セレブラール
半姉にベルカントとイベリスがいて、1600mより短い距離で結果を残している。全兄姉が5頭いて、毎年キズナとの仔を産んでいる。5000万以上の賞金を持っている馬が多く、活躍馬はいないがコンスタントに条件線で勝ち抜いている。キズナとシアトルスルー系で相性が良さそうだなーいう印象で父キズナ×母父ボストンハーバーで有名な馬はファインルージュがいる。

厩舎:角田
馬主:ノースヒルズ
生産者:土居牧場
＜追切評価＞
6/5から乗り始めで遅め。
6/6 坂路 55.2-40.0-25.8-12.6　
と乗り始めの履歴にしては速い時計。
6/13 CW 83.5-52.4-23.5-11.6
と比較的安定した加速ラップを入れてきた。仕上がりが速いタイプなのか、本数の割に濃い内容の追切を行っている。もう一本CWで速い時計を入れてきたらかなり良い内容。


＜最終追切評価＞
6/19 CW 82.9-53.5-23.4-11.6
3頭併せ馬で馬場外目を回してきた。見せ鞭をしながら強めの内容でジワジワと伸びている。パワー型で従来のキズナ産駒らしい。雨の京都は合いそうだなという印象だが、本数が少ないのは気になる所。時計としては一本速いのを入れてきたので過程としては走る体勢は整えてきた。

◆セディバン（牡）

父:タワーオブロンドン
母父:ゴールドアリュール
母:アニムス
かなり古いが遠い親戚にファインモーションとピルサドスキー（ジャパンカップ）がいる牝系。YoumzainやCreachadoirもいてGⅠ馬がいる血統。母と祖母の代では目立った馬を輩出できていない。

厩舎:吉田直弘
馬主:ＧｒａｎｄｅＲａｃｉｎｇ
生産者:グランデファーム
＜追切評価＞
5/24から乗り始めで本数は多め。CWでの時計は失速ラップで評価できないが、坂路での時計で驚異的な数値がある。
5/28 坂路 56.4-39.5-25.1-12.3
6/4 坂路 54.6-39.4-24.6-11.9
2歳馬で坂路終い11.9というのは驚異的。CWの履歴から見ると少し暴走気味なのかな？とも受けてれるので入れ込み具合などは要チェック。

＜最終追切評価＞
CWでの乗り込みが全て失速ラップで非常に評価しづらいが、6/4坂路は馬也で破格の好時計を叩き出している。坂路好時計は京都の適性とマッチする部分が少なく、パドックでしっかり馬のタイプを見極めたい一頭。過程としてはあまり評価できないが、３着までならありそうだなという内容。

出走馬の追切メモと気になった馬は血統など調べています。

◆ディクシャ
まとまった時計が多く内枠活かし切れば馬券内の可能性もある。
CWの時計の内容が徐々に良くなっているのも仕上がり具合が見て取れる。
前目に付けてしぶとく残しきれれば。

◆ウインポセイドン
終い重点の時計がほとんど。物足りない。
ゴールドシップ産駒で道悪適正があれば。

◆ポッドエルマー
血統を見ると非常にパワースタミナタイプの血統。
しかし、好時計の終いもしっかり加速量の多い内容。
好評価したい一頭。勝ち負けできるかなという内容。

◆シストロン
追切評価としては坂路主体でCWの時計は一本もなしで評価しづらい。
ただ、6/19の動画では素軽い動きで体の使い方もよかった。
馬券内もありそうだが追切履歴からマイナスしたい一頭。

◆オニムシャ
CWの時計が良化傾向で最終そこそこの時計をマーク。
外目を回して見せ鞭まで使っているが走る体勢は整っていそう。

◆テーオーミリカン
坂路主体で失速傾向＋最終追切は芝で実施。評価しづらい過程。

◆ヴェルニッツ　※出走せず
母:セットスクエアはオーストラリアで
1着 ：VRCオークス(G1)
2着 ： VRCザヴァニティ(G3)
3着 ： VRCターンブルS(G1)、MVRCダットタンチンナムS(G2)、VRCシュウェッパーヴセンストロフィー(G3)
好成績を残している。兄弟はまだ目立った活躍馬は出ていない。
追い切りは目立った時計はない。

【中間追切から推奨馬３頭】

１番手評価は「エリキング」にしました！
全体時計も坂路も優秀です。
本数は平均的ですが、十分なタイムを出せています。
ここは一番手はこの馬しかないなという内容でした。

２番手は「サラコスティ」にしました！
CWで安定した良い時計が２本ありましたね。
京都の新馬戦でこの時計は好内容だと思います。
もう一本速いのがあれば勝ち負けレベルの仕上げだと思います。

３番手は「シーク」にしました！
仕上がりが速い感じで本数少ないですが、時計が良いです。
終いが少し物足りない感じがあるので、
全体時計は同じぐらいで終い速いのが入ると良いですね。

今週は土曜日がレースが見れないので、
私は日曜日レースが主体です！
宝塚記念も楽しみですが、ここの新馬戦も見逃せません！

【最終追切から推奨馬３頭】

注目していた馬が２頭出走せずとの事で、
今回は全頭の簡易的な評価内容も記載しました。

１番手評価は「エリキング」にしました！
追切内容としては、今年No1の内容かと思います。
渋った馬場がどうかという所はありますが、素質だけで跳ね返せるのではないでしょうか。負けるつもりは毛頭ないようです。

２番手は「シーク」にしました！
外目を回してまとまった時計を高評価です。最終追切もきっちりと１週前より濃い内容を消化してきています。坂路での動きも悪くありません。時計がかかる馬場は歓迎ではないでしょうか。

３番手は「サラコスティ」にしました！
晩成型の血統という事もあり、内容も物足りなく感じていましたが、最終坂路の動きがよかったです。軽めの調整とはなりましたが、十分内容としては上位です。

気になる一頭「ディクシャ」
人気はしないでしょうが、82~83秒のCWでの時計がまとまっています。加速ラップも踏めていて前目につけれると面白い一頭かなと思います。

【印発表】

◎　エリキング
追切からは言う事はありません。前日段階ではこの馬から買う予定です。
体は柔らかいタイプで渋った馬場に脚を取られないか心配。

〇　サラコスティ
血統なども加味すると２番手はこの馬に。
重心が低い走りとのコメントが合って、
渋る馬場はバランスがとれそう。

▲　シーク
穴っぽい馬ですが持続力がありそう。外枠からジワジワと。

△　ポッドエルマー
良い時計が多い。枠も良いので内で溜めれれば。

△　ディクシャ
外目を回したCWの時計を評価して。

↓はパドック評価で△に。

×　セディバン
坂路の時計が驚異的。

×　ウインポセイドン
終いの速さが魅力的。

以上となります！
大雨の中で開催される可能性もあって、難しいレースとなりそう。
泥んこ馬場なら馬体からパワーがありそうな馬を評価を上げたいです。
最後まで閲覧ありがとうございました！！

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