6/15🐎東京5R〜芝1600m新馬戦〜🐎　中間追切から良さそうな注目馬を紹介（最終追切＋印発表は追記）

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@tenmo_keiba

記事更新済みです！

【先週の新馬戦を軽く振り返り】

先週は３つ記事を書かせて頂きました。
それぞれ軽くおさらいをしておきます。

こちらは評価していたグラフレナートが断然人気で出遅れから、追走し切れず６着と負けてしまいました。追切もパドックもよかったので残念でした。ただ、中間追切と最終追切で評価していたコートアリシアン（１着）、ベルネリッタ（２着）、レイヤードレッド（４着）と好走。本命をグラフレナートに打っただけに馬券はとれずでしたが、決着について納得といった内容でした。コートアリシアンはパドックからテンションが高く少し評価をさげていましたが、レースに入ると折り合いを欠くところは見せず、出遅れから差し切り勝ちと強い内容でしたね。追切でも鋭さを見せていたので、上がりも１頭33.3と断然でかなり自力の差があったように思います。今後も注目しておきたい一頭です。

自信を持って本命にしたスカイブルーが５着と好走はしたものの、レース内容は少し物足りない内容でした。坂路のみの追切だったので、コーナーに不安があるなと思っていましたが、案の定少し４コーナーで膨らんでいました。大型馬で一回使ってからというのもあるかもしれませんが、パドックではキビキビと動けていたので、悪くないなと感じていました。結果は穴馬３頭牝馬で決まってしまいました。決着としては△△△△◎と相手には入れていたけど…という感じで追切も評価していない馬が走ってきたレースでした。それだけ上位人気が崩れたという事ですね。スカイブルーは良化余地ありで、もう少し時計のかかる馬場の方が良いかもしれませんね。今後CWの追切が出てくることを楽しみして待つことにします。

　こちらは評価していた３頭がそのまま来ました。追切通りの結果でしたね。アクアジェット（４着）、ライヴパフィ（５着）とXの方でもパドック推奨しましたが、大穴馬も好走しました。パドック見てもクロワデュノールとアルレッキーノは良く見えて、内容も圧倒的でした。決着も◎〇▲△△と良い結果となりました！
　クロワデュノールは評判になっていますが、新馬戦レコードで残り5Fのラップが全て11秒台とすごい内容。ただ、アルレッキーノはすごく緩さを感じたので、あれでそこまで付いていけるのはこの馬も相当走りそうです。クロワデュノールはわざわざ東京まで遠征して新馬戦に使ってきていますし、ジャスティンミラノもずっと輸送を経験させていました。陣営の意図からも輸送に慣れさせたいというのと、東京の重賞を意識しての事。おそらくダービーも意識しているのでしょう。となると、次回も東京の重賞で使ってくる可能性が高いですね。
　アルレッキーノは未勝利戦でクライスレリアーナやエンブロイダリーと激突するんでしょうか。非常に楽しみです。

来週も頑張って当てていきたいです。
見てくださっている方の参考になっていれば嬉しいのですが…。
本人マニアックになる癖があり、
簡潔に書いているつもりではあります。笑

＜余談＞
　今回のレースで気づいた事にはなりますが、京都競馬場というのは栗東坂路での追切と別の適性が求められているのかもしれません（当たり前のことかもしれませんが）。栗東坂路で良い時計を出している＝京都で好走する　という構図は阪神競馬場より適性の関係性が低いのかもしれません。東京は両レース共に比較的予想の範疇の結果となっており、京都は意外な結果となりました。重賞レベルとなると話は別でしょうが、直線での坂もないですし、惰性で走り馬也で一定速度をつけれる馬が良いのかもしれません。この辺は追切評価でも今後色々考えて考慮していきたいところです。京都に関しては坂路好時計よりもCW好時計の方が良いと見てもよさそうです。
　追切に関して、スカイブルーは坂路のみでした。京都の直線に坂はないですし、馬に負荷をかけるという意味ではもちろん大事なのですが、コース形態からすると馬は走り慣れていないという事もあるのかもしれません。今回は大型馬というところもあって仕上がり具合もあったかもですが…。全体時計が速くて３コーナー付近から坂でスピードに乗れそうな馬を選んだ方が良さそうです。次回はCW重視で見て行きたいです。

【今週の出走馬】

それでは、出走登録している馬を紹介していきます。
ノーザンファームからは
・シルバーレイン

社台ファームからは
・ミンストレルソング

社台コーポレーション白老ファームからは
・ドゥカート

有力生産者からの出走予定馬は以上となります。
シルバーレインはノームコアの初仔。
ミンストレルソングは名牝ダンシングキイの血統と
注目したいですね。追切評価は忖度なしでしっかり初戦で
走れる状態に仕上がっているのかチェックしていきたいです。

◆シルバーレイン（牡）

父:エピファネイア
母父:ハービンジャー
母:ノームコア
マイル～中距離で活躍した名牝ノームコアの初仔となる。父エピファネイア×母父ハービンジャーは昨年デビューして２勝クラスのフォーザボーイズがいる。この組み合わせは意外と少ないんだな、と少し驚き。

厩舎:萩原清
馬主:池谷誠一
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞
掻き込み型の走法で坂や渋った馬場でも走れそう。CWで6/5にそこそこ時計を出しているが、他はそんなに目立たない。乗り始めは5/19からと少し遅めで本数は少ない。少し硬さが見られて東京っぽくない。

＜最終追切評価＞
助手騎乗で6/5はムチまで入れて一杯にまで追っても時計はでなかった。6/12も助手騎乗で坂路でサッという感じ。重さはなかったが、最終追切としては時計としては目立つものではない。キレるタイプではなくジワジワと伸びるタイプだろう。小頭数戦スローペースで後半力をどこまで生かすことができるかが勝負の分かれ目。併走相手も未勝利馬。ルメール騎手が騎乗予定で圧倒的に人気するのであれば、評価は控えめにしておきたい一頭。

◆ドゥカート(牡)

父:レイデオロ
母父:ステイゴールド
母:キャットコイン
母キャットコインはクイーンCを勝利。叔父叔母にも2歳重賞での勝ち馬が数頭おり、若くから走れる血統。早熟傾向で古馬になって大成した馬は少ない。ワンブレスアウェイは事故条件を勝ち上がり、愛知杯を勝っている。

厩舎:宮田敬介
馬主:G1レーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
＜追切評価＞
かなり乗り込み履歴が充実していて、3月4月にかけても豊富。仕上げてきている印象。5/30,6/5に好時計があり、気合をつけながら終い11.3で持続力がありそう。血統的にはかなりパワー型になりそうで、映像でも3頭併せ馬で力強い走りを見せた。気性面がどうか。

＜最終追切評価＞
最終6/12は芝で追い切った。鞍上は戸崎騎手で先週も戸崎騎手が乗ったようだ。終始馬也でロジシルバー(2勝クラス)の外側を５Ｆで０秒４追走１Ｆ併せで併入している。ロジシルバーは好走歴の多い馬で掲示板を外したのは１回だけと併走馬としては十分だ。動画自体も馬自身から追走していき、状態は整っていそうだ。馬也で安定した履歴を残しているし、間違いなく追切としては評価しているし注目したい一頭。気になる点としてはレイデオロ産駒という点。時計がかかる馬場やパワーを要する馬場で好走する傾向があり、母父もステイゴールドでかなりのパワータイプ。小頭数スローでどこまで後半力を見せるれるか。

◆オーケースマイル（牝）

父:スワーヴリチャード
母父:Loup Solitaire
母:レディオブヴェニス
母レディオブヴェニスはアメリカの名牝。G1でも複数回馬券内に入り、重賞を３勝している。アフィラートと姉妹となるため、甥にゴンバデカーブースがいる血統となる。中央でも勝利している馬を多く輩出している。

厩舎:相沢郁
馬主:小野建
生産者:スマイルファーム
＜追切評価＞
5月半ばから乗り込んで本数は多め。6/6に速い時計が一本あり、4F50.0をマーク。この日の2歳馬で4F1位、終いも11.4と加速ラップも踏めている。映像はなかったのでタイプの判断は難しいが、能力はありそうだ。最終追切に注目したい。履歴的にはもう一本速い時計が欲しい。

＜最終追切評価＞
CWで外グレースアイリス（未勝利）強めと併せ０秒２先着した。牝馬らしい伸びやかさを持っている。手前を変える際にバタバタしたのと、少し内にモタれながらだった事が気になるが、終いでキレそうなタイプ。シルバーレインとドゥカートと比べると東京向きかなという印象で、スローからのキレ味勝負だと分がありそうだ。6/6の時計も外目を回して好時計で評価したい。２週連続で横山琉人騎手で追い切っていて、鞍上とのコンタクトは多めで〇。最終追切の内容としては、もう少し速い時計が欲しかったが、小柄であればこの追切でも十分仕上がってきそう。

◆ショウナンマクベス（牡）

父:リオンディーズ
母父:フジキセキ
母:ウインフロレゾン
親戚にシャトーブランシュがいるため、イクイノックスとは遠い親戚に当たる。

厩舎:武市康男
馬主:国本哲秀
生産者:二風谷ファーム
＜追切評価＞
乗り込み量は多め。速い時期から坂路でそこそこの時計を出しており、動けるタイプ。6/5には82.9-51.6-23.5-11.5と全体時計も良く、終いも加速ラップで終えている。映像はなかったためタイプ判断はできないが、乗り込み量からも順調な過程。

＜最終追切評価＞
坂路で単走で追い切った。映像がなし。時計的には目立たないが、終い12.4と悪くない。6/5がこの馬にとって一番良い時計となったが、こちらは外メイテソーロ(3勝クラス)馬也と併入している。一杯にまで追ってとの事だが、３勝クラスの馬と併入できたのは好材料。リオンディーズ産駒でサンデーサイレンスのクロス持ち。牝系にはトニービンの血も流れており総合的に見て良血だ。人気しなさそうだが、ここはやれてもおかしくない。

◆メロンパンマニア（牡）

※日曜日にズレたのでこのレースの出走はなし。

父:ウインブライト
母父:ヘクタープロテクター
母:コスモミール
厩舎:和田雄二
馬主:ビッグレッドファーム
生産者:金石牧場
＜追切評価＞
5/2から乗り始めて乗り込み本数が多い。速い時計はないが、6/5に83.5-52.5-24.2-11.6と加速ラップでそこそこの時計がある。映像がないためタイプ判断はできなかった。

＜最終追切評価＞
※土曜レースは金曜日追記予定
※日曜レースは土曜日追記予定

◆ミンストレルソング(牝)

父:ロードカナロア
母父:ファルブラヴ
母:ダンスファンタジア
名牝ダンシングキイの血統。母はフェアリーステークスの勝ち馬で、祖母はダンスインザムードでヴィクトリアマイル・桜花賞の勝ち馬。半姉ヒップホップソウルと半兄ダノンファスト（オープン）がいる。ロードカナロアは牝系の血をうまく引き出すので、楽しみな一頭。

厩舎:音無秀孝
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
＜追切評価＞
5/5から坂路で乗り込まれていて本数は多め。あまり良い時計はなく、全体時計が速くなる時は失速ぎみ。乗り込んで乗り込んでやっと動けてきたかな？という印象の受ける履歴。動画では坂路併せ馬の内側で馬也。バタバタするところもあり、目立った印象は受けず。6/5は81.2-51.8-24.0-12.1と失速気味だが、全体時計は良い。今回栗東から東京を狙って出走予定。

＜最終追切評価＞
最終追切で評価を上げた一頭。坂路で助手騎乗で内アイルドリアン（未勝利）馬也と併入。52.7秒を失速せずに素軽さを見せてマークしてきた。スタートが良さそうな印象を受けて、走れる体勢をは整っていそうだ。

◆バーニングフレーム

こちらは最終追切で良い時計を出してきているので軽くご紹介。CWで外ラッキーアメリカン(未勝利)馬也と併入。馬也で 83.5-53.1-24.3-11.4と終いキレそうな時計を出してきた。最終追切までは坂路で動けている履歴が少しあっただけで目立つ時計はなかったが、最終で動ける体勢を整えてきたようだ。
スローからの展開利はこの馬にもありそうだ。

【中間追切から推奨馬】

1番手は
ドゥカート
乗り込み量もかなり多くCWでマークした時計もかなり良い。3頭合わせ馬でしっかり競い合わせていて、過程を見ても順調。

2番手は
オーケースマイル
4F50.0というのはなかなか出せない。終いも加速しているし、過程としても本数が多く仕上げてきている印象だ。速い時計にありがちなのが、馬場の内を回っているケース。動画がないため判断できないが、金曜日時点でわかるため確認したい。

3番手は
ショウナンマクベス
目立ちはしないが本数も多く順調。
順調さで3番手評価へ。

【最終追切から推奨馬】

１番手評価は「ドゥカート」にしました！
やはりCWでの好時計が多く産駒的にはパワー傾向となりますが、最終追切の芝での動きも馬也で良い気合だったと思います。履歴的にもここへ向かって調整させてきているように感じますし、5/30丸山騎手、6/5.6/12に戸崎騎手と厩舎側の本気度も感じられます。小頭数の８頭立てでしっかり新馬戦で勝ち切れるレースを選べているように思います。

２番手評価は「オーケースマイル」にしました！
この馬の評価している部分は、6/6の好時計が外目を回しながらも4F50.0をマークし終い11.4を出している点。そして、牝馬としてのしなやかさが動画で垣間見えた点です。バタバタしていて内にモタれていたという点はありながらも、キレる脚を使えそうで注目しています。

以上となります。
時計的にも評価したい内容の馬は他にもいましたが、
この２頭は総合的に履歴を確認しても仕上がりが良いと思っています。
馬券的には絞るとしてもパドックしっかりよく見てどちらか又は両方を馬券に絡めて行くと思います。

【印発表】

ルメール騎手が騎乗予定の断然人気になりそうなシルバーレインを追切からは評価せず、オッズが付きそうな所から勝負ができそうです。レース的には混戦ムードかなと思っていますので、展開利でどの馬でも馬券内にはきそうです。その中でも勝ち切りそうな馬を上位に持ってきました。

◎　オーケースマイル
を本命としました。現在４番人気で単勝も10倍付きそうです。東京という面を考えると終いがキレそうなところで評価を高くしています。バタバタしていて追走し切れず、、、というパターンの印象はありますが、6/6の追切を高く評価しています。血統的にもマイルも合いそうです。

〇　ドゥカート
追切の充実さが目立ちました。かなり人気はしていますが、戸崎騎手に２週連続騎乗もあり厩舎側もここの勝ちをしっかり狙っているように感じます。その内容も良いわけですから、東京が合わないという所がない限りは勝負になりそうです。

▲　シルバーレイン
追切ではあまり評価はしませんでしたが、このメンバーであればこの位置に。一回使ってからかなーという印象ではありますが、鞍上はルメール騎手です。かなりの良血馬ではあるので、素質と鞍上の力量のみで勝ってくるかもしれません。

△　ショウナンマクベス
追切履歴を評価して。

△　ミンストレルソング
最終走れる状態は整った。

×　バーニングフレーム
最終追切を評価して。

馬券についてはパドックを見てから決めますが、シルバーレインが無難に２～３着というのはありそうで、オーケースマイルからの３連単頭固定は面白そうだなと思っています。

以上となります！
それでは、最後まで閲覧ありがとうございました！

【今週末の新馬戦記事】

下記レースも中間追切評価をしています。
よければ見てみてください。