6/16🐎東京5R〜芝1400m新馬戦〜🐎　中間追切から良さそうな注目馬を紹介（最終追切＋印発表は追記）

【先週の新馬戦振り返り】

こちらは6/15 東京5Rの方に書きましたので、
気になる方はそちらも是非ご覧ください！

【今週の出走馬】

早速ですがご紹介していきます。
有力生産者からは
社台ファームの
・ダノンブランニュー
が出走予定をしています。
スターズオンアースの半弟です。

社台コーポレーション白老ファームからは
・ブライトビギニング

千代田牧場からは
・ツインピークス
こちらはウシュバテソーロの半妹となります。

◆プリティディーヴァ（牝）外

父:Kingman
母父:Teofilo
母:Assurance
良血の牝系で4代前DisputeはアメリカG I4賞含む重賞5賞で、G I2着も3回。Kingman産駒は先々週に勝ったスターウェーブと同じで、ダンジグを経由している。この馬も非常にパワーとスタミナがありそうな配合をしており期待される一頭。

厩舎:田中博康
馬主:吉田和美
生産者:Assurance Syndicate
＜追切評価＞
乗り込み量は多い訳ではないが、好時計を連発している。
5/23 84.4-53.0-24.4-11.6
5/30 82.6-52.6-23.8-11.1
6/5   82.3-51.2-23.9-11.4
と仕上がりが良さそうなのは目に見えてわかるが、かなりパワー系で東京と硬い馬場に合うかはやってみないというのが印象。6/5の動画があったが、前進気性も強くスピード感もあり、ピッチもかなり速い。前目に行って押し切るような競馬が合いそうだ。先週勝利したKingman産駒のスターウェーブも同じような形で速めに抜け出して勝ちきった。

＜最終追切評価＞
6/12 CW 81.1-64.9-50.0-36.1-11.4 馬也で外ドゥザキャッチ（未勝利）馬也と併せ０秒２先着している。４本も良い時計を入れてきて、動かしすぎじゃないかと思う程。5/23の併走相手はレモンポップで併入しているし、この時期の牝馬でここまで動けるのはすごい。ただ、追切だけ良い時計を出す馬というのは多くはないがいる。過信はしないが個人的にはPOGに選出したし、追切の内容的には申し分ない。内目を回っての時計というのも考慮しておきたいが、内目を回ってもこの時計は良い内容。

◆ダノンブランニュー（牡）

父:ミッキーアイル
母父:Smart Strike
母:サザンスターズ
半姉にスターズオンアースがいる血統。ミッキーアイルの牡馬はあまり走っていない。偉大な姉の後に続く事ができるのか。

厩舎:福永祐一
馬主:ダノックス
生産者:社台ファーム
＜追切評価＞
5/2から乗り始めて本数自体は多め。徐々にCWで走らせてはいるが、失速ラップ続きで履歴としてはイマイチ。動き自体も固く6/5の動画ではかなり気合をつけているが、あまり反応していない。逆にあそこまで反応しないというのもすごい。ズブそうで持続力スタミナがありそう。姉と同じでどっしりした馬体をしている。

＜最終追切評価＞
最終坂路で纏めてきた。馬也で外サトノアポロン（３勝クラス）仕掛と併入。時計自体はそこそこだが悪くないラップを踏んでいる。しかし、CWでの時計は失速ラップばかりで少し不安要素が大きい。明らかにパワー型で前に行けたとしても最後まで粘り切れるのか？と疑問。１回使ってからの方が良いんじゃないかと思っている。

◆アンジュオスリール（牝）

父:ディスクリートキャット
母父:スペシャルウィーク
母:スーリール
フラワーカップを勝利したエミューの半妹となる。

厩舎:和田正一
馬主:ノースヒルズ
生産者:土居牧場
＜追切評価＞
目立った時計はないが、乗り始めの時期に坂路で54.4を出している。6/5には84.1-52.8-23.5-11.4と終い重点たが、牝馬らしいタイム。終いキレるかも。動画はないので判断はできず。

＜最終追切評価＞
最後は坂路で締めくくりで平均的なタイム。映像がなく判断が難しいが、先週の6/5の時計はかなり外目を回して一杯に追ったようだ。内スパルティート（新馬）一杯と併せ０秒２先着外マホロバ（２勝クラス）馬也と併入している。一杯だとしてもかなり外目で11.4のタイムは良い。

◆バム（牡）

父:ロジャーバローズ
母父:アグネスデジタル
母:デスティニーラブ

厩舎:奥平雅士
馬主:ミルファーム
生産者:ミルファーム
＜追切評価＞
4/25から坂路で入念な乗り込み。6/5にCWで速い時計を出しており、81.0-51.5-24.2-11.8で加速ラップも踏めていて○。最終追い切りでもう一本速い時計が欲しいところ。

＜最終追切評価＞
最終追切は坂路で単走でサッとという内容。速い時計出ずで少し気になっていたが、注目度としては最終追切で下がってしまった。動画もなしでパドック判断。

◆ツインピークス（牝）

父:ミスターメロディ
母父:キングカメハメハ
母:ミルフィアタッチ
半兄にウシュバテソーロがいる血統。

厩舎:高木登
馬主:飯田正剛
生産者:千代田牧場
＜追切評価＞
5/5から乗り始めて本数は多め。ここまで順調に進めてこれている。そこそこの時計が一本あり、6/5に82.5-51.1-24.2-11.9をマーク。終いが少し物足りないが、加速ラップを踏めている。5/9の日曜日に全体時計は速くないが、坂路で終い12.2秒をマークしている。もう一本速い時計が欲しい。

＜最終追切評価＞
6/12 CW単走 83.6-66.6-51.7-37.2-23.6-11.5 全体時計は先週より遅くはなっているが、終いをしっかり加速ラップで締めくくってきた。馬也でストライドも大きく伸びやかに走れている。素軽さがある一頭で舞台として東京は悪くはなさそう。

◆メロンパンマニア（牡）

父:ウインブライト
母父:ヘクタープロテクター
母:コスモミール
厩舎:和田雄二
馬主:ビッグレッドファーム
生産者:金石牧場
＜追切評価＞
5/2から乗り始めて乗り込み本数が多い。速い時計はないが、6/5に83.5-52.5-24.2-11.6と加速ラップでそこそこの時計がある。映像がないためタイプ判断はできなかった。

＜最終追切評価＞
CW馬也で内サンロレンツォ（１勝クラス）馬也と併入。最終追切の時計としては平凡。土曜日に出走予定していたが、日曜日にスライドしてきた。6/5の時計も一杯に追っているが、6/5と6/12両方とも外目を回しているため悪くはない。6/12は映像があって馬也で自分から動いて行って、ジワジワと伸びて行った。ダイナミックな動きで状態は悪くなさそう。

他血統を少し気になった馬のメモ程度ですが、記載しておきます。
好時計を出してきた馬のみ最終追切評価を追記してます。

◆ニシノリンダ（牝）
終い重点で5/29 11.4と6/5 11.5の時計がある。
CWではこのメンバーでは良い時計が出ている。全体時計としては平均的。
＜最終追切＞
好時計を出してきた。
CW馬也馬場中程で80.4-65.5-50.8-36.3-23.0-11.3とかなりの好時計。
プリティディーヴァよりも良い時計をプリティディーヴァより外目を回して出してきた。映像がなく判断しづらいがここは押さえておきたい一頭。

◆クニノハッピー（牡）
半兄にルミナスウォーリアーがいる血統

◆ブライトビギニング（牡）
乗り込み本数が最多。
4月から乗り始めている。速い時計はない。

【中間追切から推奨馬】

今回乗り込み量が多い馬が多数いるが、
一頭を除いて好時計を安定して出せている馬は少ない。
過程は順調だが時計はそこそこという内容の馬が多い。

1番手は
プリティディーヴァ
ここの中では圧倒的な内容。
動画でも力強さと素質が垣間見えた。

2番手は
ツインピークス
乗り込み量が豊富で終いは少し物足りないところもあるが、加速ラップで全体時計が良い。CWで3本追い切っているが、徐々に時計は良化。坂路でもしっかり負荷をかけて行っており順調。相手は強敵だがミスターメロディ産駒で初勝利なるか。

今回はこの２頭だけです。理由としては目立った時計や動画少なく判断材料が少ないです。最終追切と日曜の負荷量なども見て最終追切で判断したいと思います。

【最終追切から推奨馬】

追切としては、プリティディーヴァが断然というイメージです。動画少ない事もあって、当日の判断が影響が大きそうです。パドックでしっかり判断したいですね。

1番手は「プリティディーヴァ」にしました。
この本数を好時計を連発するのは走力はかなりあるでしょう。さらに併せ馬相手にレモンポップがいたとなっては、この馬しかありえません。馬場が渋っても問題なさそうです。少し気になる所は内目を回って、騎手が追って追っての内容も含まれているという所。パドック状態良ければこの馬から買いたいですね。

２番手は「ニシノリンダ」にしました！
かなり穴っぽい一頭ですが、最終追切の時計は驚異的です。動画がないので、数字だけの判断にはなりますが、１週前・２週前も平均的な全体時計で終いで11秒台前半をマークしています。単純に出た時計というわけではなさそうで、当日のパドックの馬体からタイプを判断したいです。マクフィ産駒の牝馬はオールアットワンスがいますね。ニシノリンダの母ニシノウララも短距離路線を走っていたので、1400mの舞台は問題なさそうです。もっと短い所でもいいかもしれませんね。

3番手は「ツインピークス」にしました！
最終追切は単走という所が少し気になる事ではありますが、時計としては最後終いを速めてくる追切行ってきました。動き自体も悪くなく馬也で伸びやかな動きをしていました。高速馬場の方が合いそうな馬ですね。

気になる一頭はアンジュオスリールです！
時計としては速いわけではないですが外目を回して、終いの加速が良い点。最終追切も坂路でサッとという形で仕上がりが速いタイプかもしれません。

【印発表】

サッと紹介していきます！

◎　プリティディーヴァ
鞍上もルメール騎手で追切でこの内容となれば人気しないわけがありませんが、メンツ的にはかなり抜けている存在かなと思ってます。単勝３倍付くなら１点で良いかもしれないです。

〇　ニシノリンダ
人気はしていませんが、やはり追切の内容が断然いいです。最終追切も馬場の内側を回したわけではなく中程を走っています。必ずしも時計が出やすいという訳ではない中でこの時計ですのでしっかり走る力はありそうです。動画を見れていないので確認も必要ですが、血統的には人気しないでしょうから面白い一頭になりそうです。

▲　ツインピークス
履歴を見ると徐々に良化してきたことがわかります。動画も最終は単走でしたが、馬也でそこそこのタイムを出してきています。１枠１番ですからスタートでれば、そのまま残し切る可能性もあります。

△　メロンパンマニア
追切履歴と動画の動きを評価して。

△　アンジュオスリール
終い重点の１週前追切を評価して。

△　バム
１週前追切の全体時計を評価して。

×　ダノンブランニュー
履歴としては評価できず、当日で相手に入れるか判断。

以上となります。個人的にはプリティディーヴァは硬そうでヒモ荒れしそうな予感がしているレースです。POG指名したプリティディーヴァの評判が気になりますね。

【今週末の新馬戦記事】

下記レースも中間追切評価をしています。
よければ見てみてください。