6/9🐎東京5R〜芝1800m新馬戦〜🐎　中間追切から良さそうな注目馬を紹介（最終追切＋日印発表は追記）

6/8の記事に引き続き東京1800m新馬戦の追切評価もしていきたいと思います。今年初の1800mで中距離でも走れる馬達もここを狙って出走してきます。
注目していきたいレースですね！
早速ですがご紹介初めていきます。

ノーザンファームからは
・アルレッキーノ
・ウィンスタンリー
・クロワデュノール
が出走予定。

※美穂の時計で気になっている点を紹介しておきます。
先日から5/29.5/30CWの時計が好時計の馬が続出しています。
雨の影響かはわかりませんが、
この日だけ速いという馬は少し怪しんで行くつもりです。

◆アルレッキーノ(牡馬)

父:ブリックスアンドモルタル
母父:キングカメハメハ
母:チェッキーノ
　兄ノッキングポイント、姉チェルヴィニアのいる血統。母チェッキーノ、祖母ハッピーパス、叔父コディーノも重賞馬。若くから走れる血統で注目。

厩舎:国枝栄
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞
他厩舎と比べるとかなり少なめの本数。
初戦は仕上げてこないという特徴的な量。
5/29に82.0-65.1-50.4-36.3-23.4-11.6とそこそこの好時計をマーク。
この本数で追い切ってこの時計が出ているのは流石素質馬。

◆アクアジェット(牡馬)

父:ビーチパトロール
母父:サクラバクシンオー
母:サクラナスカ
　遠い親戚にサクラローレルがいる牝系。ビーチパトロール産駒は昨年ほとんど走っておらず、血統的に期待値で大幅に減点せざるおえない。

厩舎:岩戸孝樹
馬主:ブルースターズファーム
生産者:谷岡スタット
＜追切評価＞
調教過程は坂路とCWを使い分けて乗り込まれてきている。本数は平均くらいで5/29にCWで好時計を出していて、80.5-50.9-23.4-11.3と最後もしっかり加速ラップを刻めている。その前のCWの時計と比較すると激変。冒頭にも書いた通り5/29は気がかりな日なので、最終追切とパドックでしっかりと見極めたい。

◆ウィンスタンリー(牡馬)

父:リアルスティール
母父:dubawi
母:エディスワートン
祖母Islingtonがヨークシャーオークスを勝っている。遠い親戚にもG1好走馬がいる。

厩舎:黒岩陽一
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞
乗り込み量もしっかりしていて、順調にここまできているという調教過程。CWが4本履歴があるが、時計がかなりまとまっていて83秒〜82秒。ここまでまとまっていることは少ない。5/15と5/22の動画があるが、前肢を掻き込みように走る。終いがキレるタイプでは無さそうで、騎手が追って追って動いていくタイプ。時計からも持続力がありそうな面が伺える。タフな競馬の方が合うかもしれない。

◆クロワデュノール（牡馬）

父:キタサンブラック
母父:Cape Cross
母:ライジングクロス
母ライジングクロスはパークヒルS1着、英オークス、愛オークス2着という戦績。半姉にアースライズがいてフラワーC2着、オークス4着、秋華賞5着という世代で力を見せていた。

厩舎:斉藤崇史
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
＜追切評価＞
※栗東にて追切
5月中旬から乗り込み初めて本数は平均くらい。5/16に坂路でそこそこの時計があり、評価が高い。その後順調に乗り込んでいて、5/29に82.0-52.0-22.8-11.2とかなりの好時計をマーク。その動画があり、3頭併せ馬の内側で常に手前を変えず走っていて、並ばれて抜かれそうになるも追うだけでは気合足りずで見せ鞭。見せ鞭後は一気に伸びて抜け出した。走りには集中していて、追って追って伸びるタイプか。ストライドが広く東京コースは合いそうな走法。

◆ニシノタンギー(牡馬)

父:サトノアラジン
母父:ガリレオ
母:モクレン
親戚で好成績の馬はおらず、祖母がカラC(G2)を勝利している。

厩舎:水野貴広
馬主:西山茂行
生産者:折手牧場
＜追切評価＞
乗り込み量が豊富で4/27から開始。5/29にCWで82.6-50.9-23.0-11.1と好時計。坂路での良い時計がなし。乗り込み量が豊富で5/29の時計が良く、全体時計は遅くとも終いが11秒台前半の時計もあるので紹介。

◆ブラックセイバー(牡馬)

父:キタサンブラック
母父:Tale of the cat
母:サーブルクーリール

厩舎:栗田徹
馬主:G 1レーシング
生産者:追分ファーム
＜追切評価＞
乗り込み量は平均くらいで5/10から乗り始めている。5/22.5/30に好時計を叩き出しており、81.4-50.0-11.7-11.3の加速ラップで締めくくり。5/30は2頭併せ馬の内側で併走馬を意識しながらコーナーを回ってきた。騎手が軽く気合いをつけて伸びたが、内側に向かって走る形でその分時計が出た可能性。ストライドの広い走りでしっかり動けている印象は受ける。血統的な所で期待が薄い分、馬券の妙味はでそうだ。

◆レイヤードレッド（牡馬）

父:フィエールマン
母父:スニッツェル
母:エキナシア
半兄にロジャーバローズ産駒のオーキッドロマンスがいる。昨年はロジャーバローズ産駒が初めて走る年で、産駒の中で最も兄が力を示した。フィエールマン産駒も今年初出走で個人的に少し期待している一頭。オーキッドロマンスとは父母のみ違う血統構成で、新馬戦1600mを使ったが、その後は短い距離で結果を残した。牝系が短い距離なので、そちらを上手く引き出したか。フィエールマンは完全なステイヤーになるので、どう走るか楽しみだ。厩舎も手塚厩舎で期待されているのでは？と思っている。

厩舎:手塚貴久
馬主:ミルファーム
生産者:ミルファーム
＜追切評価＞
4/25から乗り始めて乗り込み量は多め。坂路で15-15を数本行っているようで、終いだけ徐々に加速させている。坂路の履歴はメリハリがある感じで好感触。CWもタイムを早めてきており、そこまで好時計はないが調教過程で高評価したい。

【中間追切から推奨馬３頭】

1位：クロワデュノール
今回、栗東からここを狙っての出走。しっかり意図が合って東京1800mに使ってくることが伺える。履歴も早くから良い時計が出ているし、好走してくれそう。

２位：ウィンスタンリー
CWで時計がまとまっているというのはそれだけ安定して走れているという風に受け取れる。逆にズブい可能性は否めないが、この履歴であれば好評価したい。

３位：レイヤードレッド
乗り込み量が多く、坂路の負荷増やし方が意図的で順調に仕上げていっているなという印象で高評価。CWも好時計とは言えないが安定している。

※アルレッキーノ
こちらももちろん素質馬で勝ち負けする可能性は高いが、追切履歴としては他の馬の方が勝る。

【最終追切から推奨馬３頭】

1位:クロワデュノール
輸送があるため最終芝で追い切った。良い時計をマークしているし、ここは履歴的にもしっかりここへ向けて調整された。

2位:ウィンスタンリー
やはり全体時計が良いところに目が行く。キレはないし東京に合うかと言われると微妙だが、しぶとさ活かせれば。

3位:アルレッキーノ
素質馬であるソルデマジョに先着。本数的にも仕上がりとしては恐らく緩めだが、馬也の動きは軽快。能力だけで走ってくるかもしれない。

【印発表】

◎ クロワデュノワール
○アルレッキーノ
▲ウィンスタンリー
△ブラックセイバー
△アクアジェット

遅くなってすみません。
パドック重視で馬券を組み立てるので
もし、気になる方はXの方で呟いたりしてますので、
良ければ見に来て下さい。最後まで閲覧ありがとうございました！
@tenmo_keiba

6/8土曜日新馬戦の追切評価もしています。
良ければ見てみてください。