短歌のパンク的なところが好き(日記 2023/02/18)

明日からnoteで新連載をはじめます すこしさみしい短歌鑑賞、タイトルは「ひいらぎの窓」です 執筆者は湯島はじめさん(@hajime_yu11

湯島さんは短歌の深いところまで潜ることができて、さらにそこから帰ってきた後は誰にでもわかる軽い口調で飄々と見てきたものを語れる方です 


もう何回も書いていてあれなんですが、一応点滅社は「ぼくと、ぼくと似ているところがあるひとを30分間だけでも助ける」のためにつくったので、ぼくと似ている方に短歌が持つ魅力をお伝えしていければと思います 「短歌に興味があるけれど、なんとなく一歩踏み出せないな…」という方にぜひ読んでほしい連載です

短歌は「いつでもすぐに始められる」ところがなんといっても魅力的です 世界には数え切れないほどいろんなカルチャーがありますが、その中でもトップクラスにとっつきやすいのが短歌だと個人的には考えています 「やろう」と決めた瞬間即座に始められる、そういう意味ではとてもパンク的な日本文化なのです


サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい

穂村弘「シンジケート」


えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい

笹井宏之「えーえんとくちから」


「人生は苦しい」(たけし)「人生はなんと美しい」(故モーツァルト)

永井祐「日本の中で楽しく暮らす」


立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ

木下龍也「きみを嫌いな奴はクズだよ」


短歌を通して日本語のおもしろさを伝えることができればいいなと思います やりきれない思いを抱えた誰かがもしかしたら助かるかもだからね


入門でおすすめの二冊です よかったらぜひ


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