ザ・ウォーカー

原題:The Book of Eli

【あらすじ】

最終戦争を終え、国家や文明は滅び、世界は荒廃した。

そんな中1人の男イーライは、30年間も西に向かって歩き続けている。

「本を西へ運べ」という心の声に導かれるまま。

途中立ち寄った町ではカーネギーという独裁者が新しい文明を作ろうと計画していた。

カーネギーは1冊の本を求めて手下の連中に探させている。

その本こそが、イーライの運んでいる1冊の本。

戦争が終わった時に多くの本は焼き払われ、イーライの持つその本と同じ物は世界のどこにも存在していない。

イーライは西へ歩き、カーネギーはイーライを殺してでも本を手に入れようと躍起になる。


【感想】

一言でいうと、面白い。

その本については作中ですぐわかるけれど、それにしても結末は予想ができなかった。

荒廃して砂漠のようになっている世界をイーライが歩いて行くシーンがとても綺麗に見えた。

作中で「戦争で空に穴があいて紫外線が一気に漏れた」というような台詞があるけれど

全体的にハイライトが効いていてその世界観がしっかり表現されていると思う。

あと何も下調べ無しに観たので、中盤でイーライという名前が出てくるまで歩いてる男の名前がわからなかった。(笑)

個人的には好きな映画トップ5に入る作品。

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