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#3 Twitterを伸ばすと決めた時、心の真ん中に忘れず置いておきたいこと

こんにちは。古性のちです。
ここ最近、企業や個人の方からよく「Twitterをちゃんと運用してみたい!」と相談を受けるようになりました。Twitter大好き人間な私からすると嬉しい限りです。

ただTwitterを趣味ではなく「仕事や自分のやりたいことを後押しをしてくれるツール」として考えた時、個人も企業も向き・不向きがそれはそれは綺麗に分断されるなあ、感じています。

何故難しいのかというと、アカウントを健康な状態(一時的なフォローではなく、継続してずっとファンでいてもらう状態)で伸ばしていくには手間と愛情が必須になるからですその手間や愛情を注ぐだけの心の余裕や覚悟を持てるかどうかで、向き・不向きが決まってくると思っています。
(趣味で使うは別。あくまで真面目にTwitterを使う場合)

ちなみに私は普段 Twitterの他、noteinstagramをそれぞれ使っていて、一番よく使っているのがTwitter、ついでinstagram、noteの順番。

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noteの投稿頻度は1週間に1度くらい、instagramの投稿は割と気ままです。

これらはそれぞれ別々に使っているというよりは、それぞれが手を繋ぎあってリンクしているイメージ。instagramに投稿したものをTwitterに投稿することもあれば、Twitterの投稿をまとめてnoteの記事にすることもあります。
とはいえそれぞれ出し方や見せ方は、プラットフォームや属性によって変わるので、少しずつ変えながら運用しています。


1. SNSは筋トレと一緒。「やるか・やらないか」で結果が大きく変わる


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これは私が2017年にした投稿です。投稿の平均いいね数は38。いいねが100いくことは稀。2016年から頑張ってほぼ毎日かかさず投稿して、この時フォロワー数は確か3000人ほどでした。インプレッションは7000程。


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そこからさ更にほぼ毎日投稿をし続けて3年。現在では、平均2000いいね程、フォロワーは2020年8月現在、8万人。「これはしくじったな...」な投稿でも、1000いいねはつくようになりました。インプレッションは3年前の7000から約5倍に。

ではこの3年で何か大きく変えたのかというと、正直ものすごく大きな変化はしていません。旅・写真・文章を軸にした投稿を、ひたすら根気強く、地道に続けてきました。

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よく「SNSの運用は筋トレと一緒」という話をさせてもらうのですが、まさにそうで。1日サボれば次の日面倒くさくなるし、続けなければいつまでも欲しい筋肉が身についてくれません。

ただ、裏を返せばやった分だけ必ず結果がついてきます。
それは数字かもしれないし、応援してくれる人かもしれないし、こっそり見守ってくれている人かもしれない。
なので「Twitter頑張りたいんですけど...」への最初の返答は「やりましょう!」に尽きてしまう。まずは筋トレだと思って、毎日1ヶ月程投稿を続けてみるのがおすすめです。短い文章でも可。大事なのは毎日かかさず投稿をすること。そこで「これはとてもじゃないけどしんどいな...」と感じた場合は、Twitterではなく、別のSNSの方が向いている可能性があるかもしれません。

コンテンツを絞ったり、更新頻度を考えたり、戦略を練ったりするのはその後のフェーズになります。

2. 「フォロワーを伸ばすだけ」は案外簡単にできてしまうという事実を知っておく

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語弊があるかもしれませんし、これはTwitterに限った話になってしまうけれど、一時的にフォロワーを伸ばす”だけ”が目的であれば割と難しいことではありません。

ひとつは、フォロワーが既に多い人に頼ること。もともとフォローが多い人定期的に投稿を広げてくれたら、当然流入も多くなります。「これリツイートしてほしい」とお願いするパターンや、企業の場合はプロモーション費を支払い投稿してもらうパターンもあるでしょう。

もうひとつは、フォロワーが多い人に乗っかること。乗っかる方法には色んな小技がありますが、以下など。

「フォローするとおすすめ」のようなアカウントのまとめリストを投稿す
→ 載せてもらったアカウントの方がリツイートして広めてくれる
対象人物の引用リツイートにありったけの愛を込め、認知してもらう
→ 愛がこもった引用リツイは高い確率で本人がリツイートしてくれる


3つめは「リツイート&フォロー」のプレゼント企画。投稿をリツイート・フォローした人の中から○○をプレゼント、という企画もの。出すもののクオリティに左右されますが、大体伸びます。

あとは面白系やニュース系、かわいい動物の動画なども爆発的に伸びやすいコンテンツです。なんとなく面白いな、と思い投稿してみた結果、朝起きたら20万いいねがきていた。なども最近は珍しくありません。

この4つ(4つ目は運の要素もありますが)を定期的にコツコツと回していくと、大体5000~1万前後くらいのアカウントは割と簡単に作ることができます。

よく相談くださる方の中に「1ヶ月後に最低○○フォロワー欲しい」とおっしゃる方がいます。その場合は上記の方法に加え、広告を出すことも効果的かもしれません。ですが、広告は筋トレに例えるとあくまでプロテインのような役目。もともとない筋肉に入れたとしても、あまり効果は期待できません。


春惜しむ

上であげた方法は賛否両論あるかもしれませんが、正直、わたしは知ってもらう間口は広ければ広い方が良いと思っているので、どんな方法でフォロワーを伸ばすのも賛成です。

ただ、大切に考えたいのはその先のこと。数あるアカウントの中から自分のことを見つけてくれたフォロワーさんたちに、次はどうファンになってもらうか。長くフォローを続けてもらうかを考える方が大切だと思っています。
きてくれた人たちに見せるためのアカウントを作りあげ、長くファンでいてもらうこと。
そうでなければ本当に「ただフォロワーが多いアカウント」が出来上がってしまいます。


3. 大切なのは ”その先の受け皿” をどれだけ用意しておけるか

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その為に考えておきたいのは、日々自分のタイムラインを作りあげておく・整えておく意識を持つこと。そして「なぜフォロワーが欲しいのか」「自分をフォローしてくれた人にはどんなメリットが提供できるのか」を日頃から考えておくことが大切です。

アカウントを見つけフォローしてもらう= お店の入り口を見つけて入店してもらうのと一緒。その中にあるものが魅力的でなければ、ファンになってもらったり、繰り返しきてもらうこと・実際に棚に並ぶ商品を買ってもらうことは難しくなります。

「フォロワー伸ばしたいんです」は割とすぐにできるかもしれないけれど、「世界観を作りたいんです」は一時的は難しい。
これからTwitterを伸ばしたいと思った時に、心の真ん中に置いておきたいこと。それは愛情を持ってその「先のこと」や「フォローしてくれた人」のことを想像しながら、自分だけのオリジナルの世界を作り上げるため、サボらず、ずるをせず、コツコツと地道な努力を惜しまずしてあげることだと思っています。


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