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SNSの誹謗中傷に負けさせない!メンタルケアと刑事告訴の提案:木村花さんへ捧ぐ

先日、木村花さんが亡くなられたことを受けて、状況は違えど「私の経験と対策」が役立つかもしれないと思い、書かせていただくことにしました。花さんと同じように誹謗中傷で悩んでしまっている方のヒントになることがささやかでもあれば。
そして、誹謗中傷を「言論の自由」と勘違いしている人々の再考する機会になればと思います。

木村花さんの活動については報道をみるまで存じ上げませんでした。
しかし、年齢もお若く、近しい者にお顔立ちも状況も似通っていたため、大変ショックを受けました。
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< 注意事項 >
※当記事は、自分の感じたものや事実としての捉え方、実際に行った誹謗中傷対策、ネットストーキング対策を記述しています。
※当記事に関して意図に沿わない方はここでページを閉じてください。
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ご了承いただけた方のみ、お進みください。

誹謗中傷ってなんとかならないの?

皆さんの中にも、
・SNS の誹謗中傷ってなんとかならないのかな…?
・木村花さんを救える方法はなかったのかな…?
・自分や身近な人が誹謗中傷にあってしまった時、どうしたらいいんだろう…?

という思いが、少なからずあるかと思います。

そして同時に、無力さも感じておられるのではないかと思うのです。
わたしたちは、花さんのことをどう捉え、今後同じように苦しむ人をできる限り少なくなるように何が出来るのでしょうか。
是非、一緒に考えてみてほしいと思います。

ネット上で溢れている意見って?

SNSなどを見ていて、んんん????と思ったものがいくつかありました。たとえば…

・「誹謗中傷は個人のモラルの問題でしょ?だから止めさせることって出来ないよね」
・「誹謗中傷を規制されたら言論の自由、表現の自由が侵されるだろ!」
・「中傷じゃない、これは世論ですよ」
・「製作と番組が悪い!きっかけ作ったやつが一番悪い」

というような意見です。

個人のモラルだから仕方ない?

冷静に考えてみてください。
誹謗中傷、個人攻撃は、「個人のモラルの問題」や「マナー」などではなく、名誉毀損罪であり、人権侵害です。
人が亡くなっている。もしも人が亡くなっていなかったとしても、これは事件です。

もちろん、モラルやマナーという視点から抑止できるかも…という見方は出来るのかもしれません。

ですが、これは個人のネットリテラシーやモラルというよりは、
「社会生活ではうまく出せない隠された攻撃性を、知り合いには見えない場所で思いっきり出すための”ハケ口”探し」
という闇の部分を、**SNS **に求めている人が居るということ。

ちょうどよくSNSが悪用されている、という側面があるんです。

個々人の生活の中で、自分自身で処理すべき「自分の心のモヤモヤ」は、子供ならば「どうしていいか分からない」ということもあるでしょう。
しかし、いい大人になってからでもこれを卒業できないままの人がいる。

撃しやすそうな「ターゲット」をみつけて「自分流の正義」を行う。
ここで言うSNS 上で見受けられる「自分流の正義」とは、さも正義かのように見える擬似的な思考を”悪意に満ちたずるい手段(顔も名前も伏せ、自分には被害が及ばない状況)”で、安全な場所から個人攻撃(人格否定、人権侵害、殺人予告)することです。
しかも、その殆どは「事実すら本当は分からないクセに」根拠のない噂や妄想で、個人の鬱憤解消面白半分からやっているということなんです。

誹謗中傷は言論の自由?

誹謗中傷(個人の人格否定、人権侵害、殺人予告等)が言論の自由?
そんなワケありませんよね。
気に入らない他者を「自分は顔を隠して人格否定し、脅すこと」が言論の自由(表現の自由)なんだという人が、そもそも「居る」ということが問題なのです。
そして、それが問題とすら気がついていないのがさらに「問題」
言論の自由論者は、被害者側にまわってはじめて「真剣に考える機会」がくる。それまで人権侵害との区別がつかないままなのでしょう。

言い方を変えます。
親や、友達や、子供、恩師、恋人、警察にね、「言論の自由」と称している裏アカでの「だれかを叩いているつぶやき」を見せられるのか。

何も後ろめたいことは無いのでしょうか。

自分のアカウントがバレたら困るとか、こんな暴言見せられないと思うなら、「暴言」や「人格侵害」が含まれているのではないでしょうか。

表現の自由…… 自由とは、その人の責任の元に成り立つものです。

世論といえば許される?

匿名の無責任な人格侵害の書き込み、誹謗中傷や「殺すぞ」というお気軽な殺人予告。
やっている方々は自分がされたときに、これを「世論だからねぇ。仕方ない…」と、受け入れるのでしょうか。
無作為に数百人から攻撃され、脅迫文まで送られてきても同じことが言えるのでしょうか。

「世論ですから、甘んじて受け止めてくださいよ~」という正義ヅラした輩の言うその”世論”ですが、中傷は世論とは一線引かれるものです。

そもそも、世論の意味は、世間一般での議論や意見のことを指すのです。
誹謗中傷や殺人予告は世論の範囲を超えた、権利侵害であり事件です。

刃物の使い方を知らないやつが、刃物を振り回すのは大変危険ですよね。

でも、刃物はうまく使えば美味しい料理が作れます。

言葉も、配慮して使えば人を救い元気を与えることにも繋がります。

作った料理は、まず味見してから人に食べさせる必要があります。
それは言葉も同様です。
他人に渡す前に自分自身に言われたこととして一度味見をし、それを受け止めてみなければならないのです。

世論としての一意見を言いたいのなら、

「感情的な個人攻撃や人格侵害(として”訴えられる可能性”のある部分)」

を冷静に見つめ直して綴り、ある程度慎重に発信する方法をとることです。

「世論だから」では許されないことが、ある。
警察に捕まってから「世論としての一意見ですよ。冗談で、軽い気持ちで書いたんですよぉ~…」と、言い訳しても遅いのです。

悪いのは誰なのか?

一番悪い者を探し出してやり玉に上げようとする人がいます。
誰か一人だけを祭り上げる風潮、悪者探しと称した偽の正義による二次被害…。

しかし、それでは中傷の改善にも、事件の解決にも繋がりません。

木村花さんのことに関しては、「製作サイド、放送局、演者さんたち、視聴者(叩いた人々)、(誹謗中傷に気づいた)傍観者」の全ての関係者に度合いは違えど、責任があったはずです。
そして、どの関係者のタイムラインにも「何か、改善策をさがす」というチャンスは(立場上、微々たるものだとしても)それはあったと思います。

現場をしらない立場からは、ハッキリとはいえません。
ですが、演者だから台本どおりにやらなきゃ…という場合でも、別の言葉に言い換えるなり提案する方法もあったかもしれません。
(方法を考えることすら出来ない状況に、何か追い込まれていたのかもしれませんが…もしそうだとしたら、パワハラなどの圧力も含まれるのでしょう。)

製作サイドだから、「視聴率を取るため」を優先したという場合もあるのでしょう。それでも、そこで別のことができたかもしれない。
何か方法はあっただろうし、もしも対策する余地すら、改善するつもりすら無いのならば業界は今後ますます衰退するのでしょう。

花さんに持ってもらいたかった選択肢…

花さんにも他の選択肢があったのでは…と、思います。
途中で辞めるとか、アカウントを消す(見ないようにする)とか、関係者に相談する、もしくは刑事事件として告訴する…なども…。
でも、辛い只中では、その選択肢すら浮かんでこない。それは、経験上わかる部分もあります。 全てを理解することは出来ないけれど…。

それくらい追い込まれてしまったんですよね。
自分がすべて悪いんだと思いこんで、抱え込んでしまったんですよね…。

渦中では、判断することすら難しい。やはり、誰か気づいた人が手を差し伸べることでしか、救えなかったのだと思います。だけど、、、

「方向を変えるための」小さな分岐点はあったはず

すべての立場で「なんとか方向を変えるための」小さな分岐点はあったと思うのです。

その分岐点で、辛い方向を選択しないためにも、
お辛い只中にいる方の流れを変えるためにも、

是非下記の方法をヒントにしてみてください。

メンタルケアと被害届のススメ、刑事告訴への道

下記のいずれか、もしくはいくつか組み合わせて出来ることから行ってみてください。

1.)消す or 見ない
SNS で誹謗中傷を受けた場合は、自身のアカウントを消すか、出来る限り見ないようにする。
アプリも消して、通知もこないように設定しましょう。
これ以上、あなたを傷つけさせないためです。自分を守るのは、自分!
今すぐに行ってください。
誰かに頼れる場合は、後述する証拠保全も参照してください。その場合は、アカウント削除前に保全をお勧めします。

2.)避難
自分がホッとできる場所に避難する。
理解してくれるお友達、家族、恋人など、あなたが安心できる場所へ避難してください。
そこで、自分の心を回復させることを最優先にしましょう。

3.)視点を変える
留学する、旅行に行く。
環境が変わると、考えも変わります。視野も広がります。
大きな大地をみて、知らない人種に出会って、未知の文化に触れてみてください。
(とはいえ、コロナウィルス蔓延のさなかですので、おさまるまでの間はオンライン英会話旅番組を見るなど、視点を変えられる工夫をしてみてください。)

4.)証拠保全
誹謗中傷、人権侵害などの証拠を抑えるために叩いてきた全てのアカウントの記録、画像キャプチャ、Web魚拓などをとり証拠保全をしましょう。
これは、人に頼んでも良いとおもいます。
自分で見るのは辛いですから、だれかに協力してもらうことも考えましょう。
心当たりの方がいない場合は、証拠保全をSNSのフォロワーさんに頼るのもいいと思います。
アンチも居るかもしれませんが、協力したい人もたくさんいます。
一人じゃできないから、助けてほしいと呼びかけてみましょう。
アンチが多い人は、味方も多いのです。

5.)専門家の意見に触れる
人権侵害に詳しそうな法律家のアカウントをフォローしてみましょう。
炎上や中傷がひどくなる前に、相談するきっかけも得やすいです。
きちんと相談する場合は基本的に有料になるかとおもいますが、法律事務所によっては無料相談を設けているところもあるでしょう。
知識のある方々の意見に普段から触れておくのも、自分の考えを閉鎖的にしないために、精神衛生上も良いと思います。

6.)警察へ被害届を出す
証拠保全したものを、全て持参します。
いつから始まって、どのような状況かを詳細に聞かれますので、すべて警察の方へお話してください。
警察への届け出は、基本的に「気づいた場所」が管轄になります。
自宅でSNSを見ていたら、中傷されていたという場合は、自宅の最寄りの警察署になります。
よくわからない場合は、「警察 サイバー相談」で検索し、地域の管轄へ相談してみてください。

7.)法律家への依頼
警察に被害届を出すとともに、可能であれば法律家さんにも依頼しましょう。
私自身は、刑事告訴する際に行政書士さんに協力いただきました。
行政書士さんの中には元警察官の方もおられます。
誹謗中傷などを専門に扱っている方もおり、大変お詳しいですし、対応もかなりスピーディーな印象でした。
初期費用を2万円程度に抑えて、+成果報酬という事務所もあれば、1件あたり15万円程度という事務所もあります。
但し、範囲(交渉などが絡む、状況が複雑であるなど)によっては、弁護士さんにお願いしたほうが良いケースもあります。
誹謗中傷 弁護士」、「ストーカー被害 行政書士」などのワードで調べると、専門的に対応してくださる事務所がヒットしやすいと思います。
自分には、どのケースが当てはまるかを調べてみてください。

中高生の方へ

もし、これを読まれている方が中高生の場合は、SNSと距離をおく、見ないようにするのも良いでしょうが、まず信頼できる大人に相談してみてください。

信頼できる人が身近にいなければ、お友達についてきてもらって、警察に被害届を出しに行ってください。行くときは、証拠が必要になります。
ブログのコメントや、嫌がらせメール等はIPが記録されています。
このIPは、プロバイダ開示請求というのを行うときの一助になるかと思います。IPが分からなくてもよいので、相手の情報が分かる部分を画像キャプチャで保管しておきます。
証拠を警察に引き渡すために、証拠を印刷して持参する、USBなどのデータ機器に格納して持参する等すると便利です。

加害者は捕まる

IP変えればOK、ネットカフェからだから大丈夫、iPhoneてIP毎回変わるんでしょ?アカウントも捨てアカにしてるし♪♪♪という加害者側の楽観的な考え…

甘いです。
捕まります。必ず特定されます。
仕事も恋人も失うかもしれません。両親にも全部バレます。
それでも憂さ晴らしに中傷行為を続けたい人が居るのでしょうか。

私も、一度全然知らない方から誹謗中傷行為やストーカー行為を受けたことがあります。その人は普通にお勤めしているOLさんでした。
しかも、私と変わらない年(むしろ、相手の方が上)。

その方は、他のフォロワーさんと仲良くしているのが許せないとか、私のことを「本当の私のお母さんはアナタ♥」とか、ワケのわからないことを言っていました。(年上の娘なぞ産んでるわけないだろうが!)

スマイリー菊池さんの誹謗中傷事件で捕まった犯人たちがどんな人だったか知ってますか?
最年長は47歳、国立大学職員の方も加担していたようです。
中には妊娠している女性、子育て中のママさんもいたようです。
十分判断できる大人ですよ。
警察は、中傷犯の身元を1300人以上も特定し、一斉検挙したのです。

取り調べをした刑事たちは中傷犯たちの雰囲気を「どこにでもいる大人しそうな感じ」。スマイリーさん自身も、「どこにでもいる普通の人」という印象を持ったと語っています。

突き止めた経緯と方法

私自身もともとIT業界で長く務めていましたので、仕事で得たささやかな知識が助けになりました。
SNSのコメント記入時などに記録されていたIPからプロバイダと地域を絞り、過去に問い合わせのあったファンの方の情報と照合していきました。
その結果、記録に残っていた電話番号とご実家の住所を特定。
行政書士さんからのアドバイスなどもいただきつつ、照合した情報を警察にも共有。

相手は私を追って近くに引っ越して来ていたのですが、新住所がわからないままでした。
しかし、元住所が分かったため住民票から相手の移転情報がわかり、新住所とお勤め先が特定されました。

私の場合はある程度を自分で調べましたが、警察にはサイバー捜査の部門があります。被害届をだし、証拠提供をし、法律家の方とも連携することでtwitterなどもアカウントや記録(DMでも)証拠の一端があれば、情報開示請求で犯人の身元を調べることが出来るのです。

結局、親にも職場にもバレる

その女性が行っていた誹謗中傷行為や、ストーキング行為は、実家のご両親にも警察経由で洗いざらい説明され、職場の上司の方にも事情が伝わったようです。

仕事にも、将来にも影響します。
裏でこっそりやっていたつもりの憂さ晴らしは、陽ノ下にさらけ出され、加害者が丸裸にされるターンになるのです。

早々に被害を訴えること

重大な加害者を出さないことで、被害者も出なくなります。
我慢して、我慢して、大きくなるほど加害者の罪は重くなり、被害者の命は削られていきます。
まずは心を避難させましょう。
その後、誰かに付き添ってもらい、警察に相談に行きましょう。
SNS上で、被害届を出した旨、刑事告訴の準備をしている旨を公開するのも良いかもしれません。
お友達、家族、警察、専門家…とにかく味方を作りましょう。

ひとりで戦う必要は、ないです。

まとめ

相手は、普通の、毎日を平和に暮らしたいタダの人です。

たぶん、あなたもそうですよね。平和に暮らしたいですよね。

相手も、「自分が捕まる」となれば、話は変わってきます。
被害者にならない。

そして、加害者の罪を大きくさせないこと。

そのためにも、できるだけ早めに手を打つことが大切なのです。

どうか、自分を守ってください。
あなたを守れるのは、あなたの行動です。

子宮腺筋症という激痛難病と不妊治療をしながら女性のための占いやメンタルトレーニングを教える活動をしてます。「自分の軸」を整えると、パートナーともうまく行きやすくなり、子育てや人間関係もうまく行きやすくなり、やがて世界平和に繋がるとおもうのです。サポート費は今後の活動に役立てます!