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久しぶりに高校の担任に会って、大人ってつらいと思った話

こんにちは。

先週、高校のバレー部時代の後輩とランチをしに行きました。

後輩は、尊敬する先生と働くために、母校で先生をしています。

しかし数年前に、二人とも教えを受けた尊敬先生は引退しており、後輩も少し前から、バレー部の顧問から外されてしまい、モチベーションが下がっていると聞いて、心配して会いに行きました。

会ってみると、一緒に高校時代を過ごしたバレー部の仲間たちの話をしているときは、いつもの後輩らしく楽しい話をしてくれるのですが、母校の話になると、顔は曇っていました。

なんでも、ここ数年はトップの人たちの采配がうまくいかず、学校としての魅力が落ちてしまい、受験生は減って、先生たちを採用しても継続せずに辞めていってしまうということでした。

中でもショックだったのは、いろいろと学校について判断をするトップの数人の中には、私の高校時代の担任の先生も加わっており、先生は昔のようにキラキラしておらず、評価もあまりよくないということでした。

私の担任の先生は、本当に熱心な先生で、受験のやる気がなかなかでない私に対して、「推薦は君には出せない。君は一般受験で、うちの学校の推薦枠以上のところに必ず行く。」と信じてくれたし、受験候補を一緒に考えてくれたりする素晴らしい先生でした。

そんな先生が暗い顔して、評価もイマイチだなんて言われると、とてもショックだし、なにより信じられないので、母校で先生に会えないかと思い、後輩と訪問しました。

後輩が職員室に行くも、担任の先生は見つからず、最初に会えたのは進路指導の先生で、その先生に大学進学後も、先生のおかげで満足するキャリアを歩んでこれたことを相談していると、偶然担任の先生が通りがかりました。

「〇組のみのだよ!」

一瞬、(知ってる顔だけど誰だ!)という顔で戸惑っていた先生に声をかけると、「みのだー!」と笑顔で駆け寄ってくれました。

そこには、懐かしい笑顔があるものの、10年ぶりに会う先生は当然年はとったし、それ以上に疲れている印象がありました。

最初は、私の近況報告、いまだにつながっている同級生の話などをして、とても楽しい時間でした。

しかし、今の高校の話になっていると、先生の顔もやはり曇りがちになっていきました。

私たちが経験した留学プログラムはコロナの影響もあって何年もできていないこと、当時と比べてかなり生徒数が減っていること、先生たちの入れ替わりも激しく落ち着かないことなど。

時折、私の高校時代を引き合いに出して、今の学校の状況を説明する先生が余計に寂しそうに見えました。

高校生の時は、もちろん悩みはたくさん会っても、いつも楽しいことが待っていた高校が、大人になって自分の目線や先生の目線を通して見ると、楽しいの裏側がたくさん見えてしまいました。

先生との会話で、当時の国語の先生に言われて一番疑問に思ったことを思い出しました。

「勉強すれば、色んなものが見えて、色んなことが選択できるようになる。色んなことを選択できるのは楽しいことだから、勉強しよう。」

色んなことが見えるのは、必ずしも幸せなのかなーと、35歳になった今でも疑問に思えます。

学校の実情を知って、少し悲しい気持ちになったように、知らない幸せっていうのも絶対あるんじゃないかと。

私にはそれなりに好奇心があるので、「知る・学ぶ」ということから逃げずにここまできたけれど、あの高校時代から日和見主義で過ごしてきた自分と、どっちが幸せだったかは、たまに考えさせられます。

皆さんは、「知る幸せ」と「知らない幸せ」、考えたことはありますか。

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