shoのテニス観戦録

テニス観戦歴20年テニス観戦中毒者です。 テニスの試合を中心に自分の観点から観戦感想を…

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テニス観戦歴20年テニス観戦中毒者です。 テニスの試合を中心に自分の観点から観戦感想を投稿していきます。 また現在一般向けにテニスの試合解析アドバイス、コーチングを展開中。 「好きなことを仕事で一生」を実現出来るよう奮闘中です。 応援よろしくお願いします

最近の記事

愛されたジョコビッチ

まさかのストレート負けメドベージェフの優勝でUSオープンが終了しました。ジョコビッチの年間グランドスラムがかかった試合。その瞬間を目撃しょうと朝早くに起きて観戦した方も多くいるでしょう。しかしスコアはまさかの46 46 46ストレート、ジョコビッチからのストレートならあり得るかと思いましたが、まさかメドベージェフからだとは思いもしませんでした。この予想をしてる方がいたらかなりのテニス観戦猛者ですね。本当にテニスは何が起こるか分かりませんね。 試合内容序盤からジョコビッチは速

    • 最強を証明したジョコビッチ

      1、数字への執着フェデラー、ナダルに続きジョコビッチが20個目のグランドスラムタイトルを獲得しました。ジョコビッチは数字に対して相当執着していると思います。NO、1在位数、生涯グランドスラム数、マスターズ優勝数、そして今回のグランドスラム優勝数など数々の記録に並び塗り替えてきました。 2、執着の理由今まで常にフェデラー、ナダルと比べられてきて以前は追う立場にありました。私の以前のジョコビッチのイメージは3位の選手、フェデラー、ナダルの次といったイメージでした。本人にとっても

      • フェデラーのウィンブルドン準々決勝を観て今のフェデラーに対する思い

        フェデラーの2021年のウィンブルドンが終わりました。 普通のトッププロならベスト8という結果は悲観的な結果ではないと思います。しかしフェデラーは違います。 フェデラーは芝の王者、彼より芝で優れている選手はいません。おそらく膝の手術をしてから、ウィンブルドンで優勝するためだけに相当な努力を重ねてきたはずです。しかし結果はベスト8。 ベスト8という結果以上に試合内容は良くありませんでした。フットワークが重い。そのせいでフォアが打点に入れていない、よってミスが増える。いつも

        • ウィンブルドンを観て私達一般プレーヤーに活かせること サーブ編

          ウィンブルドンも早くもベスト8が揃いました。 今回はウィンブルドンを観ていて、私達テニス愛好家にも活かせることがあると思い、そのあたりを解説していきます。 ウィンブルドンといこともあり、やはりサーブのアドバンテージはかなりのものがあります。しかし一般プレーヤーからすると、サーブだからと言ってさほどアドバンテージになりません。プロのサーブはスピードがアマのそれとは完全に違います。 しかしスピードがそこまで出ない選手でも高いキープ率を出すのがプロです。 特にフェデラー ジョコビッ

        愛されたジョコビッチ

          厳しい敗戦

          試合前はまさか負けるとは思わなかった。トンプソンはスーパーショットがあるわけではない。ここ最近のトーナメントをみてもあまり勝てていない。 錦織選手としてはさほど嫌な相手ではなかったはず。試合をやる前までは。 錦織選手は出だしは悪くなかったと思う。対するトンプソンもサーブが良い。 ただ錦織選手のリターン力ならそのうち合ってくるかなと思いながらみていた。しかしなかなかリターンが入らない。そうなると錦織選手のサーブゲームにもプレッシャーがかかってきてついにブレイクされて、1セット

          苦しい展開もなんとか初戦を突破したフェデラー

          フェデラーが、ウィンブルドンに帰ってきた。 去年はコロナで、大会が中止に。フェデラー自体は2019年に出場しているため他の選手と変わらないのだが、随分と芝のフェデラーのプレーを観ていない感覚に私はなっていた。 それを物語るかの様に入場からまるで満員にお客さんが入っているかのような、物凄い大歓声でフェデラーの入場を迎えた。世界中のテニスファンがフェデラーのウィンブルドンでのプレーを待ち望んでいた、そんな思いが伝わってくる様な歓声だった。 観戦者のほとんどがフェデラーの芸術的なプ

          苦しい展開もなんとか初戦を突破したフェデラー

          ウィンブルドンらしい初日と波乱

          2年ぶりに開幕したウィンブルドン。 やはり日本人にはきつい時間帯で寝不足、この感じは久々です。 さて初日はウィンブルドンらしく雨からのスタート、これまたウィンブルドンらしい。 待つのもまたウィンブルドンと言ったところ。 センターコートは屋根付きなのでジョコビッチの試合がスタート。 1セット落としたものの、正直言ってそれでも全く負けるかもと言った雰囲気はなく、2セット目からは流石のプレーでした。 ようやく他のコートもスタートすると早くも波乱の幕開け。 ティアフォーがチチパスに勝

          ウィンブルドンらしい初日と波乱

          一回戦から見逃せない男子シングルスウィンブルドンの展望

          去年はコロナの影響で開催されなかった、ウィンブルドンが今年はまもなく開催します。 今大会は調整不足の選手や若手選手のレベルアップなどにより、去年までとは選手層も変わってきている印象です。 変わらず安定して強いのと言えばジョコビッチくらいではないでしょうか。 また去年あたりからより強さを増しているのが、メドベージェフ、チチパス、ズベレフといった若手選手達。 さらにはシナー、ムセッティのイタリア組も今年好調です。 そんな若手が勢いの増すウィンブルドンですが、一回戦から早くも山場の

          一回戦から見逃せない男子シングルスウィンブルドンの展望

          錦織選手にまだまだ期待したい

          錦織選手はケガから復帰して今年の半年で、ある程度の大会数と試合数をコナしてきました。 ここである程度の現在のツアーのなかでの立ち位置が見えてきたと思います。 オーストリア付近は不運にもコロナにかかり、出鼻をくじかれ、全豪はバウティスタ選手と厳し物になりました。 その後徐々に試合間隔を取り戻しつつも、ベスト16.ベスト8の結果が多く悪くないけどよくも無い状態。 クレーシーズンにむけて「ここからだ!」といった感じ。 錦織選手にとって得意なサーフェースでもあります。 私自身期待と不

          錦織選手にまだまだ期待したい