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トレーニングに必要な主観と客観

主観と客観についての内容です。

トレーニングを実施するなかで、自分の感覚というのが"主観的"自分の感覚ではなく他者、もしくは自分を違う視点から自分を見て感じたものが"客観的"になります。

トレーニングにおいて自分自身の感覚(主観)というのはすごく大事な要素ではありますが、その感覚というものが正しいかどうかは自分自身の感覚(主観)ではわからないことも多々あります。

トレーニングには主観と客観の両方が必要です

主観は個人それぞれの感じ方があるので、それは置いておき、なぜトレーニングを客観視する必要があるのでしょうか?

[客観視する理由]

自分自身の動作を分析し理解納得して、改善の必要があれば改善を行ない動作の獲得をするため。

頭で思っている(意識している)動作と実際に行なっている動作にズレが無く、その動作を反復して行えているかどうか?ということが客観視する最大の理由です。
頭で思っている(意識している)動作をそのまま実際の動作として行なうことは、実はかなり難しいことで"意識してできる状態"と"意識してもできない状態"を繰り返しているのが現実です。

①意識しなくてもできる
②意識してできる
③意識してもできない
④意識してないからできない

④→③→②→①の順番で③と④はできない状態で①と②はできている状態です。

意識してできる場合もあれば、意識してもできない場合もあり、意識してできるのであれば苦労しません。
例えば1つの種目にも意識することが沢山あり、その中でも意識しなくてもできていることも1つや2つはあると思いますが、意識しないとできないことも1つ以上、場合によっては3つ以上意識する必要があることもあります。

意識するポイントが5つあるとします。
例)バーベルスクワット
⑴ヒップヒンジ
⑵腹圧
⑶目線
⑷バーベルの軌道
⑸Knee-inの予防

⑴〜⑸ができない場合、⑴〜⑸の全てを意識しながら同時に行なうことはかなり難易度が高く、動作の習得は恐らく不可能に近いと思います。
まずは、難易度が低く意識をしやすいものから行なうか、もしくはその種目にとって優先順位の高い動作の意識をするかの2択だと思います。

実際の動作中は大概の場合「自分ではできている」と思い込んでいることが多く、本当にできているを確認するツールとして動画撮影はすごく有効的だと思います。
もしくは動作を分析、そこから正しいアプローチで改善できるパーソナルトレーナーをつけて客観視してもらうこともすごく有効的です。
動画撮影の場合は客観的できても、その動作自体を分析できる知識と知恵、改善するために必要なアプローチを知らなければ結局ただの自己満足になってしまいます。

自分のことは自分では良く見えるし、良く感じるものですが、意外と自分を客観視すると思っている自分とは違うことに気づきます。
その「気づき」は成長の「きっかけ」になるので、素直に受け入れて「実践」していく。
それが"鍛錬"でもあります。

現状に満足してない方、もっと成長したい方、そんな方は一度ご自身のトレーニングを動画撮影してみて客観的に自分を見てください。
それが物理的にできないとか面倒くさいという方は、パーソナルトレーナーをつけるようにしてみてください。

現状よりは確実に良くなります。
現状よりも良くなるということは成長するということ。


最後まで読んでいただきありがとうございました!僕がシェアする情報や思考などが皆さんの筋トレライフにプラスになれば嬉しいです☺️

大阪を拠点にフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動し、出張パーソナルトレーニングや企業向けのトレーニング指導も行なっています!

JBBFのボディビルコンテストでも優勝経験があり、さまざまな挫折を経験して今は復活に向けて着々と準備をしています!

パーソナルトレーナー/谷恵太
https://instagram.com/tanikeita?utm_medium=copy_link

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