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入試問題文を聴いて覚える化学!慶應義塾大学(2019年)

タンパク質,アミノ酸,糖類,脂質,油脂
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下記,慶應義塾大学(2019年)で出題された入試問題文です。

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 ヒトの体内には,糖類,脂質,タンパク質など,それぞれ特有の機能をもつ有機化合物が存在し,生命活動に利用されている。

 デンプンやセルロースは,多数のグルコースが「 ア 」結合を介して重合した構造をもつ多糖類である。食物から摂取されたデンプンは,だ液中のアミラーゼや小腸中のマルターゼにより消化されてグルコースに分解された後,腸管から吸収される。グルコースは主にエネルギー源として利用されるが,過剰な分は肝臓や筋肉に多糖類である「 イ 」として蓄えられる。

 一方,セルロースは,植物の細胞壁に多く含まれる多糖類である。ヒトはセルロースを消化できないが,ウシやウマの消化管内には「 A 」を産生する微生物が生息しており,セルロースを分解することができる。

 脂質は,主に食用油や食物中に含まれる油脂として摂取される。油脂は,グリセリンに「 ウ 」結合を介して高級脂肪酸が結合した化合物である。脂肪酸は,パルミチン酸やステアリン酸などの,炭素原子間に二重結合をもたない「 エ 」脂肪酸と,オレイン酸やリノール酸などの,二重結合をもつ「 オ 」脂肪酸に分類される。摂取された油脂は,すい液などに含まれる「 B 」によって加水分解され,腸管から吸収される。

 タンパク質は,多数のアミノ酸がペプチド結合を介して重合した化合物であり,アミノ酸のみで構成される単純タンパク質と,アミノ酸以外に糖やリン酸,核酸,色素を含む複合タンパク質に分類される。食物から摂取されたタンパク質は,胃の中で胃酸や「 C 」による消化を受けた後,すい液に含まれる「 D 」によりペプチドまで消化され,さらに小腸でアミノ酸まで分解される。アミノ酸の中には体内で合成できない,または合成しにくく,外部から摂取する必要があるものがあり,これらは「 カ 」と呼ばれる。


■問題1
「 ア 」~「 カ 」に入る適切な語を書きなさい。


■問題2
「 A 」~「 D 」に入る適切な消化酵素名を書きなさい。


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★「空欄に入る語句(解答)を入れた全文章」を朗読しています。


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特に、毎日、寝る前に聴き流すことをおすすめします!

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