ほんとにやるべきことだけを炙り出す方法
やるべきことだと思ってるけど、いざ行動しようとすると鈍くなる。やる気がでない。こんな悩みありませんか。
それはきっと、本当にやるべきことではないかもしれません。
すべきことが明確になれば、やる気はおのずと出てきて、行動に変わります。
この記事では、本当にやるべきことを洗い出すための、簡単な方法をお伝えしていきます。
目的と手段が合致していない
漠然と「何か」しよう、と思ったものは、本来の目的と合致していないことがあります。
5W1Hの「why」と「what」を使って説明します。
人が漠然と何かしようと思ったものは、基本的に「what」のレベルです。例えば、
・彼女がほしいな
・旅行いきたいな
・ブログしたいな
ここには、下記のような「why」が必ず存在するわけです。
もし、やるべきことだと思ってても、行動に移せないのなら、この「what」と「why」にズレが生じている可能性があるわけです。
炙り出す方法
では、どうやってズレを確認すればいいのか。今、やる気が出ていない「what」から、「why」に立ち返ります。
whyを確認する
わかりやすい例でいきます。
仮に、「登山してみたい」と日頃思っている人がいるとします。その人は、なぜか、やる気がでません。
ここで「why?」を問います。すると、こうなります。
一見、目的と合致してるように見えます。深掘りしていきます
ズレを確認する
ズレとはつまり、ギャップです。「登山してみたい」ことと「非日常を味わいたい」にはどんな差異があるんでしょうか。
求めるスリルの度合いがズレてます。
登山に非日常があるのはわかっている。でも、今大事なのは、ハラハラ感万歳で超非現実的な体験。一般的な登山ではこの体験は難しい。
では、その差異を埋める(スリルを味わえる)他の手段を洗い出してみます。「why」にさかのぼることで、目的を達成するための、下記の手段が見えてきます。
この現状の目的に合致したものを選定すべきなんですね。
この例は、わざわざ言語化せずとも、わかりそうな内容ではありますが、実際にこうやって言語化してみると、ズレがあって、他の選択肢を見落としていることはよくあります。
大事なのは、「具体→抽象→具体」で捉え直してみること。
抽象概念の「why」にさかのぼることで、他の手段が見えてきます。その中から、目的と完全に合致した「what」を見つけて、行動に移していきましょう。
会社でも使える
以上の内容は、会社でも使えます。上司から何か仕事を依頼された場合です。ここでも「why」に立ち返ることが役に立ちます。
上司から依頼された仕事に、目的が見えなかったとします。その時は、上司に「why」を確認しましょう。「これの依頼の目的はなんですか?」と。
すると、その目的に合致する手段、つまり「what」の候補がいくつか浮かび上がってくるでしょう(それを提案できるかは別にして)。
最後に
普段、漠然と〇〇がしたい!と思ったものは、案外ズレが生じているものです。
目的に合致していないものには、当然、モチベーションは伴いません。
ぜひ、whyに立ち返って、本当にすべきものがなにか、確認してみてください^^
コメントにて感想頂けると嬉しいです(^O^)/ 毎日、21時頃に発信していきます。
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