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32歳 教えるも教わるもそれなりにやってきた。
初めまして
私は理学療法士をしています。
某国立大学を卒業し、理学療法(学位)を取得
最近、健康科学(修士)を取得しました。
堅苦しい感じですが、声が大きくポップな顔つきの32歳の理学療法士として
整形外科クリニックに勤務しています。
1. 理学療法士は「教える」仕事
理学療法士は「教える」 仕事 だそうです。
「先生」と呼ばれるのですが、私はどうしてもそれが好きじゃなく
「先生」と呼んでくれる患者さんに
「どうして孫くらいに年の離れた私のことを『先生』と呼んでくれるのですか?」
と尋ねたところ
「自分が知らないことを、教えてくれる、専門家の人は『先生』と呼ぶのですよ」
と答えてくださいました。確かに。と思いました。
理学療法士は「教える」仕事でした。
【理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。】
出典:日本理学療法士協会ホームページ2023.4.21参照
ここには、「教える」という言葉はなく「支援する」という言葉があります。
理学療法士は、専門的な知識を患者さんに「教える」ことで「支援する」のだと思います。「先生」と呼ばれることはとても尊いことです。
そうであるからには、きっちりと「教える」人間でありたい。
2. 「誰」に「何」を教えるのか
このnoteを始めるにあたって、私は理学療法士が現場で働く上での
「現職者教育」や「新人教育」といったことをイメージしました。
しかし、上述の通り、理学療法士という職業自体が
「教える」ことに特化していることに気づいたのです。
今回のnoteでの「教える」は誰がどんな相手にでも「教える」ことを想定して書いていきます。
3. どう「教える」のが「いい教え方」なのか
「教え方」は言わずもがな、大事ですね。
私は、「相手にとって正しい情報」を教えるのが「いい教え方」であり、そうすることで行動変容が得られると思っています。
「正しい情報」らしきもの は昨今ネットでもたくさん見ることができますが、
本当に正しいのか?また、「あなた」にとって正しいのか?
いくら正しくても、「あなた」や「今のあなた」にとっては正しくないかもしれない。
「あなた」にとって正しいのかは、「あなた」のことがわからないとわからない。
「あなた」のことをよく知り、「あなた」にとって正しい情報を
「あなた」の役に立つように伝えたい。
4. 「教える」ことは「相手の行動の変化を捉える」までが大切だ
正しい情報を伝えるだけはできますが、「教える」には、「相手の行動を変える」ということを含まなくてはならないと思います。
「相手の行動を変える」それはとてもとてもとても難しい。
でも、逆の立場になった時、「正しい情報」を得たら、なんとなく日々の行動や意識は変わると思いませんか?
それは目に見える変化ではないかもしれません。
なんなら、「教えてくれた先生」には、自分の変化を気づかれるのは癪な感じがするかもしれません。
でも、その変化に気付いた時、教えた側も教わった側もとても気持ちいいと思います。その変化をキャッチすること、それも教えた側の役割だと思います。
さて、「教える」とはこんな意味だと思っています。
・「あなた」のことをよく知ること
・「あなた」にとって正しい情報を得ること
・「行動変容」を促せるように伝えること
・「行動変容」に気付いてあげること
このnoteでは、教えること、教わること、そんなことを考えていきたいと思っています。
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