「勉強ができる子は何が違うのか」(榎本博明、2023)を読みました。
学校で生徒に対して、家庭で息子に対して
何か参考となる情報があればいいなという思いでした。
実際に読み進めると、それだけでなく、
社会の在り方や人生の生き方と多岐に渡り考えを深めるきっかけとなりました。
学校では「社会で通用する人材を育成」なんてよく言っています。
保護者もその言葉を聞いている時には「そうよね」という顔で聞いてますが、
実際に我が子が指導されたとなると、別物なんですかね。
どこでこの国は行き先を間違えてしまったのだろうか。
欧米を追従するつもりが、実は全く別のことをしてしまっている。
むしろ、かつての日本において重要視されてきたような内容が、
世界でも同様に大切にされているのではないだろうか。
認知反応を心がけても感情反応をしてしまう。
まだまだ修行が足りないなと感じています。
その続きでレジリエンスについての一節。
この文章を読むと、「順境よし 逆境さらによし」という
松下幸之助さんの言葉を思い浮かべました。
改めて、この言葉を調べていたら、
まさかの10年前の今日、PHPのFacebook記事になっていました。
思わず「すごーい」と一人で感動した次第です。
逆境を自身の「磨き砂」として、
「艱難汝を玉にす」を心に刻み、
今日も二度とない一日を大切に生きたいと思います。