見出し画像

クラTが持つ力

おはようございます!

僕も喫煙者だった頃にやってしまっていたことなんですが、車に乗っている時に窓から灰を捨てること、これの危なさがバイクを運転してるとよくわかりますね。


というのも最近夜にバイクを運転していると、車を運転している人、たまにバイクを運転している人でもタバコを吸っている人がいて、その人の後ろで運転をしていると灰が自分の方に飛んでくるというとんでもない危ない経験を何度かしたんですね。

正直これだけでもかなり危ないので、なるべく真後ろには付かないように気をつけながら運転をしていたのですが、これに追い打ちをかけるように車の方からは火が付いている吸い殻が飛んできて、こんなに危ないことがあるのかと久しぶりにハラハラしてしまったwataruです。


多分車で吸い殻を捨てた人は僕の存在にも気づくことがなくて、ただただ安直にポイ捨てをしただけなんだろうと思いますが、やっぱりこういう人がいるというところまで想像する力はとっても大事なんだろうなあと改めて思いました。


ということで本日は「クラTが持つ力」というテーマでお話しをしていこうと思います。


というのも最近ふと家の周りを散歩していたら、水色の奇抜なTシャツを着ている20代前半くらいの人が自転車に乗っていて、あんな奇抜な色のTシャツあるんだなって思ってよくよく見てみたら背中に”残念八重歯”と”7番”のプリントがあったんですね。


そこを見てすぐにわかったんですが、多分あれは高校生の時とかにクラスのみんなで作るクラスTシャツで、その時に作ったものを大人になった今でも持っているということなんだろうなと思ったんです。(何歳なのかはわかりませんが、、、)


それを見て”うわっクラTか!めちゃくちゃ懐かしいじゃん!”思いつつ、自分もクラTって多分実家に置いてあるよなあとふと思ったんですが、、、

その派生から”なんでクラTシャツって捨てられないんだろう?”って自分の中で色々と考えてみようと思ったんですね。


だって、たまたま見かけた同年代くらいの人が近所で着るくらい重宝されているものだし、他にもたまに友達の家とかに行くとパジャマとして着ている人もいたりするし、”これ懐かしいよね〜”とかいってわざわざ出してくる人とかもいたりして、結構な確率でクラTを捨てないでとっている人っていると思うんですね。(僕も少なからず実家には置いてあると思うので、、、)


僕なんかはファストファッションで去年流行っていた柄シャツで、少し襟元とかがヨレてしまったものは一年単位で捨ててしまうし、シミで少し汚れてしまっただけのTシャツとかもすぐに捨ててしまって新しいものに取り替えたりするんですが、そんな部類のところには全く入ってこないクラTが不思議で、なぜ捨てられないのかを掘り下げてみたんです。


すると、1番大きな理由になっているのは”思い出の装置”となっているからというところなのかなと思ったんですね。


ここが正直クラTを捨てられない大きな理由の一つだと思っていて、やっぱりクラTに書かれた自分の名前とか、背番号とか、柄とかを見るとその当時なんでその柄にしたんだっけとか、自分はなんでこの名前にしたんだっけとか、出席番号この番号だったなあとか、そういう当時のことを思い出す装置になっていると思うんですね。


さらに言えば、それは実際にこのクラTから読み取れるものだけじゃなくて、このクラTを着て回った文化祭の出来事とか、球技大会での思い出とか、そういうこのTシャツを起点にした色々な思い出も付随して思い出すことができて、このクラTが一つあれば当時の印象的な思い出の数々を思い出せるようなそんな装置になっているんだろうなと思ったんですね。


つまり、僕たちはただ単にTシャツという機能でクラTを見ていなくて、高校時代を代表する思い出の品がクラTなんだろうなと思ったんです。


そう考えるとこのクラTというものはかなり優秀な立ち位置にいるなあと思っていて、というのもこのクラTを着る場面って基本的に”晴れ舞台”の時で、何かのイベントの時に着る場面が多いと思うんですね。


そしてまあここは人によって違うかもしれませんが、やっぱり学生時代の思い出として残っているものって日常の些細なことよりも体育祭とか、文化祭とかそういうイベントでの出来事とかが割合的に多いんじゃないかなと思っていて、そう考えるとこの”クラT”と”思い出”がくっつきやすい状況にあって、こうやって上手く設計されている分大人になっても捨てられずに持っている人がいるんだろうなと思いました。


ということで本日は「クラTが持つ力」というテーマでお話しをしてみました。

正直クラTについてこんなに深く考えたことはなかったのですが、色々と深ぼって考えてみた時にいかにクラTが良い位置にいるのかということに驚愕しました。

ではまた!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?