見出し画像

『絵師が本気でトランプを作る企画』制作裏話 その1

ご覧頂きありがとうございます(*´ω`*)
今回はトランプ企画がどのように進行していたか運営の活動を皆さんに知って頂き、これを参考にして新たな企画が誕生したら良いなという意図で記事にしました。
全5回くらいになると思いますので、よろしくお願いします!

◎プロローグ

 令和4年8月3日、Twitterでの絵師様を対象とした企画(天使軍VS悪魔軍バトル企画第三弾)の運営を終えたばかりの頃でした。
フォロワーさんが企画のイラストをシール化しているのを見て、私も何か形に残るものを作りたい!と思い立ちました。

形あるものとして良く目に触れるものを考えた時、真っ先に頭に浮かんだのがトランプでした。トランプであれば遊ぶたびに見れますし、カードコレクションのように並べて眺めることもできます!

思い立ったら行動!早速Twitterのアンケート機能を使い、皆さんに意見を聞いてみることにしました。
いつも新企画のときは、皆さんがどれくらい興味を持ってくれるか探りを入れています。

結果として、7割を超える方が購入について賛同してくれたため、これはいけるのでは?と直感的に思いました(*´ω`*)

↓参考までに、今まで行った企画はこちら
天使軍VS悪魔軍バトル企画は毎回100人超えの人気企画となっています!

◎今回の課題は…

 リアルトランプを作成するにあたって、一番大きな問題は『お金』でした。
参加絵師さんから徴収して私が発注する方法もありましたが、管理が煩雑になることと、参加絵師さん以外が手に入れにくいという問題がありました。
そこで、今回の企画にマッチするのは何かと色々と調べた末に、『クラウドファンディング』はどうだろう?という結論に辿り着きました。

◎相棒登場!

 クラウドファンディングについて全くと言って良いほど知識が無かったので(一度だけ支援した経験はありました)、企画で何度も運営をご一緒して頂いている相棒マンドラさんに早速相談しました。結果は…


二人とも真っさらでしたので、まずは大手のCAMPFIREさんに企画内容についてメールで相談しました。支援募集自体は可能ですが、手数料が高額なことと、運営さんと少しレスポンスに時間がかかることがネックでした…
そんなことを考えている時に、私のツイートを見てDMをくれたのが、今回クラウドファンディングを行った『MOTION GALLARY』さんでした^_^

MOTION GALLARYさんは、手数料も業界では安い水準、クリエイター・アート系のクラファンが多い、というのも魅力だったのですが、一番は担当者が付いて最後までサポートしてくれることでした。

一度オンラインで打ち合わをしたいとの申し出を受け、それまでに、マンドラさんにはトランプ制作の印刷会社や見積もりをお願いし、私は企画書の素案作成を急ピッチで行うことになりました。

◎企画書は難しい…

 ただトランプを作るだけでは面白くないので、何かしらストーリー性を持たせられないかと思い、最初の案として浮かんだのが『ミュータントvsエージェント』という近未来スパイバトル的なものでした。
しかし、このテーマだと参加者や受け入れてくれる方が限られてしまいそうなので、次の案として浮かんだのが『アイドル』でした。
(実は『MU∞GEN Project』のタイトルは、ミュータントのMUと、エージェントのGENを取って決めたもので、その後の方針転換でもこのタイトルだけは残しました)

アイドル案も、当初は『ヴァーチャル』と『リアル』に分かれて描いてもらう予定でしたが、圧倒的に参加絵師さんがヴァーチャルに偏りそうでしたので、マンドラさんと相談し全てヴァーチャルアイドルにしてマーク毎に特徴を持たせる今の形に着地しました^_^

↓当初のストーリー案


◎運営チーム発足!!

 企画書を作る中で、やはり重要になるのが、ロゴデザイン、マークデザイン、そしてキービジュアルでした。この辺りは私の苦手分野なので、得意な方に頼むのが一番!
そこで、以前企画でお世話になった啄木鳥ツツさんにロゴデザイン、なしみさんにマークデザインをお願い出来ないか相談したところ快諾頂き運営スタッフに入って頂きました!

こうして、RPGのパーティのように、頼もしいメンバーが増えました(*´ω`*)

これで残すはキービジュアル…
私自身で描いても良かったのですが、他の調べ物や企画書の作成、そもそもクオリティの問題も有り難しい状況でした…

そんな中、無理を承知で私の推し絵師に思い切ってDMをしてみることにしました。

◎最後のピース、月原樂さん!

 DMをしてすぐに、何と推し絵師さんの月原樂さんからOKを頂けました!
この時はめっちゃ喜んだ記憶があります。まだそこまでTwitterでの交流歴がなかったので不安でしたが、いつもリプの反応も早いですし受け答えが丁寧でしたので、信じてお願いして良かった…!

そして…お願いしてから半日もせずにラフ案が上がってきました!神か…

このイラストがキービジュアルとしてとてつもなく大きな効果を発揮したお話はまた後ほど…

その2へ続く

次回は、クラウドファンディングの打ち合わせや企画募集について書こうと思います( ^ω^ )

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?