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冬こそ冷やし中華! 一年中 食べられるお店 17 (首都圏)

夏の風物詩的なポジションに置いておくのはもったいない!
寒い季節ならではの味わい方や感じ方もあるはず。
と、勝手ながらに考えています。しかし冬でも提供しているお店を見つけるのは思った以上に難しい。そんな中、見つけた17店をシェアします。
(2022.11~12に食べ歩いた情報です)

ポカポカと暖かい店内で冷やし中華を食べる。
着込んで食べる。
夏には感じえない、不思議な美味しさや楽しさを見つける事ができるかもしれません。

1:揚子江菜館(東京都千代田区)

東京都千代田区神田神保町1丁目11−3

五色涼拌麺(五目冷やしそば)

なんとも風格を感じる冷やし中華です。
どこからどのようにいただこうか、くずれてしまわないかとか、食べる前からいろいろ考えてしまいます。
ラーメンではこんな事は殆ど考えないので、また違った感覚で楽しく食べる事が出来ます。
タレは甘味とサッパリ感がバランスよく、麺の喉ごしの良い細麺。
様々な具材の中で、しっとりとした存在感を出しています。
麺と具材は今の季節に近い常温で提供さているとの事です。なるほど、口当たり良く食べやすいわけです。

2:珉亭(東京都世田谷区)

東京都世田谷区北沢2丁目8−8

冷やし江戸っ子

冷やし江戸っ子は、冷やしそばに辣白菜(甘酢・辣油等で味付けした白菜)がそえられています。
甘酸っぱいタレが多めに入っていて満足感あります。
辣白菜から染み出るピリっとした味が後半いいアクセントになります。

3:您好 「ニーハオ」(神奈川県藤沢市)

神奈川県藤沢市南藤沢4−2 喜久屋ビルB1F

冷やし中華

ラーメンと同じ丼で、タレも結構多めに入っています。
味付けはオーソドックスな冷やし中華タイプで、さらに辣油で辛みも加えられています。
具には衣をまとった鶏肉やレタスが入っていて個性的です。

4:中華料理とき(東京都品川区)

東京都品川区荏原3丁目6−8 家富ビル 1階

えび冷やし中華

タレの甘みや酸味、塩分も穏やかで、サッパリ・ヘルシーに食べられる印象です。
麺はベーシックな細麺で、冷やし中華らしいものです。
名物のえび冷やし中華では、揚げたエビがそえられ、見た目も賑やかです。プリプリの食感はもとより、そこから少しずつ染み出る油も、いいアクセントとコク感にもつながっています。

5:太陽(東京都台東区)

東京都台東区浅草3丁目42−4

冷やし中華そば

タレは甘みや酸味が抑えめでサッパリしています。量が多めなのが嬉しいです。
麺は細めの縮れタイプですが、見た目よりもコシがありシコシコっとした食感が味わえます。
麺は水で締められた後、しっかりと植物油がまぶされるので、麺自体の舌触りも味わいも楽しいです。
サッパリしたタレと油が絡み、全体的な満足感も高まる印象です。

6:冷やし中華専門店 Hiyachu「ひやちゅう」(東京都武蔵野市)

東京都武蔵野市吉祥寺本町3丁目10−2 エスカイヤビル 1F(DA・MEO・PATAKA内)

ブラックビネガー

ブラックビネガー(黒酢タレ)は、冷やし中華のオーソドックスなタイプながら、香味野菜からくるサッパリさと深みもしっかり感じ、芳醇で上品な印象です。
麺は中太平打ちでコシもあり、ついつい黙々と啜ってしまいます。
具材もそれぞれに個性・香味があり、いいアクセントになります。
その中でも、軽く味付けされ炒められたツナは、麺と絡めていくと、適度な味わいの変化や、コクのプラス感なども楽しめます。
冷やし中華専門だけあって、ブラックビネガー以外にも、グリーンソースやウニクリームといった個性的なタレを使ったメニューもあります。

7:あさひ(東京都台東区)

東京都台東区浅草3丁目33−6

四川冷やしそば

ベースとなる冷やしそばは、味わいも盛り付けも、端正な冷やし中華という印象です。
麺は細縮れタイプで、しっかりと締まっていて、喉ごしもいいです。
写真の四川冷やしそばでは、肉辛味噌が加わります。
混ぜるにつれ、結構なスパイス感と辛さで、パンチの効いた味に変化していきます。
食べ始めと終わりでは、随分と印象が変わる個性的な冷やし中華です。

8:代一元 総本店(東京都杉並区)

東京都杉並区和泉2丁目29−13

ネギチャーシュー冷やし

タレは別器で提供され、説明書きによると、煮干と月桂樹から出汁をとり、2日間かけて作っているとの事です。
麺は細めで喉ごしの良い、冷やし中華らしいタイプです。
ネギチャーシュー冷やしでは、長ネギがタップリ盛られますが、サッパリ軽めの味付けなので、冷やし中華全体のバランスがくずれることなく、いいアクセントになっています。
チャーシューも細切りではなく、ラーメン同様、丸く切られた状態で5枚入っているので、とても満足感があります。
さらに温かいスープまでついてきて(体が冷えるのでとの事でした)、心まで温まります。

9:北京飯店(神奈川県横浜市)

神奈川県横浜市中区山下町79−79

冷やし中華

タレはオーソドックスながらも甘さも適度に感じ、食べやすいです。
麺はかなり細くて柔らか目ながら、なめらかで喉ごしがいいです。
トータルとして、サッパリ・上品な冷やし中華なので、いつでもだれでも、安心して食べられる、そのような印象です。

10:ばんちゃんラーメン(東京都新宿区)

東京都新宿区中里町27−9

梅干し冷やし中華

注文後にすりおろされる生姜がタレに加わり、甘みとスッキリ感が特徴的です。
麺は細めストレートで、シンプルにフィットしていると思います。
梅干しの酸味が、後半味の変化を与え、コクも深まる感じがして、楽しんで食べる事が出来ます。

11:代一元 中野店(東京都中野区)

東京都中野区新井1丁目14−15

冷やし五目そば

別器で提供されるタレは、酸味と甘さ控えめで、醤油と出汁が効いています。
冷やし中華のタレで、出汁感をハッキリと感じる事は少ないのですが、こちらは魚系の味わいをクッキリと感じます。
麺は中細で結構コシがあり、にぎやかな具材と相まって、食べごたえと満足感、ともに高まる印象です。

12:らーめん ほくしん 草加谷塚店(埼玉県草加市)

埼玉県草加市谷塚上町623−1

冷やし中華

ベーシックな冷やし中華という印象です。
タレは酸味・甘み控え目ながら、量は比較的多めで、最後までサッパリ・アッサリと食べられます。
麺は細めの柔ら目のタイプです。 具にはワカメがタップリ入っていてヘルシー感もあります。

13:小春(東京都足立区)

東京都足立区中央本町2丁目16−15

冷やし中華

メニューの冷やし中華にも「年中無休」と書いてあり、自信を持って提供されている事がうかがえる気がします。
タレは酸味・甘み控え目でアッサリと食べれます。
麺は中太で縮れもあり、冷やし中華としては特徴的です。食べごたえがあり、麺だけでも満足感があります。

14:代一元 山下店(東京都世田谷区)

東京都世田谷区豪徳寺1丁目41−6

冷やし中華そば

別提供のタレは冷やし中華のオーソドックスなもので、甘酸っぱい中でスッキリ感も良く感じます。
麺は細めで比較的柔らく、タレを良く持ち上げるタイプだと思います。
具材は比較的少なめシンプルで、冷やし中華全体を覆っていない事もあり、最初は麺を直接タレにつけて食べ、その後、全体にタレをかけて食べるなどといった、楽しみ方もできます。

15:赤坂飯店 パレスサイドビル店(東京都千代田区)

東京都千代田区一ツ橋1丁目1−1

バンバンジー冷麺

メニュー表には平日13時以降と記載されていますが、通年提供されています。
担々麺が人気のお店だけあって、タレはゴマがベースで、濃厚で深みもあります。
麺は平打ちタイプで、モッチリ・コシがあり、食べごたえがあります。
濃厚なゴマダレがこの麺にまとわりつくので、満足感がより得られます。
具にはバンバンジーの他、クラゲも入り、コリコリ食感が、とても良いアクセントになっています。

16:立川マシマシ(東京都立川市)

東京都立川市錦町1丁目2−16 立川アーバンホテル 1Fらーめんたま館内

すごい冷やし中華

タレはオーソドックスな冷やし中華路線ながらも、酸味・甘みともに強めに効いています。
麺はお馴染みの極太麺です。 水で締められる事で、さらにゴワゴワ食感が増し、食べごたえがあります。
具材の甘辛いバラ肉、タップリのタルタルソース、アクセントのガリ含め刺激的です。
特タルタルソースを絡めていくと、どんどん味わいが変化し、これまで経験の無い、独特な麺料理に変化していくような、そんな印象です。
この時期でも丼はキンキンに冷やされ(ほぼ凍っている)、肉が常温である以外、具材・タレも極めて冷たく、拘りと徹底さを感じます。

17:日本橋札幌や(東京都中央区)

東京都中央区日本橋3丁目3−5 丸十ビル

冷やしラーメン

タレは冷やし中華のオーソドックスな味わいで、適度な甘酸っぱさでサッパリと食べやすい印象です。
麺は中細タイプで、水で締められることにより、同店で温かいラーメンを食する時以上のコシも、明らかに感じます。
このような麺の表情や印象の変化も、冷やし中華の魅力の一つだと気づかされます。


以上です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

これからもオールシーズン食べられる冷やし中華を開拓していきます。


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