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⑤TSR X CUPスタッフ、学生リーダーがみた第一回

今回は2つ連続で投稿致します。
こんにちは
東京スポーツレクリエーション専門学校
1年スポーツビジネス科の林田です。

今回は第1回TSR X CUPの大会運営に関わり感じたことなど様々綴ろうと思います。

大会運営に興味がある人は読んでみてください。
長くなりますがご愛読よろしくお願いします。

TSR X CUPとは?

行う目的として、クラブチームと高校の部活動が関わる機会を創出することで、パフォーマンス向上や参加者間の交流等、スポーツ界の発展に寄与する。
•本校の在校生が授業や実習等で学んでいる内容をアウトプットすることで、現場感を体感し、即戦力となる人材の育成を目指すことです。

高校生4チームとB leagueユース4チームがグループに分かれて激突する大会です。
そしてこの大会の運営をTSRの先生、TSRの生徒が携わっています。

最終日にはセンターコートで各グループの同じ順位同士が戦います。演出も言葉足らずで悪いですが、めちゃくちゃ凄いです。

開催するまでの準備期間

6月の後半から準備に取り掛かりました。
私が特に力を入れたのは

・各チームや場所等の表示作成
・25日の設営計画スケジュール
・28日の撤去計画

に力を入れました。

1.表示作成

この大会の内容を聞いた時
普通の表示ではなく誰かの心に少しでも残る特別な物を作成しようと考えました。
普通だと文字だけ入れて終わりなんですけど、、、
それじゃつまらないなと思って自分が表示のレイアウトを作成致しました。
各チームの物は各チームのロゴを全面的に推しだし
他の場所等は大会ロゴを全面的に推しました。

各レイアウトデザイン案

そして思考錯誤を繰り返して寂しいと思っていた
左斜め上にX CUPのロゴマークにも入っているツタと☆を使ってデザインしてます。
また光を当てた時に浮かんでくるイメージが自分の中ではあって大きい方のロゴの透明度を上げる事で文字が目立ち浮き出るようなデザインにしました。

光に当てた時のチーム表示

割ともう少し幅狭めで作成したかったという反省はありますが、デザインとしては自分の中で納得する物が出来て良かったと思います。

2.スケジュール計画

次に25日の設営計画と28日の撤去計画を立てました。
このスケジュールを考える際に必要なことは

・人員の数と配置
・作業の歩合(必要時間)
・作業の内容と優先順位
・必要な物
・先々をイメージを形にすること
です。

特に25日、、、
動ける予定の人が少なすぎて
どれを優先的にやればいいか少し迷いが出たのを覚えています。ただ計画には少しでも狂いがあることを知っているので予備で第二第三と時と場合に応じて決まった行動を決める事が出来たのが25日に設営できた要因だと思います。

25日に起きた悲劇と希望

これはあれですね。
あれ、ヤバくね?笑
と25日に先生達や同級生と話したのをよく覚えています。
何が起きたのかというと
コロナによる感染拡大の影響でこの大会の運営自体が授業時間に含まれる参加必須から実習の任意参加になったことです。
この影響で運営を辞退する人が多く
最終的には運営組がSB科20人くらいしか残りませんでした。(当初の予定はSB科102人の運営)

もちろん
僕の計画もめちゃくちゃ狂いすぎまくって
5分くらい不安になりましたが
ふとプラスの考えが浮かんで
この状況で無事に大会を終える事が出来れば
数ミリでも成長できるんじゃないかと考えました。

よくよく考えて
残った20人程の生徒の名簿を見て気付いたのが

本当にたまたまだけど
あれ、全員知ってる人だし
全員コミュニケーション取れる人達や笑

精鋭揃いじゃんと感じたのを覚えています。
数が少ない分、自分や先生達の指示は伝わりやすくなりますし、みんな真面目で自分の考えを発信してくれる人達ばかりだから僕としてもマイナスではなくプラス面が増えるばがりで絶対助かると感じていました。

計画は立て直すことになりましたが
27日のコートチェンジ作業
28日の撤去計画
細かい部分までよく考え直す事が出来たので
良かったと思っています。

開会式

大会期間の学生リーダーの在り方

大会期間だけでなく準備期間からずっと学生リーダーとしてあるべき姿について考えていました。
それは大会が終了した今でもこうすれば良かったと反省点が出るばかりです。

大会開催〜大会終了まで
色んな事を考えながら
来てくれた学生スタッフがこの大会の運営に関われて良かったと思えるようにしようという考えを根底に行動することを決めました。

その為にとった行動は
まず自ら動くこと、朝他の学生スタッフより早く来てやるべき事をやる、試合中、試合後自分なりに気付いたことは直ぐに是正したりする。
そして各部署に赴き手伝いをすること。
何より色んな人とコミュニケーションをとること。

これらはかなり意識していました。

言葉よりもまず姿勢と行動
一生懸命に動く事で
その姿勢を見てる人は必ず居ます。

少なくとも大会期間中
「リーダーが動いてくれているから俺も出来ることやるね〜」

「なんかあっても俺が手伝うよー」
「サポートもするからね」
等 数人から有難い言葉を頂いてます。

事実サポートや指示通りに動いてくれて
行動で僕に示してくれる

本当に彼らにはリスペクトしかないです。

こんな出来事があって
自分も彼らに学生リーダーとしての示しをつけないといけないと思ったと共に周りに一生懸命動く人がいることを知り大会が成功に向かうことを9割方確信したのを覚えています。

いつも飯行ってる山谷くん撮影

大会期間中の大きな作業

26日は最初は忙しかったですが時間が経過するたびにみんな流れがわかってきてスムーズに進みました。
27日も流れがある程度分かっているので何とか進んで、問題のコートレイアウトチェンジ
アリーナ内のコートを2コートからセンターコートに2時間で変更する大掛かりな作業で振り返ると大会期間中で1番しんどかったです。。。笑
色んなトラブルが起きてかなり焦りました。

ただこれに関しては
僕の計画不足が大きいと思います。
本当に申し訳ないです。
詰めれなかった部分

・可動椅子の設置方法
・間にくるステンレスの階段の設置
・中学生がする作業
・リング設置による養生シートの引き方
・トレーナーブース移動

他にもありましたがこれが印象に残っています。
理解が本当に浅かったと感じています。

その分反省して撤去作業は時と場合の対応
優先順位、一つに掛かる作業を考え
詰めに詰めて計画を立てました。
もちろん、もしもの事が起きた場合色んな対応が出来るように各作業多めに人員を配置しました。
2時間で終わる計画を立てることが出来ました。

撤去作業を行う中で最も助かった作業が
意外と思われるかもしれませんが
中学生によるポスターと観客席の座るの禁止表示剥がしです。

え、ポスター剥がすだけじゃん
と思うじゃないですか笑

このポスター実は来年も使用する予定だったので
ポスターを掲示する際に貼った養生テープを丁寧に剥がすという作業
これ学生スタッフだけでやってたら時間かかりまくりなんですよ本当に笑

先にポスター剥がしまくってくれたおかげで
学生スタッフがステンレス階段の分解分別、養生シートの撤去TO撤去に集中出来たと感じています。

中学生は、バスが来たら帰るという事を聞いていたので最初にポスター剥がしをさせたのは正解だと僕自身は感じています。剥がし作業が完了した後は他の作業を10分ぐらいして頂いてバスが着いたので帰りました。
正直中学生いなかったら絶対回ってなかったです。
本当に感謝しかありません。

あと、忘れてはいけないのが
トレーナーブースで運営をしてくれたトレーナー科のみなさん最終的にステンレス階段の分解や分別をしてカゴに入れて片付けてくれた事、モップを掛けて頂いた事、様々な事でお世話になりました。
先生には感謝の気持ちを伝えましたが
学生のみんなには伝える機会を逃してしまいました。いつか感謝の気持ちを伝えたいです。

実はこの片付けに掛かった時間を計測してて
約1時間50分で撤去作業が完了しました。

先生達は本当に2時間で終わったよ!
という事をおっしゃってましたが

それは私の計画が凄いのではなく

学生の運営スタッフのみんな
トレーナーブース運営学生スタッフのみなさん
中学生のみなさん
先生方
パワーボイス様
また体育館の管理を行なっている業者の方々

皆さんの沢山の気遣いと一生懸命の行動が
2時間以内で作業を終える事が出来た要因だと感じています。

大会ポスター
27日のコートチェンジの大まかな流れと山谷の手

気付き

この大会で気付いた事があります。
それは様々な人への配慮が必要だということです。
お客様だけでなく、選手、スタッフ、別途業者様等
が少しでもいい空間で作業や観戦をする為には小さな事でもやるべき事があると気付きました。

物を移動する事や
タイミングを見て行動すること
小さなゴミでも気付いたら拾う
養生シートを真っ直ぐにする
人の体調を確認したりする 等

そういう誰かの小さな行動と気遣いが
大会自体を良くしてくれる要因だと感じています。

そして反省点として
さっきの話でも、あった計画を詰めて考えること。
もう少しコロナ部隊や試合関係の人達を休ませることが出来たんじゃないかと思っていたり。
みんなにもっと役割を与えることが出来るんじゃないかとか思っていたり。

今回は、お客様が少なかったのもあるけど
これは今後の為に正直に言おうと思います。

スタッフの観戦ルールについて大会を通して
観客席を使用して観戦している光景が少し自分の中では疑問が残っています。スタッフが可動椅子に座る光景を見てやっと気付いた僕も僕ですが、やっぱりスタッフはメインの所に座らずあまり目立たない場所で何かあった時に対処することが出来るようにすべきだと感じました。
せめてお客様に分からないようにスタッフtシャツを脱ぐなどして頂きたかったです。
ただこれを直接言えてない僕もまだまだ甘いなと反省しております。
すみませんこれは個人的な僕の意見です。
鵜呑みにしないで頂けると助かります。

あと難しいと思ったのが
色んな所で意見があったアップコートについて
確かに選手にとっては狭いだろうなと感じていると思います。
AコートとBコートで試合時間をズラすことでアップコートを少しでも広く使用する事が出来るという改善案を聞いて僕も当時納得していたんですが
今になって
これはX CUPな訳で
モニターによる演出に支障がでるのではないかと考えたり進め方が難しくこじれる可能性がありそうだなーと感じました。

他にも色んな気付きがありました。
視野を広く持つ事で気付きが増え自分の中の経験値になると思っているのでこれからも自分の中での気付きを増やすことが出来ればいいなと感じています。

X  CUP

大会を終えて、、、

まずは、X  CUPを無事に成功させることができて安心しております。

八千代高校の皆さん優勝おめでとうございます🎊

スタッフの皆さんもお疲れ様です。
本当にお世話になりました。
ありがとうございます。

今回の大会を通して運営の難しさを知りました。
ただこの大会を無事に終える事が出来たのは
沢山の方々が協力したからです。
今大会に限らず日々の生活、仕事等どんな出来事にも繋がりという物が必ずあります。誰かが動いてくれているから作業がやりやすくなったり、感動を与える事が出来たり、用途は様々ですが影で必ず支えてくれている人が居ます。
本当に自分1人だけじゃここまでやれなかった。
その中での経験は忘れられない物になりました。関係者の方々に感謝したいです。

私自身この大会を通して多くの事を学びました。
1つだけ言えるのは
自分自身の課題が見え過ぎているということ
先生方には褒めて頂きましたが
私にとってはまだまだこんなもんじゃない
自分の力を発揮出来てないと思っています。
ただそれは、自分自身がまだ成長できるという喜びも感じています。

僕はこのままチームフロントになれるか不安です。

だからこそ色んな実習に行って
バスケだけではなく、サッカーから
スポーツだけじゃなくて、イベント関係から
多くの事を学んでいます。

それに普通の事をやっていても
自分としては面白くない

自分はそういう経験をする為に
東京の専門学校に来ました。

安定した職業を捨ててまでやりたい事がある
正直、言いますけど
他の生徒とは覚悟が違います。
嘘です。
みんなそれなりの覚悟を持ってこの専門学校に来たと思います。

出来ないを出来ないままにするのって
凄く勿体ないです。
失敗しても立ち上がってくればいいし
なんなら成功して貰って
僕が成長する為の礎になってくれたら嬉しいなと思ってます。
切磋琢磨すれば自ずと成長は出来る物です。

この大会で色んな人とコミュニケーションを取っていく中で僕と同じ様に不安を抱えている人がゴロゴロいました。
まぁ当たり前です。
一つだけアドバイスしたのは
何でも良いから挑戦することの大切さを知ってほしい。そして成功させてほしい、失敗したらその悔しさをバネに成長してほしい。
挑戦することでしか
人は前に進めないと僕は思います。

どんな状況になろうと
前に進むのみです
もう後、卒業まで1年と8ヶ月しか時間がないです。
よく考えよう

それじゃ先に行きます。

ご愛読ありがとうございます。

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