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独立記念日前夜のホームパーティ

 7月4日の独立記念日はアメリカの人々にとって最も重要な祝日で、親しい人たちが集まってお祝いし賑やかに過ごすのが通例だそうです。その前夜、私たちも娘家族と親しい数家族でのホームパーティに仲間入りし、貴重な体験をさせてもらいました。

多くの家が星条旗を掲げます

 パーティのホストはヴィンさん一家、皆さん自慢の手料理や飲み物を持ってヴィンさん宅に集合。こうした手料理持ち寄りのホームパーティは珍しくないようです。
 子どもたちも一緒に遊ぶ機会が多いらしく、広々としたヴィンさん宅の庭で走り回り,暑くなると大きなビニールプールにダイブ、もう一つ小さめのプールは娘家族の愛犬スクィークス(スクー)の専用です。日本から赴任してきたばかりのご家族もいました。

広い庭で遊ぶ子どもたち

 男の子たちはみな上半身裸、裸足で広い芝生の庭を思う存分走り回り、さんざん外で遊ぶとそのままリビングへ、ソファにずらりと並んでニンテンドー・スイッチで遊んでいます。

 大人の男性たちは外でビール、ワインなどを飲んだり、BBQの材料を焼いたりしながらのんびりとした時間を過ごしています。
    女性たちも食事をしながら、思い思いの飲み物を飲みながら談笑しています。帰りの運転を担当する方だけはアルコールなしでお気の毒でした。
    この時期は夜9時半過ぎまで明るく、真っ赤な大きな太陽が沈むと足元の芝生からホタルが飛びます。子どもたちは広い庭で見えなくならないように、首に手に足に、好きな色の光るリングを何本もつけ、大人も子どももヴィンさん宅で用意してくれた打ち上げ花火を見ました。

 アメリカでは独立記念日の数日前から個人でも打上げ花火を上げることが許されているそうです。暗くなるとあちらこちらで本格的な打ち上げ花火が上がります。

 小さな町ですが独立記念日当日には花火大会が催されます。開始時間はようやく暗くなった夜10時でした。広い広い空、どこまでも続く平らな大豆畑の向こうに上がる花火、時々スーと流れるように目の前を飛ぶホタル、のどかなアメリカの小さな町でした。

(株)YAS

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