グレートスモーキー山脈国立公園(2)
宿舎の熊
私たちの宿舎はガトリンバーグ中心街近くの山中にあるコンドミニアムでした。食料、飲み物、はてはトイレットペーパーまで持参です。
アメリカのホテルの巨大なベッドには驚かされます。ここは太い木を組み合わせた作りでなお驚きました。
部屋の壁掛けには「DON'T WAKE THE BEAR(熊を起こさないで)」と書き込まれたもの、熊を山に見立てたものがありました。暖炉の上にも熊の置物。この国立公園の一推しは熊のようです。
熊との遭遇
6月27日は、日本から持参の“電子レンジでご飯が炊けるお釜”で炊いたご飯でおにぎりを作り、国立公園西側のケイズ・コーブ(Cades Cove)に向かいました。ここには19世紀に建てられた開拓当時の水車小屋や穀倉、住居が記念館として残っています。
これらを見学した後、ビジターセンター前の広場の木に目をやると黒いものが動いています。明らかに野生の熊です。距離は20mあるかないか。
泉が第一発見者だったようで、「熊だ!」と知らせると、娘が孫に英語で伝え、この声を聞いて近くにいた観光客が集まってきました。
熊との共生
直後に、危険だから近寄らないようにというアナウンスがあり、管理人が来ましたが、銃で威嚇するようなことはなく、しばらくすると熊は森に消えていきました。
熊との共生がうまくはかられているようです。
娘や娘の友人によると、「こんなに近くで熊と遭遇できるのは滅多にない」、とのことでした。
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