学級で大切にしていること2


はじめに

皆さんお久しぶりです。2024年になり、はやくも1か月が経ってしまいました。
そしてあと2か月もすると新しいクラスと「こんにちは」ということになります。
残り2か月の期間をより有意義に過ごすとともに、来年度からに向けて、学級経営で授業で大切にしていることを紹介します。

大切にしていること

ずばり、「イメージ」です!
これだけだとよく分かりませんよね。つまり、「イメージ」ができていないということになります。
私のクラスでの「学級目標」を例にして見ていきたいと思います。

学級目標

きっとどこにでもあるような学級目標だと思います。
学級目標はどんなクラスにしていきたいのかという視点で子どもたちと話し合って決めています。
子どもたちの願いとしては「楽しい」クラスにしたいというものが多かったです。
一言に「楽しい」と言っても子どもたちがイメージするものは多岐にわたると思います。遊んでいる時の楽しさ、勉強しているときの楽しさ、ふざけ合っている時の楽しさなど。
同じ「楽しい」なのに、意味合いが人によって異なっているのです。もちろん違っていいんですが、土台としては同じ「イメージ」をもっていないと話がすれ違ってしまいます。
クラスの子どもたちのイメージする「楽しい」はふざける楽しさではなく、みんなで本気で物事に向かい合った時の楽しいでした。

みんなで まじめに 楽しい クラス

そのような経緯で学級目標が決まりました。また、みんなでを表すために周りに子どもと私の手形を押していきました。

言葉ってむずかしい

上でも述べた通り、私が大切にしていることは「イメージ」です。
同じ言葉でも人によって解釈は異なりますし、思い描くものも違うと思います。大人でもそうなのですから、子どもなんて尚更です。
でも、それが当たり前なのです。生まれ育った環境も違えが、経験してきていることも違う。
だからこそ面白いのです。
しかし、面白さを感じるためにはお互いのイメージを共有する必要があります。共有するからこそ、自分と相手との違いを感じることができるのです。自分には無い考え方を手に入れることができるのです。

共有するために

では、そうすればイメージを共有できるのでしょうか?
私が意識していることは、「どういうこと?」「たとえば?」などの返しです。
その返しをしたときに、聞いていて周りの子どもたちが「あー」とか「分かる」と言ったらイメージの共有が出来つつあります。そして反応した子にまた説明をしてもらい、再度「あー」「分かる」の反応が出たら、イメージの共有はばっちりです。

おわりに

子どもたちは大人が思っている以上にいろいろなことを考えています。ただ、それをどう表現していいのかが分からないのです。そういったことをこちらが思っておくだけで、多くのことが円滑に進んでいきます。自分自身も改めて、「イメージ」を大切にして学級経営をしていきます。


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